子ども部屋についてのアンケート調査(子育て中の親対象) 

2015年12月15日
野村不動産アーバンネットは、子育てと住まいを考える情報サイト「ノムコム with Kids」において、第4回アンケートを実施しましたので、結果をお知らせいたします。
「ノムコム with Kids」の第4回アンケートは、「子ども部屋についてのアンケート」です。
子ども部屋の有無や用意したきっかけ、子ども部屋を用意したことでの影響を伺いました。居住形態やきょうだいの有無、お子さまの年齢によってどのような違いがあるのでしょうか。アンケート結果とあわせて、回答者から寄せられた、子ども部屋についての工夫もご紹介します。

【調査結果】

Q1 現在、お子さまの子ども部屋(個室)はありますか?
全体では、53.1%の方が子ども部屋は「ある」と回答しました。
居住形態別にみると、子ども部屋の保有率は賃貸(マンション・アパート)では 31.8%、持ち家(マンション)では 59.0%となった。また、間取り別では 3LDK 以上で 5 割、広さ別では 80 ㎡以上で 7 割を超える結果となり、子ども部屋の保有率には家の広さや部屋数が大きく影響をしていることがわかる。

~子ども部屋がある方・複数お子さまがいらっしゃる方~
Q2 現在の子ども部屋の状況・今後の計画を教えてください。
お子さまが複数いらっしゃるご家庭においては、63.0%の方が「お子さまそれぞれに子ども部屋がある」
と回答。一方で、「きょうだいで一緒に使っている」と回答した 37.0%の方のうち、将来的には「それぞれに子ども部屋を用意しようと考えている」と回答した方は 46.0%となった。

~子ども部屋がある方~
Q3 子ども部屋を用意するきっかけは何ですか(何でしたか)?
子ども部屋を用意するきっかけは「引っ越したから」が 1 位。
2 位は「子どもに自立してもらいたいから」、3 位は「小学校に入学する(した)から」という結果になった。

~子ども部屋がある方~
Q4 お子さまが勉強や宿題をする場所は主にどこですか?
お子さまが勉強や宿題をする場所は「子ども部屋」が 42.3%
「リビングダイニング」が 40.2%とほぼ変わらない結果に。

子どもの世代別にみると
お子さまが勉強や宿題をする場所は、小学校低学年では 76.4%が「リビングダイニング」
高校生以上では 72.7%が「子ども部屋」で勉強をしているという結果になった。
中学生でも 6 割以上がリビングダイニングで勉強をしており、程良い緊張感と安心感をもって学習に取り組むことができるといわれるリビング学習の定着が伺える。

~子ども部屋がある方~
Q5 子ども部屋を用意したことでのメリットは何ですか?
子ども部屋を用意したことでのメリットは「自立心が芽生えた」が 1 位。
2 位は「プライバシーが保たれるようになった」、3 位は「勉強するようになった」という結果になった。

~子ども部屋がある方~
Q6 子ども部屋を用意したことでのデメリットは何ですか?
子ども部屋を用意したことでデメリットは「特になし」が 1 位であるものの、「子どもの様子が分からなくなった」15.5%、「部屋にこもるようになった」11.2%という回答もあった。

~子ども部屋がない方~
Q7 将来、子ども部屋を用意しようと思いますか?また、それはいつになったらとお考えですか?
現在子ども部屋を用意していない方の 77.1%が将来的に「子ども部屋を用意する」と回答。
また、子ども部屋を用意する適齢期は 39.2%の方が「小学校 1 年生」と回答した。

~子ども部屋がある方~
Q8 子ども部屋について工夫したことは何ですか?
沢山のご意見の中から、その一部をご紹介します。

・リビングの隣を子ども部屋にし、しめ切らないことで、子どもの様子がよく分かる。
 勉強でわからないことがあった時にすぐに聞きやすい。
・リビングを通って子ども部屋に行く道順にした。
・棚の崩壊や物の落下を防ぐために、低い棚を用意し、その上には何も置かない。
・ぶつかってもけがをしないように、角を作らないようにした。
・学習中の子どもの姿が見えるように、机を配置。


【調査概要】
調査時期:2015年10月16日(金)~11月10日(火)
調査対象:ノムコム会員(子育て中の親)
有効回答数:437人
調査方法:インターネット調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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