「ファミ通」2017年度国内家庭用ゲーム市場規模速報 

2018年04月02日

ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2017年度の国内家庭用ゲーム市場について、以下のとおり速報をまとめました。集計期間は2017年3月27日~2018年3月25日です。

■2017年度国内家庭用ゲーム市場規模: 3878.1億円

(集計期間:2017年3月27日~2018年3月25日/週数:52週 ※市場規模はハード・ソフトの合計値です。)

2017年度の国内家庭用ゲーム市場について

2017年度の家庭用ゲーム市場規模は、ハード・ソフト合計で前年対比121.8%の3878.1億円となりました。2017年3月3日に発売したNintendo Switchが好調で、ハード・ソフトともに市場を大きく牽引。家庭用ゲーム市場は、2016年度に続き、2年連続の前年比増となっています。

2017年度のソフトランキングトップは、219.8万本を販売した「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」(ポケモン/2017年11月17日発売/3DS)です。「ドラゴンクエストⅩⅠ 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス/2017年7月29日発売/3DS・PS4)は、2機種合計で311.7万本と、タイトル別合算では最多の売り上げとなりました。
また、2017年度は7本のタイトルが100万本を突破しています(2016年度は4タイトル)。

一方、ハードでは、Nintendo Switch が351.3万台を販売し、2017年度ハード販売台数の首位を獲得しました。同ハードの累計は400万台を突破。ソフトタイトルでも、「スプラトゥーン2」(任天堂/2017年7月21日発売/Switch)をはじめ、3タイトルがミリオンに到達し、2018年度もNintendo Switchの勢いが持続することが期待されます。なお、「モンスターハンター:ワールド」(カプコン/2018年1月26日発売/PS4)の好調が後押しとなったプレイステーション4は、203.6万台を販売し、2位となっています。

2018年度の家庭用ゲーム市場は、「Nintendo Labo」(任天堂/2018年4月20日発売予定)のほか、「大乱闘スマッシュブラザーズ」(任天堂/2018年発売予定/Switch)や、「キングダム ハーツⅢ」(スクウェア・エニックス/2018年発売予定/PS4・Xbox One)といった注目作や人気タイトルの発売も予定されており、今後も市場動向が注目されます。

ファミ通調べ

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[Gzブレイン]
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