医薬部外品(薬用化粧品)に関する意識調査(20代~40代女性対象) 

2016年08月09日
ホシケミカルズは、20代~40代の女性461人を対象に『医薬部外品(薬用化粧品)に関する意識調査』を実施しました。

【調査結果のポイント】

(1) 73.8%が医薬部外品に対して「高い効果効能」をイメージしている

(2) 61.8%が医薬部外品の使用経験あり

(3) 医薬部外品で人気のアイテムは、化粧水・洗顔料などスキンケア群

(4) 78.7%が基礎化粧品購入の決め手は「機能・成分」と回答


【調査結果】

(1) 73.8%が医薬部外品に対して「高い効果効能」をイメージしている
医薬部外品にどのようなイメージを持っているかお聞きしたところ、73.8%の女性が「効果効能が高い」と回答しました。次いで、半数の女性が「配合成分が優れている」(57.3%)「高品質」(49.7%)を支持しました。効果効能、配合成分、品質という点から、医薬部外品について総合的評価が高いイメージを持っていることが分かります。
また、4割の女性が「化粧品よりも付加価値がある」と答えました。医薬部外品は、化粧品としての期待効果に加え、肌あれ・にきびを防ぐ、美白、といった効果を持つ有効成分が配合されています。化粧品と医薬品の間に位置することから、一般的な化粧品よりワンランク上のイメージを与えるのかもしれません。
その他「研究成果がしっかりと出てそう」「キチンとした研究がなされているイメージ。安心感」といった意見が寄せられました。研究をベースにした製品、という認識を持つ女性が一定数いるようです。

(2) 61.8%が医薬部外品の使用経験あり
普段のスキンケアやボディケアなど、お肌のお手入れに医薬部外品を使用したことがあるかお聞きしたところ、61.8%の女性が「使用したことがある」と回答。6割以上が医薬部外品であると認識した上で、普段のケアに取り入れていることが分かります。
また、2割の女性が「分からない」と回答していますが、市場でのアイテム数拡充を考えると、自覚がないまま使用している方も含まれるのではないでしょうか。

(3) 人気アイテムは、化粧水・洗顔料などのスキンケア群

(2) の質問で「使用したことがある」と回答した285人を対象に、品目(種類)をお聞きしたところ、「化粧水」(57.5%)が最も高く、「洗顔料」(43.9%)が続きます。その他、上位には「美容液」(30.5%)「クリーム」(27.4%)「乳液」(27.0%)などフェイシャルケアアイテムが選択されています。全体を見ると「日焼け止め」(21.8%)をのぞき、メイク用品が少ないことが分かります。そもそも、医薬部外品のメイクアイテム自体、認知度が低い可能性もありますが、リップクリームや、ニキビケア効果が期待できるファンデーション・メイク下地などが販売されています。
さらに「歯磨き粉」(26.3%)「シャンプー」(20.4%)「入浴剤」(16.8%)「消毒ジェル」(9.5%)といった、オーラルケアやヘアケア、そして日用品まで多岐にわたっています。スキンケアに限らず、日常生活の様々なシーンに浸透していることが分かります。

(4) 78.7%が基礎化粧品購入の決め手は「機能・成分」と回答
基礎化粧品を購入する際の決め手をお聞きしたところ、「機能・成分」が78.7%で最上位となりました。次いで7割の女性が「使い心地」(70.1%)と回答。共に、7割台の女性が選択する結果となりました。さらに3位に「価格帯」(68.1%)が続き、5位の「ブランド(メーカー)」(35.4%)は3割台にとどまりました。
多くの女性にとってスキンケアは日常生活の一部です。有名ブランド品を無条件に選ぶのではなく、自分の肌にとって“使い心地がよく”さらに“機能・成分に期待できるか”という点が、購入の決め手となっているようです。ブランドに左右されない女性たちの堅実な様子がうかがえます。
毎日のケアに効果・機能性を求めると、自ずと医薬部外品を選択する機会が増えるのかもしれません。


【調査概要】
調査期間:2016年4月15日~2016年4月24日
調査地域:全国
有効回答数:女性(n=461 ※nは調査対象人数のこと)
調査方法:インターネットリサーチ

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