「テレビ視聴」についての調査 

2015年11月09日
日本リサーチセンターは、、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を、毎月定期的に実施しております。

このたび「テレビ視聴」について、NOSにより自主調査を企画・実施いたしました。

【調査結果の要約】

●テレビは依然として、各メディアの中で圧倒的な存在感を持っている
・テレビを毎日利用している人は全体の95%で、新聞(53%)や、SNS、動画共有サイト、WEBサイトなどのネット系メディア(20~39%)に比べて大きな差がある。
・テレビを1日に1時間以上利用する人でみると、1位はテレビ(86%)で毎日利用している人と変わらないが、2位はSNS(21%)となり、新聞(12%)を上回る。
・テレビは、多くの人が接触しているだけでなく、1日当たりの接触時間も長い。「1日に3時間以上」が41%を占めるメディアは他にはなく、次に多いSNSは6%と大きな差。

●ニュース・報道番組は9割が視聴
・「ニュース・報道番組」は全体の94%が視聴している。「ドラマ」(84%)「バラエティ」が(81%)がこれに続き、「映画」「スポーツ」「ドキュメンタリー」は7割台。

●放送時間中の視聴がメインだが、映画やドラマでは録画視聴が多い
・ジャンルごとに視聴方法をきくと、ほとんどのジャンルで「放送時間中(リアルタイム)」が最も多い中、映画だけは「録画視聴」が42%と、「放送時間中(リアルタイム)」の39%を上回った。ドラマ(録画視聴40%、リアルタイム51%)も、録画視聴が比較的多い。

●テレビ番組を見る理由は、時代にキャッチアップするためと、手軽な娯楽として
・テレビ番組を見る理由では、全体の67%が「ニュースや最近の時流が分かるから」を挙げておりトップ。次いで「最も手軽な娯楽だから」(52%)、「内容がおもしろいから」(41%)。

●テレビを見ることは習慣化され、日常生活の中に浸透している
・「食事をしながらテレビを見る」ことが「よくある・時々ある」と答えた人は全体の87%を占める。同様に、「朝起きたときや帰宅したとき、すぐにテレビのスイッチを入れる」も79%で、家庭の日常生活の中にテレビ視聴が習慣化されている。
・「テレビ番組表で、見たい番組をチェックする」「好きなテレビ番組があり、毎週/毎日見逃さないようにしている」も71~77%と多い。
・テレビで知った情報の内容について、「テレビ番組で知った情報が、自分の生活で役に立つ」は78%、「テレビ番組の内容について、友達や家族と話題にする」は74%と多く、暮らしの中にテレビの内容が浸透している。

●テレビCMの効果は健在
・「テレビCMを見て、その新商品が発売されたことを知る」は78%、「テレビCMをきっかけに、その商品や企業に興味を持つ」も65%と多く、テレビCMの効果は健在。

●WEB誘導型CMで、実際にサイトを見る人は少ない
・「『続きはWEBで』とURLが出るCMで、そのWEBサイトを見に行く」は5%と少ない。


【調査概要】
調査方法:NOS 調査員による個別訪問留置調査
調査対象:全国の15~79歳の男女個人
有効回収数:1200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間:2015年7月調査 2015/7/1 ~ 2015/7/13

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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