光熱費と通信費に関する調査(20歳~69歳の男女対象) 

2018年07月12日

東京電力エナジーパートナーは、男女1,000名を対象に「光熱費と通信費に関する調査」を行いました。

梅雨も明け、本格的な猛暑シーズンが到来します。気象庁によると今年の夏は全国的に暖かい空気に覆われやすく、平年よりも気温が高くなると予想されています。暑い日々を涼しく乗り切るために、今年もエアコンや扇風機などの冷房機器を使う機会が増えていくことでしょう。しかしながら、夏を快適に過ごしたいけれど、電気代はなるべく安く済ませたいというのが生活者の本音ではないでしょうか。そのような悩みに対して、電気会社とガス会社を1つにまとめる、という節約方法があります。
今回はその1社にまとめると価格を抑えることができる比較対象として通信費を挙げ、「通信費VS光熱費」をテーマに、光熱費と通信費に関する生活者の意識調査を行いました。

調査サマリー


  • 全体の約半数が「通信費」をまとめている一方で、「光熱費」をまとめている人は3割に満たない状況。
  • 光熱費を一つの会社にまとめていない理由第1位は「手続きが面倒だから(35.4%)」、第2位は「一社にまとめるメリットがわからないから(32.0%)」であった。
  • 一方で、光熱費の支払いがバラバラなことに関して約5割の人が「面倒に思っている」とも回答。
  • 9割以上の人が光熱費を抑えたい。家計の支出で見直したい費用第1位も「光熱費(水道も含む)」
  • 光熱費削減の為に行動を起こしたことがある人は4割以上。中でも「照明をこまめに消す(70.9%)」、「エアコンの設定温度を上げる(夏)(59.2%)」に取り組んでいる人が多い。

調査結果


トピックス1:「全体の約半数が「通信費」をまとめている一方で、「光熱費」をまとめている人は3割に満たない状況。

通信費と光熱費ではどちらの方が「支払いを1社にまとめられているか」を調べました【図1.2】。
通信会社(携帯・インターネット利用など)を1つの会社にまとめていますか?」という質問対して、全てを1社にまとめている」という回答が29.8%、「一部を1社にまとめている」という回答が19.8%と、通信費を1社にまとめている人は全体の49.6%であることが明らかになりました。
一方、電気会社とガス会社について「全てを1社にまとめている」という回答が23.6%、「一部を1社にまとめている」という回答が5.4%と、光熱費を1社にまとめている人は29.0%であり、通信費よりも約2割まとめている人が少ないという結果になりました。「1社まとめ」に関しては、現状は通信費に軍配が上がりました。

トピックス2:光熱費を一つの会社にまとめていない理由第1位は「手続きが面倒だから(35.4%)
第2位は「一社にまとめるメリットがわからないから(32.0%)」であった。

光熱費を1社にまとめていない理由について調べました【図3】。
光熱費をまとめていない理由の1位は「手続きが面倒だから」(35.4%)、2位には「1社にまとめるメリットが分からないから」(32.0%)、3位「今まで通り慣れている会社のままがいいから」(23.5%)という結果になりました。

トピックス3:一方で、光熱費の支払いがバラバラなことに関して約5割の人が「面倒に思っている」とも回答。

光熱費の支払いについて調べました【図4】。
「光熱費(電気料金・ガス料金)の支払いがバラバラなことに対して、面倒に感じていますか。 」という質問対し、「とても面倒に思っている」が15%、「やや面倒に思っている」が32.3%と約半数の人が面倒に感じていると回答しました。
トピック2の通り、ささいな理由で1社にまとめていない人がいる一方で、バラバラな支払いを面倒だと感じる人も多く、ある種の矛盾が存在していることがわかりました。

トピックス4: 9割以上の人が光熱費を抑えたい。
家計の支出で見直したい費用第1位も「光熱費(水道も含む)」

「現在の光熱費(電気料金・ガス料金)をより抑えたいと思いますか。」という質問対し、「抑えたいと思う」が64.8%、「やや抑えたいと思う」が29%と9割上の人に光熱費の節約意向があることがわかりました【図5】。
さらには、「家計の支出のうち、あなたが見直したいと思う費用を全てお選びください。」という問いに対しては、TOP3が「水道光熱費」(52.7%)、「食費」(51.4%)、「通信費」(44.6%)となり、生活者の方々が光熱費の節約に対する関心度が高いことは明らかです【図6】。

トピックス5:光熱費削減の為に行動を起こしたことがある人は4割以上。
中でも「照明をこまめに消す(70.9%))」、「エアコンの設定温度を上げる(夏)(59.2%)」に取り組んでいる人が多い。

光熱費について節約意向だけではなく、実際の行動についても調べてみました。
「今までに光熱費(電気料金・ガス料金)を下げるため、何か行動を起こしたことがありますか? 」という質問に対して、「行動を起こしたことがある」という人は42.6%と半数近くいることがわかりました【図7】。
また、 「行動を起こしたことがある」と回答した方がどのような行動を起こしているかを調べると、 「照明をこまめに消す」(70.9%)、エアコンの設定温度を上げる(夏)」(59.2%)、「エアコンの使用頻度を下げ、なるべく扇風機を使うようにする」(48.6%)がTOP3となりました【図8】。皆さん地道な努力を日々行っていることがうかがえます。

調査概要


調査期間:2018年6月22日~6月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:男女20歳~69歳の男女
サンプル数:n=1000/以下の年代、性別でn=100ずつ均等割付で回収。
(20代男・女/30代男・女/40代男・女/50代男・女/60代男・女)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[東京電力エナジーパートナー]
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