国内主要112行の第2四半期決算(中間期)預金・貸出金等実態調査
2016年12月26日■大手銀行7行は、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、あおぞら銀行。各数値は各行の2016年9月中間期の決算短信(単体ベース)に記載されている数値を採用
【調査結果】
1 2016年9月末の国内主要112行の預金は691兆8695億6100万円となり、2015年9月末比で28兆5696億5200万円増加(4.3%増)。大手銀行、地方銀行、第二地方銀行の3業態すべてで増加し、大手銀行(22兆5857億9200万円増、6.3%増)の増加が目立った
2 預金者に対して支払った預金利息は、2016年9月中間期(2016年4月~9月)で2911億6000万円となり、2015年9月中間期(2015年4月~9月)比で197億6200万円増加(7.3%増)。大手銀行(21.7%増)で増加した一方、地方銀行(21.8%減)、第二地方銀行(17.1%減)で減少した
3 貸出金は490兆6098億800万円となり、2015年9月末比で3兆9252億8400万円増加(0.8%増)。大手銀行(1.9%減)で減少した一方、地方銀行(3.9%増)、第二地方銀行(3.4%増)で増加した
4 融資先から受け取った貸出金利息は、2016年9月中間期で3兆408億9800万円となり、2015年9月中間期比で883億7100万円減少(2.8%減)。3業態すべてで減少した
5 2016年9月中間期の利ざや(貸出金利息-預金利息)は、2兆7497億3800万円となり、2015年9月中間期比で1081億3300万円減少(3.8%減)。3業態すべてで減少した
6 地方銀行と第二地方銀行を対象とした地域別(本店所在地別)動向では、9地域すべてで預金、貸出金ともに増加。預金は「北海道」、貸出金は「九州」での増加率が目立った
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