2015タレント番組出演本数ランキング  

2015年12月15日
メディアの調査・分析を行うニホンモニターは、2015年1月 ~ 11月のテレビ番組出演者データを基にした『2015タレント番組出演本数ランキング』をまとめました。

【調査結果】

◇勢力図“激変”、澤部佑さん初のトップ3◇

2015年の番組出演本数ランキングは、TOKIO・国分太一さんが昨年に続いて連覇を飾った。2位との差を約100本引き離し、圧倒的な力強さをみせた。TBSのニュース番組の顔としてすっかり定着し、グループとしても音楽番組やバラエティなど幅広く活躍。出演本数が昨年とまったく同数という安定感を見せている。3位にはお笑いコンビ・ハライチの澤部佑さんがランクイン。昨年の圏外から一気に初のトップ3入りを果たした。今年に入って新番組やドラマが10本始まったことが、順位を押し上げる要因となった。そして、2011年から4年間、3位以内をキープしてきた有吉弘行さんは6位に後退。さらに、坂上忍さんが昨年10位から5位にアップするなど、上位陣の勢力図が大きく変わった。

女性部門では、小島瑠璃子さんが初の年間女王に輝いた。出演本数が昨年と比べて50本以上も増加。スポーツ番組「S☆1」(TBS)のキャスターをはじめ、4月から始まった情報番組「サタデープラス」(TBS)に出演するなど飛躍の年となった。

▼ 2015テレビ番組出演[のべ*]本数ランキング【総合】 *出演番組の放送回数分をカウント

1 国分太一(TOKIO)
2 設楽統(バナナマン)
3 澤部佑(ハライチ)
4 加藤浩次
5 坂上忍
6 有吉弘行
7 小島瑠璃子
8 春日俊彰(オードリー)
9 後藤輝基(フットボールアワー)
10 博多大吉(博多華丸・大吉)
11 若林正恭(オードリー)
12 羽鳥慎一
13 大久保佳代子(オアシズ)
14 上田晋也(くりぃむしちゅー)
15 千原ジュニア(千原兄弟)
16 夏目三久
17 ビビる大木
17 土田晃之
19 高橋茂雄(サバンナ)
20 山里亮太(南海キャンディーズ)

◇番組タイトル本数№ 1は鈴木奈々さん、芥川賞受賞の又吉直樹さんもランクイン◇

番組タイトル本数ランキングは、鈴木奈々さんがトップとなった。“元気キャラクター”として、NHKから民放まで様々なバラエティに出演。上半期トップの座をそのまま維持した。また、このランキングでも3位につけた澤部佑さん。総合的にみてもテレビ露出の高いタレントさんといえる。そして、小説「火花」で芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんは、6位にランクイン。受賞をきっかけにバラエティだけでなく、人物像に迫ったドキュメンタリー番組への出演も増加。今年の芸能界の顔ともいえる活躍ぶりだった。

◇大ブレイク!厚切りジェイソンさん◇

昨年と今年を比べ、出演番組の差が大きかった、いわゆるブレイクタレント。トップは、お笑いとIT企業役員の二足のわらじを履く異色のアメリカ人タレント・厚切りジェイソンさん。昨年0本(注:昨年12月に2番組出演)から153番組へと一気にスターダムにのし上がった。ネタ見せ番組のほか、日本の文化の違いや問題点を探る番組にも数多く出演。「Why?Japanese People!」というフレーズがまさにハマった。今年のブレイクタレントは、こうした流行フレーズを生んだお笑いタレントさんがランクインしているのが特徴となっている(とにかく明るい安村さん、おかずクラブさん、クマムシさん、8.6秒バズーカーさん)。その一方で、近年花盛りとなっている旅番組に出演するタレントさんも多い(厚切りジェイソンさん、篠原信一さん、あばれる君さん、佐藤栞里さん、橋本マナミさん)。2015年は近年のテレビ界を象徴する顔ぶれが集まった。


【調査概要】
調査項目:
 タレント番組出演[のべ]本数 (出演番組の放送回数分をカウント)
 タレント番組出演[タイトル]本数(同一タイトルは複数回放送されても1本としてカウント)
調査期間:2015年1月1日~2015年11月30日
対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)
※グループ出演と個人出演の合算にて集計
※アナウンサーは対象外とする。
※通販番組出演者は対象外とする
※再放送番組は対象外とする
※ナレーション出演は対象外とする

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