「家庭向け・個人向け先端商品の利用率、利用意向率」に関する調査(20歳以上の男女個人対象) 

2017年04月30日
中央調査社は、全国 20 歳以上の男女個人を対象とし、「家庭向け・個人向け先端商品の利用率、利用意向率」に関する調査を実施しました。調査は 2017 年 2 月、個別面接聴取法で行い、有効回収数は 1,200 人でした。この調査は 1986 年から毎年行っており、今回で 32 回目です。

【調査結果からみた主なポイント】

◎「4Kテレビ」に高い利用意向、利用率も緩やかに上昇

AV関連機器等では、
・「4Kテレビ」の利用率は、前回と比べ 1.0 ポイント増の 3.7%。利用意向率は 11.5%で、前回より 2.9 ポイント上昇して、初めて1割を上回った。
・「ブルーレイプレーヤー/レコーダー」はこれまでの利用率の伸びが止まり、前回とほぼ同じ 40.4%であった。
・「コンパクトデジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラ以外)」の利用率が低下する中で、「デジタル一眼レフカメラ」の利用率は前回より 3.5 ポイント上昇して 18.2%となった。

◎「タブレット型」と「モバイルノート」の利用が増加

パソコン関連機器では、
・「タブレット型」と「モバイルノート」の利用率が、それぞれ前回より 2.8 ポイント、2.2 ポイント増加して、28.5%、14.6%となった。一方、「ノート/ブック型」は 42.2%で 4.1 ポイントの減少。「デスクトップ型」は 24.2%で前回とほぼ同じ。

◎「スマートフォン」の利用率の増加が続くも、伸び幅は縮小

通信関連等では、
・前回「携帯電話(スマートフォン以外)」の利用率を初めて上回った「スマートフォン」の利用率は、今回もさらに上昇して 58.4%となったが、伸びは 2.1 ポイントと小幅にとどまった。一方、「携帯電話(スマートフォン以外)」の利用率は、2011 年の 85.9%から減少を続け、46.6%まで落ち込んだ。
・「スマートフォン」は、若い世代ほど利用率が高く、20~40 代では9割前後、50 代でも6割以上が利用しているが、60 代では3割台、70 歳以上では1割台にとどまり、高齢層の利用は限定的である。


【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:20 歳以上の男女個人
標本数:4,000
抽出方法:層化三段無作為抽出(住宅地図)
調査方法:個別面接聴取法
調査時期:2017 年 2 月 3 日~13 日
有効回収数:1,200

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[中央調査社]
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