スマートトラベルに関する調査【夏休みの帰省編】(20代~40代男女対象) 

2015年05月26日
生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研は、20代~40代の男女500名を対象にスマートトラベルに関する調査(夏休みの帰省編)を実施。
本調査の回答者は、事前調査にて、ご自身、あるいは、配偶者の両親と離れて暮らし、「帰省する先がある」とした方です。こうした方たちを対象に、ゴールデンウィークをどのように過ごしたか聞いた上で、今年2015年の夏休みをどのように過ごす予定か答えてもらいました。

「様々なサービスを利用して、賢く、自分らしく、お得に旅行をする」という意味を指す、この“スマートトラベル”に関する第2弾のレポートが、今回の「2015年の夏の帰省」に関するレポートです。

【調査結果】

◆ 国内旅行人気が注目を集めたGWに続き、帰省&国内旅行が人気の「夏休み」

はじめに、人々がどのようにゴールデンウィークを過ごしたのかを探るために、「今年2015年のゴールデンウィークをどのように過ごしましたか?」と複数回答形式で聞きました。この質問への回答として上位3項目は、「自宅でのんびり」(55%)、「外食」(47%)、「ショッピング」(41%)。「帰省」(32%)は7位、「国内旅行」(21%)は8位と、いずれも一定数はいたものの、上位にはおよびません。国内旅行をした人は多かったと言われる2015年ですが、多数派を占めるまでには至らなかったようです。
また、第1弾「2015年のゴールデンウィークの旅行」では、早めに旅行の計画をたてることが“スマートトラベル”の第一歩であることが分かりました。今回の調査でも、代表的なところでは、「ライブの観賞のために東京へ旅行に行ったのですが、今年に入ってすぐに予約をしたので、割引サービスで安く飛行機で行けて良かった。(大阪府・女性26歳)」といった回答が寄せられました。一方で、直前に慌ててたてた計画では、ゴールデンウィークを満喫することはできません。このことは、多くの人が「予定を決めるのが直前で、良い選択ができなかった。(福岡県・男性25歳)」というような回答をしていることからも明らかです。

それでは、こうした傾向は夏休みには、どのように変わるのでしょうか。
「今年の夏休みに予定している過ごし方」を複数回答形式でたずねたところ、最も多かったのは「帰省」(40%)。以下、「自宅でのんびり」(34%)、「外食」(28%)、「家族団欒」(28%)と続きます。「国内旅行」(21%)も6位で、ゴールデンウィークの時よりも高い順位でした。夏休みの「帰省」や「国内旅行」のニーズは、ゴールデンウィークのシーズンよりも高いことが明らかになりました。新生活が始まったばかりのゴールデンウィークに比べて、子供たちが長期休暇中の夏休みの方が、泊まりでのお出かけはしやすいと言えるでしょう。
特に、夏休みに帰省するという人は多いです。今回の調査でも、「夏休みに毎年帰省している」という人が61%で、6割超。「毎年ではないが、よく帰省している」という人も合わせれば79%を占めます。夏休みは、年末・年始と並んで2大帰省シーズンであると言えるでしょう。そこで、“夏休みの帰省”について、より詳しく調べてみます。

◆ “安く”、“早く”、“快適に”… 夏の帰省のポイントは、交通手段の早期予約による割引サービスの活用

まず、「夏の帰省で困っているポイント」を自由回答形式で聞きました。すると、「ラッシュ時期を外したいと思っているが、休みの日程を動かせない。(沖縄県・女性40歳)」、「お金がかかることと、混雑しているので帰省しても疲れるだけ。(大阪府・女性26歳)」というように、多かったのは、帰省時の交通手段への不満を語る人でした。多くの人が帰省する時期なので、移動時の混雑やそれにともなう疲れが悩みとしてあげられました。
一方、「帰省の際に利用する交通手段に求めるポイント」を複数回答形式で聞きました。この質問に対して多かったのは、「安く済ませたい」(50%)、「移動時の疲れを軽減したい」(30%)、「移動時間を短くしたい」(27%)といった回答です。帰省の際の交通手段には、“安く”、“早く”、“快適に”、移動できることを求めているようです。
実際に、「帰省の際に利用する交通手段に工夫しているポイントはありますか?」とたずねると、「飛行機を早めに予約するようにしている。(東京都・男性44歳)」、「交通手段は、ピークの日程を外すことで安く済ませることができる。(埼玉県・女性34歳)」といったように、交通手段については、ゴールデンウィークと同様、予約の仕方を工夫することでコストを安くおさえることがポイントのようです。
そこで、こうした交通手段の早期予約の割引サービスについて、利用意向を聞きました。「夏の帰省時に、交通手段の早期予約による割引サービスを利用したいと思いますか?」と聞いたところ、76%が「利用したいと思う」と回答。その利用意向度は、8割に迫ります。


【調査概要】
調査名:スマートトラベルに関する調査(夏休みの帰省編)
調査対象:20代~40代の男女500名 (※性別・年代別に均等割り付け)
 ※ご自身、あるいは、配偶者の両親と離れて暮らし、「帰省する先がある」と回答した人
調査期間:2015年5月11日(月)~2015年5月13日(水)
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

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[トレンド総研]
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