農林中央金庫では、「世代をつなぐ食 その実態と意識」(2004年)から、各世代を対象に食に関する調査を継続して実施しています。

本年は20代の独身男女を対象に“食”に関する意識と実態を探ることを目的に調査を実施しました。第1回調査(2008年)、第2回調査(2014年)とも比較しながら、この間の意識の変化も探っています。また、昨今の社会情勢を踏まえ、食糧備蓄に関する質問を新たに設けました。調査対象は、首都圏に居住する20代の独身男女400人、調査期間は2020年3月17日から3月29日です。

調査結果サマリー


Ⅰ 20 代独身の若者 400 名に聞く 三食の摂取の実態と意識

1.朝食について

a)週に朝食を食べる回数
「毎日」食べる人は 45.8%と半数を割り、「5・6回」(17.0%)、「3・4回」(13.8%)など“食べるが毎日ではない”人が4割弱
(39.0%)、「食べない」人も1割以上(15.3%)。平均は週に「4.7 回」。

●《女性》では「毎日」食べる人が過半数(56.0%)を占めるが、《男性》(35.5%)では大きく下回り、2割強(23.0%)が「食べない」。特に、《男性・単身》者では「食べない」(32.4%)がほぼ3人に1人の割合。

●朝食を食べない日がある理由 は、「起きるのが遅い」(75.1%)が圧倒的に多く、以下「食欲がない」(34.6%)、「自分で用意するのが面倒」(20.3%)など。《単身》者では「自分で用意するのが面倒」(38.7%)の割合が《家族などと同居》(10.6%)の人に比べて高い。

b)朝食を食べることが多い場所
「自宅」(92.6%)で食べることが圧倒的に多いが、そのほかでは「車の中」(5.9%)、「自分の席」(5.6%)、「ファストフード店(立ち食いそば・うどん屋含む)」(4.4%)、「コーヒーショップ・喫茶店」(4.1%)、「学校・職場の食堂」(2.4%)などで食べることもある。

●《女性》よりも《男性》、《家族などと同居》の人よりも《単身》の人の方が、“自宅以外の場所”で食べるケースが多い。

c)普段、朝食で食べているもの
「パン」(67.8%)の方が「ごはん」(54.0%)よりも多く、以下「牛乳・ヨーグルト」(41.9%)、「味噌汁」(35.7%)、「コーヒー・紅茶」(33.0%)、「卵料理」(31.9%)、「納豆」(28.0%)が続く。

●性別では《女性》は《男性》より“洋食系”を好む傾向があり、同居の状況別では《家族などと同居》している人の方が《単身》者よりも総じて高い割合で、よりバラエティのある朝食になっている。

2.昼食について

a)平日の昼食をどのように用意したり、購入したりしているか
「パン、おにぎり、ファストフードなどを買う」(52.3%)、「市販弁当を買う」(26.3%)など“買って食べる”か、もしくは「飲食店に行く」(43.0%)、「学校・職場の食堂、カフェテリアなどを利用する」(35.3%)といった“外食”が多い。そのほか「家で弁当を作ってもらう」(20.5%)、「自分で弁当を作っていく」(15.3%)と“弁当を持参”する人も。

●「飲食店に行く」「市販弁当を買う」は《男性》の方が、「家で弁当を作ってもらう」「自分で弁当を作っていく」など“弁当を持参”は《女性》の方が多い。

b)平日の昼食でよく食べるもの
「ごはんとおかず」(66.0%)が唯一過半数を占め、以下「おにぎり」(45.6%)、「うどん・そば」(34.0%)、「パスタ」(29.0%)、「パン」(28.2%)、「カップラーメン・スープ」(26.7%)、「どんぶり物」(24.2%)などの順。

3.夕食について

a)平日の夕食をどのように用意したり、購入したりしているか
「家族に料理を用意してもらう」(68.0%)が最も多く、以下「飲食店に行く」(49.3%)、「自分で料理を作る」(30.3%)、「お惣菜などを買う」(21.0%)、「市販弁当を買う」(19.0%)が続く。

●《女性》に比べ《男性》では「飲食店に行く」、「市販弁当を買う」などして夕食を食べるケースが多い。

●同居の状況別では、《家族などと同居》の人が「家族に料理を用意してもらう」(95.7%)に強く依存しているのに対し、《単身》の人では「自分で料理を作る」(65.8%)、「飲食店に行く」(60.0%)、「お惣菜などを買う」(51.7%)、「市販弁当を買う」(43.3%)など、さまざまな方法で夕食を用意している。

b)誰と一緒に夕食を食べることが多いか
「家族」(63.3%)と一緒に食べるか、「一人で」(47.3%)、あるいは「友人」(43.0%)と食べることが多い。

●《単身》者では「一人で」(87.5%)食べるほか、「友人」(39.2%)、「彼氏・彼女」(27.5%)、「同僚」(21.7%)と食べることも多いが、《家族などと同居》の人では「家族」(87.9%)と食べることが圧倒的に多く、「友人」(44.6%)と食べるケースも《単身》の人より多め。

c)夕食によく食べているもの
「サラダ」(65.8%)が最も多く、以下「チキンなどの揚げ物」(61.3%)、「野菜などの炒め物」(61.0%)、「味噌汁」(58.8%)、「シチュー・カレー」(48.0%)、「ギョウザ・シュウマイ」(45.0%)、「野菜・魚などの煮物」(43.5%)、「焼き魚」(40.8%)、「焼き肉・ステーキ」(40.0%)などを食べている。《男性》は「チキンなどの揚げ物」(70.0%)、《女性》は「サラダ」(75.0%)がトップ。

d)週に家で夕食を食べる回数
家で夕食を「毎日」(19.3%)食べる人は2割程度にとどまり、「5・6回」(44.5%)、「3・4回」(28.3%)など“食べるが毎日ではない”(79.5%)人が5人に4人の割合。平均は週に「4.9 回」で、【朝食】(4.7 回)よりやや多い。

e)家で食べる夕食に、手作り以外のものは週に何回くらい使う(出される)か
「1・2回」(39.7%)、「3・4回」(14.9%)など、手作り以外のものを“使う・出される”という人は合わせて6割強(63.5%)で、平均は週に「2.0 回」。

●《単身》では、“使う・出される”の割合は8割強(83.6%)と極めて高く、《家族などと同居》の人でも 55.2%と過半数を占める。

●“手作り以外のもの”は、主に「スーパー」(80.1%)、あるいは「コンビニ」(51.8%)で購入。

f)家で食べる夕食を自分自身で作ったり、調理を手伝うことがあるか
「ほとんどない」(65.3%)という人がほぼ3人に2人の割合。自分で作ったり・手伝う人では「1・2回」(12.9%)、「3・4回」(9.1%)など、少ない頻度の人が多い。平均は週に「1.3 回」。

●《男性》では「ほとんどない」という人が7割強(73.0%)を占めるが、《女性》(57.8%)でも過半数を占める。

●《家族などと同居》の人では「ほとんどない」(78.5%)が多数を占めるが、《単身》の人では3割強(33.6%)で、3人に2人(66.4%)が“自分で作ったり・手伝う”ことがある。

g)夕食を、自分で作ったり調理を手伝う理由
「経済的だから」(59.9%)が最も多く、次いで「料理が好きだから」(31.4%)、「用意してくれる人がいないから」(29.2%)、「手作りの方がおいしいから」(27.7%)、「料理を覚えたいから・勉強のため」(27.0%)など、さまざまな理由から行っている。

●《女性》の方が高い割合の項目が多く、手作りの夕食にさまざまなメリットを感じている。

●《単身》の人では「経済的だから」(80.5%)、「用意してくれる人がいないから」(48.1%)と“やむを得ず”、《家族などと同居》の人は「料理が好きだから」(46.7%)、「料理を覚えたいから・勉強のため」(46.7%)、「経済的だから」(33.3%)がトップ3。

h)自分でよく作るメニュー
日本の食卓の定番ともいえる「カレーライス」(37 件)がトップ。以下、「パスタ、スパゲティ」(28 件)、「野菜炒めなど炒めもの」(28 件)、「サラダ」(19 件)などが続く。

i)夕食を、自分で作らない・調理を手伝わない理由
「用意してくれる人がいるから」(75.2%)が第一。以下「帰りが遅いから」(47.7%)、「調理が面倒だから」(29.8%)、「料理ができない・苦手だから」(24.0%)など。

4.おやつなどの間食について

a)毎日の食事のほかに、おやつなどの間食を食べる時間帯
「午後の仕事や授業の合間」(33.5%)、「夜食」(29.8%)、「昼休み」(24.0%)、「残業時間中、放課後」(23.0%)など、お昼から夜までのさまざまな時間帯に“間食を食べている”(79.0%)。

●“間食を食べている”割合は、《男性》(68.0%)より《女性》(90.0%)の方が 20 ポイント以上高い。

b)1日に間食を食べる平均回数
「1回くらい」(35.8%)、「2回くらい」(34.5%)、「1回未満」(21.8%)などが多く、平均は「1.5 回」。

5.1カ月の食費

「2~3万円未満」(14.3%)、「3~4万円未満」(14.3%)、「1~2万円未満」(11.8%)、「4~5万円未満」(9.0%)、「5~6万円未満」(8.8%)など人によってさまざま。平均して月に「32,581 円」かかっている。

●性別では《女性》(26,928 円)より《男性》(38,441 円)の方が、同居の有無別では《家族などと同居》(28,536 円)の人よりも《単身》(39,740 円)の人が、それぞれ1万円以上高い。

Ⅱ 20 代独身の若者 400 名に聞く コンビニや外食に関する実態と意識

1.コンビニについて

a)コンビニの利用頻度
「週に2~3回」(35.3%)、「週に4~5回」(18.8%)、「週に1回くらい」(17.8%)、「ほとんど毎日」(16.0%)の順で、平均して週に「3.0 回」利用している。

●《女性》よりも《男性》の方が、《家族などと同居》の人よりも《単身》の人の方が、コンビニの利用頻度は高い。

b)コンビニでよく購入する飲食物
「おにぎり・おすし」(51.7%)、「パン」(43.6%)、「カップめん・スープ」(24.9%)、「弁当」(24.4%)といった“昼食・軽食類”や、「お茶(麦茶・ウーロン茶を含む)」(45.4%)、「コーヒー、紅茶飲料」(38.3%)、「コーラ等の炭酸飲料」(21.5%)といった“飲料”を購入することが多い。そのほか、「スナック菓子類」(29.1%)、「アイスクリーム」(21.5%)、「ヨーグルト、プリン、ケーキなど」(20.5%)といった“お菓子類”もよく購入する。

●《単身》の人では「パン」(54.9%)、「カップめん・スープ」(32.7%)、「弁当」(38.1%)といった“食事”を調達している割合が《家族などと同居》の人よりもかなり高い。

c)コンビニで買った食べ物はいつ食べることが多いか
「昼食」(63.2%)や「間食」(52.9%)として食べることの方が多いが、「夕食」(26.2%)や「朝食」(16.4%)として食べる人も少なくない。

●《家族などと同居》している人では「朝食」(11.7%)や「夕食」(15.1%)として食べる割合が極めて少なく、《単身》(順に27.4%、52.2%)との差が大きい。

2.飲食店(ファストフード店を含む)について

a)飲食店(ファストフード店を含む)の利用頻度
「週に1回くらい」(32.5%)、「月に1、2回」(26.0%)、「週に2~3回」(24.8%)が多く、平均週に「1.5 回」。

●【コンビニ】同様、《女性》よりも《男性》の方が、《家族などと同居》の人よりも《単身》の人の方が、利用頻度は高い。

b)飲食店に一緒に行く人
「友人と」(73.6%)が群を抜いて多いほか、「一人で」(38.9%)、「同僚と」(24.2%)、「彼氏・彼女と」(21.2%)、「家族と」(17.9%)などと一緒に行っている。

●《女性》は《男性》と比べて誰かと一緒に飲食店に行くことが多く、《男性》は「一人で」(48.6%)行くことが多い。

c)よく利用する飲食店
「ファミリーレストラン」(51.1%)、「ラーメン、中華料理」(50.3%)、「ファストフード店」(47.6%)の利用率は半数前後。以下、「パスタ、イタリアン」(35.6%)、「すし・回転寿司」(29.6%)、「焼肉店」(26.6%)、「定食屋」(23.9%)、「うどん・そば屋」(18.5%)などの飲食店を利用。

●「ラーメン、中華料理」「ファストフード店」「定食屋」「うどん・そば屋」は《男性》の方が、「ファミリーレストラン」「パスタ、イタリアン」「すし・回転寿司」は《女性》の方が、それぞれ利用率は高い。

Ⅲ 20 代独身の若者 400 名に聞く 食の安全に関する意識

1.食について関心のあること

「カロリー・ダイエット」(42.0%)が最も多く、以下「からだに良い食べ物」(37.8%)、「栄養」(36.0%)、「グルメ情報」(34.3%)、「賞味期限・消費期限」(29.8%)、「料理の作り方」(28.3%)、「安全性」(23.3%)などに関心がある。

●全般的に《女性》の方が関心が高く、特に「カロリー・ダイエット」「料理の作り方」での男女差が大きい。

2.料理や食べ物、食べ方についての情報源

「インターネット」(67.0%)が抜きん出て多く、6年前の前回(50.3%)と比べても大幅増。以下は、「家族」(49.0%)、「友人」(41.8%)、「会社の同僚」(17.8%)といった“口コミ”や、「テレビのニュース・番組」(24.8%)、「雑誌・本」(18.3%)などの“マスコミ”も。

●すべての項目で《女性》の方が高い割合で、特に「インターネット」「家族」で差が大きい。

3.「食の安全」への関心度

“関心がある”のは半数強(53.5%)で、6年前の前回(67.8%)よりかなり低く、食の安全に対する関心は大きく減退。

●“関心がある”割合は、《男性》(44.5%)よりも《女性》(62.5%)の方がかなり高い。

●関心のあること は、「食品添加物」(55.1%)、「保存期間(消費期限)」(50.9%)、「産地や材料」(40.2%)、「農薬」(29.9%)、「輸入食品」(29.4%)などさまざまだが、6年前と比べると総じて低率で、関心のある項目は減ってきている。

4.「安全な食」のために、対応していることや生活習慣として実行していること

「消費期限・賞味期限の表示をよく見る」(48.5%)、「なるべく新鮮そうなものを購入する」(36.8%)といった“新鮮さ”や「食品の表示をよく見る」(24.5%)、「なるべく国産のものを利用する(なるべく輸入食品を利用しない)」(22.3%)などを実行しているが、6年前の前回と比べると総じて率を下げている。

●「食品の表示をよく見る」人は どのような表示を確認するか をみると、「賞味期限」(82.7%)が突出しており、以下「産地」(40.8%)、「カロリー」(40.8%)、「原材料」(37.8%)、「食品添加物」(30.6%)などを確認している。

5.賞味期限・消費期限間際の食品が店頭に並んでいたらどうするか

「値引きしてあったら購入する」(63.8%)という人が主で、「気にしないで購入する」(14.5%)人と合わせて8割近く(78.3%)の人が“購入する”としており、6年前の前回(68.0%)よりも増加。賞味期限・消費期限間際でも購入するという意識が強まる。

6.不測の事態が起こった場合、家には何日分くらいの食料の備蓄があるか

「3~4日分」(30.8%)、「1~2日分」(19.3%)、「7日分」(18.5%)、「5~6日分」(14.3%)などさまざまで、中には「1日分もない」(9.0%)という人も。平均は「4.6 日分」。

●《男性》(平均 4.0 日分)よりも《女性》(5.1 日分)の方が、《単身》者(3.1 日分)よりも《家族などと同居》(5.2 日分)の人の方が、それぞれ備蓄の量は多い。

7.食品を捨てることはあるか

“ある”(39.0%)の割合が4割近くに達し、《男性》(30.5%)よりも《女性》(47.5%)の方が多い。

8.食品を捨てることについて、どのように感じているか

「もったいない」(77.8%)、「作った人に申し訳ない」(38.0%)、「もっと計画的に購入したい」(31.3%)など“残念な気持ち”を感じる人が多く、「健康や安全のために仕方がない」(20.3%)や「特に感じない」(3.3%)と容認する意見は少ない。

Ⅳ 20 代独身の若者 400 名に聞く 食に関する意識

1.郷土料理や行事食への関心度

“関心がある”人は3人に1人強(34.8%)。

●よく食べる郷土料理や行事食 は、「おせち料理」(110 件)、「お雑煮」(83 件)、「ちらし寿司、五目寿司」(57 件)、「恵方巻き、太巻き」(43件)、「おはぎ」(21件)、「七草がゆ」(16件)、「年越しそば」(15件)などの順で、“行事食”が多いが、「ほうとう」(12 件)、「きりたんぽ」(5 件)をはじめとする“郷土料理”も。

2.箸を正しく持っているか

「正しく持っている」のは8割強(80.8%)。

3.食べ物や食事について、身についていると思うもの

「いただきます、ごちそうさま等のあいさつをする」(69.8%)、「出された物を残さない」(67.5%)、「食卓に肘をつかない」(66.8%)、「犬食いをしない」(59.0%)、「口に食べ物を入れたまま話をしない」(48.0%)、「ねぶり箸、迷い箸などの箸使い上のマナー違反をしない」(47.0%)などが身についているとしているが、6年前の調査結果よりも全般的に率を下げている項目が多く、食事のマナーはやや後退している。

●ほとんどの項目で《女性》の方が高く、マナー等をよく身につけている。また、《単身》者よりも《家族などと同居》の人の方が総じて高い。

4.現在、日本の食料自給率はどれくらいだと思うか

「40%」と正解した人は3割弱(27.8%)にとどまり、これよりも低い自給率を答えている人が多い。

5.日本は、どの程度食料を自給すべきだと思うか

「70~79%」(19.8%)、「50~59%」(18.8%)、「80~89%」(17.8%)、「60~69%」(17.0%)など、現在の自給率(40%)より高くすべきだと考えている人がほとんど。

●そう答えた理由は、「有事の際に輸入が止まると困るから」(113 件)、「国産の方が安全性が高いから/新鮮でおいしいから」(96 件)、「あまり外国に頼らない方がよいから」(37 件)といった“安全性”、「国内の農家の保護、第一次産業の奨励になるので」(20 件)、「自給自足を進めた方が日本の経済にプラスになるから」(9 件)といった“経済的な理由”から、『自給率を上げるべきだ』とする意見が多いが、「半分くらいは自給できた方がよいから」(38 件)、「100%自給するのは無理だと思うので」(14 件)、「コストや気候、日本に何かあった時などの面で輸入品も必要なので」(14 件)、「貿易・政治などの面で、ある程度の輸入は必要だから」(8 件)など『必ずしも高くなくてもよい』というニュアンスの回答も。

6.“食べること”にどの程度関心があるか

“関心がある”(84.5%)という人が8割を超え、《女性》(90.0%)では9割に達する。

7.試してみたい食や食習慣

「糖質制限」(26.0%)、「オーガニック」(23.0%)、「グルテンフリー」(15.3%)、「スーパーフード」(12.0%)などを試してみたい。

●《女性》では「糖質制限」(39.5%)、「オーガニック」(33.5%)が3割台、「グルテンフリー」(22.5%)が2割台と関心が高い。

調査概要


■調査目的:この調査は、東京近郊に住む 20 代の独身男女を対象に、“食”をとりまく状況について聞き、現代若者の“食”に関する意識と実態を明らかにすることを目的に実施しました。
なお、6年前の 2014 年に行った調査「-東京近郊の 20 代の独身男女 400 名に聞く- 現代の独身 20 代の食生活と意識」との比較もみていきます(比較できる設問のみ)。
■調査対象:首都 20km~50km のドーナツ圏に居住する 20 代の独身男女
■調査方法:調査地点を無作為に抽出し、地点内に居住する該当条件の男女を調査対象とするエリアサンプリング法
■調査方法:調査票を用いた自記式留置法
■調査期間:2020 年 3 月 17 日(火)~3 月 29 日(日)

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