ゴールデンウィークに関する意識調査 

2015年04月14日
ニッセンは、運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」にて、会員924名に対して【ゴールデンウィークに関する意識調査】を実施。

【調査結果】

■景気回復の実感がない中でのゴールデンウィーク
消費増税や物価の上昇などで出費が増え景気回復を実感できないという人が多い中、今年も4月の終わりから5月初めにかけてゴールデンウィークを迎えます。多くの労働者が祝日や有給休暇で普段よりも多くの休みをとるこの期間、各世帯はどのように消費行動を行う予定なのかを調査しました。

■ゴールデンウィークに旅行に行く人は全体の15%と昨年よりも5ポイント上昇
「今年のゴールデンウィークはどんな過ごし方をしますか」と尋ねたところ、「自宅で過ごす」と答えた人が最も多く41.0%となりました。次いで「近所(地元)のショッピングモールや施設など、周辺で過ごす」が23.2%となり、自宅や周辺の近場で過ごす人が全体の6割以上を占めることがわかりました。
一方、日帰りを含めた旅行に行くと答えた人は全体の15.2%で、うち「国内旅行」が12.2%、「海外旅行」が3.0%でした。2014年に行った「ゴールデンウィークに関する意識調査」では、国内旅行に行くと答えた人が8.7%、海外旅行に行くと答えた人が1.3%で、国内旅行・海外旅行とも増加している結果となりました。

また、宿泊で旅行に行くと答えた人にその期間を尋ねたところ、「2~3日」が最も多く66.0%、次いで「4~5日」の14.4%となりました。8日以上の長期で旅行に行くという人は9.3%となり前年の1.8%から大きく数字を増やしました。
消費増税、円安、物価高といった影響は少ないようです。

■旅行で節約すると答えた人が65%
ゴールデンウィークに旅行に行くと答えた人に「旅行中節約する項目」について質問したところ、「節約はしない」が最も多く35.2%となりました。残りの64.8%の人は節約をしていると答え、内訳は「交通費(18.8%)」「宿泊費(18.0%)」「お土産代(17.2%)」「食費(9.4%)」「その他(1.6%)」となりました。

旅行に行った際に節約すると答えた人に「節約する際のコツに」ついて尋ねたところ、「早期予約」や「ネット予約」をするという回答が目立ちました。他には「新幹線ではなく自家用車を使用する(40代・女性)」や「夜間バスを利用する(50代・女性)」など比較的安価な交通手段の利用が節約のコツとして挙がりました。また、「周囲に旅行に行くと言わない(40代・男性)」といった意見もあり、職場などへのお土産代を節約している人もいるようでした。

■旅行に行かない人の理由、最多は「混雑するのが嫌」
一方で、「近所(地元)のショッピングモールや施設など、周辺で過ごす」と答えた人にその理由を聞いたところ、「混雑するのが嫌だから」と答えた人が30.8%。次いで「お金を使いたくないから(21.0%)」となり経済的に旅行を自重する人も多いことがわかりました。

■ゴールデンウィークの出費予定、5千円以内が最多
「あなたの家庭でゴールデンウィークに使う予定の金額はいくらですか」と質問したところ、「5千円以内」と答えた人が最も多く41.2%となり、「1万円以内」と答えた人が全体の半数を超える形となりました。消費者の財布の紐は依然として固く、ゴールデンウィークで出費が増える時期とはいえ、消費行動を抑えようとしている傾向が見て取れました。
また、「これまでにゴールデンウィークに行った場所で良かったところと悪かったところ、その理由は何ですか」と尋ねたところ、大型テーマパークや観光地については「どこも混んでいて疲れた」という意見が多かったのに対し、「ゴールデンウィークは混むから、ハイキングや登山など近場の自然を楽しみに行きます。そういうところはあまり人が多くないので混雑に煩わされずにすみます。(50代・女性)」や「都心の高級レストランです。空いていてサービスが行き届いていました。(40代・女性)」といった意見があり、自宅近くの観光地ではない場所の方がのんびりできるという意見もありました。


【調査概要】
調査期間:2015年3月18日(水)~3月25日(水)
調査テーマ:ゴールデンウィークに関する意識調査
対象者:ニッセンもらえるネット会員
サンプル数:924人

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[ニッセン]
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