企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査 

2015年09月01日
MMDLaboは同社が運営するMMD研究所とコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」は共同調査を行い、第5弾としてスマートフォンを所有する15歳以上の男女1,580人を対象に「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」を実施。本調査では対象者を会社員、専業主婦(主夫)、学生の3属性に分けて取得しています。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ SNSでの企業公式アカウントフォロー率「Twitter」が最多

■ LINE公式アカウント利用は61.6%

■ LINE公式アカウントの割引クーポン38.2%が利用経験あり、割引クーポン目的で公式アカウントの追加は48.2%

■ スタンプ目的で公式アカウントを追加した人の約半数がその企業の好感度が上がったと回答し うち26.5%がその企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えたと回答

■ ダウンロードしたことがある企業公式アプリ「マクドナルド、ユニクロ、G.U.」

■ 企業公式アプリのプッシュ通知「有効」にしている人は30.8%、プッシュ通知がきっかけで商品購入したことがある人は24.0%


【調査結果】

■ SNSでの企業公式アカウントフォロー率「Twitter」が最多

スマートフォンを所有する1,580人を対象に企業、ブランド、ショップなどの公式アカウントをフォローしているSNSについて聞いたところ、Twitterが31.7%、Facebookが18.9%、Instagramの8.9%が企業アカウントをフォローしていることがわかった。

■ LINE公式アカウント利用は61.6%

スマートフォン所有者(N=1,580)にLINEの公式アカウントについて聞いたところ、「追加したことがある」が61.6%、「追加したことはない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。

続いて、追加したことがあるアカウントのカテゴリについて聞いたところ最も多かったのは「ファッション」で42.2%だった。
これを属性別で見ると会社員の39.0%が「ファッション」と回答し、次いで「グルメ・フード」が35.7%、「ゲーム」が31.0%だった。専業主婦では「ファッション」が53.8%と最も多く、次いで「グルメ・フード」が40.8%、「ショップ・グッズ」が40.0%となった。学生では「アーティスト」が43.4%と最も多く、次いで「ファッション」が41.8%、「グルメ・フード」が38.2%となった。

■ LINE公式アカウントの割引クーポン38.2%が利用経験あり、割引クーポン目的で公式アカウントの追加は48.2%

LINE公式アカウント利用者(N=973)を対象に、割引クーポンを利用について聞いたところ「利用したことがある」と回答した人は38.2%だった。続いてクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあるかを聞いたところ、48.2%の人がクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあることがわかった。

LINE公式アカウント利用者(N=973)を対象に、公式アカウントを追加したきっかけと目的を聞いたところ、きっかけでは「LINE内のお知らせから」が47.7%と最も多く、次いで「友人から送られてきたスタンプで知った」が19.5%、「店頭での告知やチラシで知った」が13.3%となり、目的では「スタンプが欲しかったから」が55.1%と最も多く、次いで「クーポンを使うため」が38.2%、「セール情報やキャンペーン情報が欲しかったから」が25.7%となった。

■ スタンプ目的で公式アカウントを追加した人の約半数がその企業の好感度が上がったと回答し
 うち26.5%がその企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えたと回答


LINEのスタンプ目的で公式アカウントを入手したことがあると回答した人(N=576)を対象に、スタンプを手に入れたことでその企業の好感度が上がったことはあるかという質問をしたところ、49.1%の人が「好感度が上がった」と回答した。
また、「好感度が上がった」と回答した人(N=283)を対象にスタンプ入手後、実際にしたことがある行動について聞いたところ、「その企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えた」が26.5%と最も多く、次いで「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになった」が20.8%となった。

■ ダウンロードしたことがある企業公式アプリ「マクドナルド、ユニクロ、G.U.」

スマートフォンを所有する1,580人を対象に飲食店や小売店などの公式アプリについて聞いたところ76.1%の人が公式アプリをダウンロードしたことがあると回答した。
続いて、公式アプリダウンロード経験者(N=1,203)にダウンロードした公式アプリのサービス名を聞いたところ、「マクドナルド」が75.1%と最も多く、次いで「ユニクロ」が35.3%、次いで「G.U.」が27.4%となった。

■ 企業公式アプリのプッシュ通知「有効」にしている人は30.8%、プッシュ通知がきっかけで商品購入したことがある人は24.0%

公式アプリダウンロード経験者(N=1,203)にプッシュ通知について聞いたところ、「現在有効にしている」と回答したのは30.8%、「現在はないが過去に通知を有効にしていた」が29.4%となった。
続いて、プッシュ通知有効経験者(N=725)を対象にプッシュ通知がきっかけで商品の購入をしたことがあるかを聞いたところ、24.0%の人が「購入したことがある」と回答した。


【調査概要】
調査期間:2015年8月21日~8月22日
有効回答: 1,580人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する15歳以上の会社員、専業主婦(主夫)、学生

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[MMD研究所]
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