自分表現であるファッション・美容についての調査(20-70代女性対象) 

2015年04月07日
ハー・ストーリィ女性のあした研究所では、自分表現であるファッション・美容について、全国20-70代女性500人に調査しました。

【調査結果】

■あなたの良くつける口紅の色は?
世の女性たちは普段どんな色の口紅を選んでいるのでしょうか?
流行は「赤」と言われても、実際に普段良くつけているリップの色は、圧倒的に「ピンク」(26%)という回答。そして、色なしリップ(22%)、塗らない(21%)、ベージュ(19%)と続きます。赤はオレンジと並んで6%という結果でした。
口紅の色を色彩心理的にみると「赤」は活力・情熱といった強いエネルギーをイメージする色で元気が欲しい時に取り入れると良いと言われています。また、「ピンク」は心とカラダに優しさを与えてくれる色で幸せを感じている時や幸せを欲している時に取り入れる色と言われています。最後に「ベージュ」心が安定、安心を求めているサインと言われています。

■口紅をこだわって購入する女性は、5.6%!?
化粧品は女性の心理や行動と密接な関係を持つと言われていますが、こだわって購入していると回答した女性は5.6%。こだわりがあるのは、化粧水。例えば、化粧水は、肌に合うかが一番重要だから(30代女性)、私が気持ちよく過ごしたいから(40代女性)。
「外向けの見た目」へのこだわりよりも、普段のナチュラルな自分らしさや肌のコンディションを大切にしている女性の実態が示されているとも言えそうです。

■商品を購入する際に利用する『自分』を思い浮かべる女性は、6割
商品購入の際には、利用している自分を思い浮かべている62%
果たして女性ファッションと景気は相関するのでしょうか?

■女性誌の口紅特集は「女らしさ」「活力アップ」、赤は女性の戦闘服?
赤は「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色といわれています。
現実はピンクの口紅を身につける女性たち、でも、戦うための防護服としての「赤」は、その決意を表しているのかかもしれません。彼女たちにも鎧が必要、そのための消費が発生しているとも考えられます。
女性の社会進出が多くなり、イメージとして描く女性は、赤い色を身につけて男性社会に飛び込んで、戦っているのではないでしょうか。

■男性誌は「女性に期待しながらも、男性への警告?」
「草食男子」という言葉がでてきたように受け身の男性が増え、昨年は女性の間で「壁ドン」というワード、あこがれの行動として流行したのは女性が男性に「男らしさ」を求めているのではないかとも言われています。
一方、特に若手の男性は、女性に対して、仕事も家庭も両立を期待し、それを女性の役割として考えず、夫婦・パートナー間で平等にサポートしたいと考えています。
しかし、女性は男性に守られたい。女として扱って欲しい。と望む女性から男性へ気持ちのアピールではないでしょうか。このアピールに気がつかない男性は「受け身男子」といえるのでしょう。
「女」が強いと言われる時代、でも女は女でいたいのです。その気持ちや行動が「赤い口紅」で表されているではないでしょうか。


【調査概要】
調査件名:「あなたの暮らしとファッション」調査
実施日:2015年1月29日~2月 10日
回答者:全国20代~60代の女性

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ハー・ストーリィ]
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