消費者と企業のコミュニケーション実態調査2019(直近6ヶ月間のうちに企業とコミュニケーション経験がある男女対象) 

2019年11月26日

トランスコスモスの AI 研究所である「Communication Science Lab(コミュニケーションサイエンスラボ)」は、「消費者と企業のコミュニケーション実態調査2019」を発表しました。4年目となる本調査では、経年で実施している通常の調査結果の解説に加え、消費者をファンに育成するためのプロセスを独自に模式図化した「優良顧客育成地図」をスペシャルコンテンツとして特設サイトに公開しました。

調査結果


■ コミュニケーション体験がファンを生み出すプロセスを図解した「優良顧客育成地図」

本調査では、過去の調査結果と継続性を保ちつつ、新たなテーマとして、消費者が企業・商品を認知し、比較検討の結果、購入を決定し、リピーターやファンになり、クチコミを拡散するまでのプロセスを、独自の視点を加えつつ数値で可視化し「優良顧客育成地図」としてまとめました。主な内容は以下の通りです。

  • 1. 消費者が興味・関心ごとを情報収集する際の情報源として、ネットの利用率(82%)はテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4マスの利用率(77%)よりも高く、家族・知人(44%)やSNS(41%)などクチコミの影響力も大きい。また、消費者の72%が新たな商品の購入に先立ち、店舗やWeb を使って知らない商品の情報も積極的に収集・検索する。
  • 2. 消費者の84%は、商品選びの比較・検討時に誰かに相談する。その方法としてSNS(60%)や知人(56%)を頼る人が多く、「自分にあったアドバイス」「公正な選定基準」「アフターサポートの情報」を重視する重視する。また、消費者が最終的に購入を決定する際には、品質や価格だけではなく、クチコミ(35%)や企業とのコミュニケーション体験(33%)も決め手になる。
  • 3. 消費者の56%が、接客やサポート等のコミュニケーション体験がきっかけで特定の企業・ブランドの“ファン”になる。そのようなファンの好意的な評価がクチコミの形で広まると、他の消費者の購買行動にも良い影響を及ぼす。逆に、不満を持った消費者が広めた悪評は、他の消費者が比較・検討時にその商品を購入候補から除外する原因となる。

調査概要


●調査企画 : トランスコスモス株式会社 Communication Science Lab
●調査目的 : 消費者と企業のコミュニケーション実態把握
●調査時期 : 2019年8月~9月
●調査方法 : インターネットモニター調査
●総設問数 : 60問
●調査対象 : 直近6ヶ月間のうちに企業とコミュニケーション経験がある男女
●有効回答 : 3,097件

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[トランスコスモス]
 マイページ TOP