スマートフォン動画広告の視聴と生活者の態度変容に関する調査(15~49歳対象) 

2017年11月13日
サイバーエージェントの連結子会社で動画広告に特化した広告代理事業を行うCyberBullは、スマートフォン動画広告の視聴と生活者の態度変容に関する調査結果を発表いたします。

【調査サマリー】

・スマートフォン上で動画広告を最後まで視聴した経験がある人は半数を超え、30代、40代の男女においても4割以上の結果に
・スマートフォンで動画広告を最後まで視聴する理由は「動画の時間が短かったから」「興味・関心のある商品・サービスだから」という回答が4割以上
・スマホ動画広告視聴後に「商品・サービスの資料・サンプルを請求した」人の割合は、20代~40代男性でテレビCM視聴後と比較し1.7倍という結果に

【調査結果】

(1)スマートフォン動画広告の完全視聴について
・スマホ動画広告を「最後まで見たことがある」と回答した人は全体の半数を超える
・10代がもっとも多く、約6割がスマホ動画広告を「最後まで見たことがある」と回答
・さらに、30代40代も男女ともに4割以上が「動画広告を最後まで見たことがある」と回答

(2)動画広告を完全視聴した経験のある媒体
・動画広告を最後まで視聴した経験がもっとも多い媒体はYouTubeで全体の8割以上
・30代40代男女も平均8割以上がYouTubeの動画広告を最後まで見たことがあると回答
・Instagramは調査した全年代において、女性の5人に1人以上が動画広告を最後まで見た経験があると回答

(3)動画広告を完全視聴した理由 ※複数回答
・もっとも多いのは「動画の時間が短かったから」で40.3%。次に多い回答は「興味・関心のある商品・サービスだったから」で40.1%となった。コンパクトな長さに生活者の興味・関心のある情報を含めた動画広告であれば最後まで視聴されやすいと考えられる。

1 動画の時間が短かったから 40.3%
2 興味・関心のある商品・サービスだったから 40.1%
3 内容が面白かったから 37.7%
4 飛ばす・閉じるのが面倒だったから 30.9%
5 内容にストーリー性があったから 23.9%

(4)動画広告を最後まで視聴しなかった理由
・もっとも多いのは「興味・関心のない商品・サービスだから」で22.8%。
完全視聴の理由では「広告の時間が長いから」が重視されていたが、視聴しない理由では興味・関心のある商品かどうかの方が重視されている。

1 興味・関心のない商品・サービスだったから 22.8%
2 コンテンツ利用の邪魔になるから 19.4%
3 広告の時間が長いから 16.4%
4 いきなり動画広告が再生されるから 8.9%
5 同じ広告が何度も表示されるから 6.5%

(5)広告視聴後の行動について
・広告視聴後に「商品・サービスを調べた」と回答した人は、全体でみるとテレビCMの方がわずかな差でスマートフォン動画広告よりも多い回答となったが、10代、40代女性においては、スマートフォン動画広告視聴後の数値がテレビCMを上回った。

・広告視聴後に「商品・サービスの資料・サンプルを請求した」と回答した人は、男性20代~40代でテレビCM視聴後の数値をスマートフォン動画広告視聴後が上回る結果となり、特に30代男性はスマートフォン動画広告の視聴後の数値がテレビCM視聴後の2倍となるなど、スマートフォン動画広告が購買活動に大きく影響していることが分かった。一方女性は、おおよそテレビCMから受ける影響の方が大きいが、20代に関してはスマートフォン動画広告も同率の回答となり、スマートフォン動画広告もテレビCM同様に購買行動へ影響を与えていることがわかる。


【調査概要】
調査主体:株式会社CyberBull
調査地域:全国
調査対象:15~49歳 ※中学生、放送業、調査業・広告代理業を除く
サンプル数:1,000サンプル
調査委託先:マクロミル(調査手法:インターネットリサーチ)
実施期間:2017年10月6日~ 2017年10月8日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[サイバーエージェント]
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