男性の美容意識調査(15~49歳の男性対象) 

2018年08月21日

マクロミルは、「男性の美容意識」調査を実施。
近年、メンズ向けのエステやスキンケア商品の広告やCMをよく目にするようになりました。実際に、男性は自分の外見や美容にどのような意識を持ち、どのような美容サービスやスキンケア用品がどの年代に利用されているのでしょうか。全国の15歳から49歳までの男性1,000人に調査を行いました。

調査結果TOPICS


  • 8割以上の男性が、自分の外見に悩みあり
  • スキンケア用品は、10代の7割が利用
  • 美容系サービス、男性の3割が利用。半年間にかけた平均金額は25,643円
  • 10代男性の3割が「脱毛」を利用してみたい
  • 美容に関する情報の入手先は、「テレビ番組」「ニュース・情報サイト」。10代はSNSやクチコミも好む傾向
  • 男性が選ぶ、美意識が高い男性有名人ランキング、1位「GACKT」、2位「福山雅治」、3位「IKKO」

調査結果


■8割以上の男性が、自分の外見に悩みあり

15~49歳の男性1,000名に、人と対面する際に気になる、自身の外見に関する悩みについて尋ねました。

何らかの悩みを持つ人は全体の84%にのぼり、最多の悩みは、この時期ならではの「汗(をかきやすい)」で36%でした。続いて、「歯の黄ばみ」26%、3位「ニキビ・ニキビ跡」25%、4位「顔の毛」25%、5位「体毛の濃さ・薄さ」21%という結果でした。

■スキンケア用品は、10代の7割が利用

次に、男性自らが購入し使っているスキンケア用品を尋ねると、1位は「化粧水・クリーム」で37%、次いで「リップクリーム」26%、「ニキビケア・毛穴ケア用品」12%、「ボディクリーム・ボディローション」12%、「UVケア用品」11%でした。

何かしらのスキンケア用品を自ら購入して使用している人は、男性全体の57%にのぼっており、年代別では、10代が69%、20代が58%、30代が60%、40代が50%と、10代が最多で7割にのぼっています。特に若い男性の美容意識の高さがうかがえる結果となりました。

■美容系サービス、男性の3割が利用。半年間にかけた平均金額は25,643円

では、美容系サービスを利用している人はどのくらいいるのでしょうか。

この半年間の経験について尋ねると、何かしらの美容系サービスを利用した男性は全体の31%という結果でした。全体的にスコアはあまり高くありませんが、最多は「歯石とり・ホワイトニング・矯正歯科など」13%で、外見の悩みの2位に「歯の黄ばみ」が挙げられたことも要因として考えられそうです。続いては、「ヘアカラー」10%、「ヘアートリートメント」7%、「パーマ」4%といった“ヘアー系”のサービスのほか、4番目には「眉毛のケア」6%が入りました。なお、利用者が半年間で費やした金額の平均金額は25,643円でした。

■10代男性の3割が「脱毛」を利用してみたい

今後利用してみたい美容系サービスについて、世代別に比較しました。特徴的だった点は、「脱毛」と回答した10代の割合が他の年代に比べて高く、28%が利用意向を示しています。女性向けサービスの印象が強い「脱毛」ですが、10代の男性にとってはすでに身近なサービスになりつつあるのでしょうか。

■美容に関する情報の入手先は、「テレビ番組」「ニュース・情報サイト」。10代はSNSやクチコミも好む傾向

男性は、美容に関する情報をどこから入手しているのでしょうか。どの世代も比較的高かったのが「テレビ番組」と「インターネット上のニュースや情報サイト」で、テレビについてはCMよりも番組のほうが参考にされているようです。年代別では、「SNS」上の美容情報の利用における差が顕著で、10代では26%でしたが、年代が上がるごとに減り、40代では4%にとどまりました。グラフには載せきれませんでしたが、10代は「同性の友人・知人」の情報も2割弱が参考にしており、SNSや友人といった“クチコミ”に近い情報に親和性が高いと言えそうです。

■男性が選ぶ、美意識が高い男性有名人ランキング、1位「GACKT」、2位「福山雅治」、3位「IKKO」

最後に、美意識が高いと思う男性有名人を自由回答で尋ねたところ、最も回答数が多かったのは、「GACKT」さんで122票が集まりダントツでした。2位は「福山雅治」さんで49票、3位は美容家の「IKKO」さんで34票、4位は「木村拓哉」さんで32票、5位は「本田圭佑」さん26票でした。

●男性が選ぶ、美意識が高い男性有名人ランキング
ベース:全体(n=1,000)
1位 GACKT 122票
2位 福山雅治 49票
3位 IKKO 43票
4位 木村拓哉 32票
5位 本田圭佑 26票

調査概要


・調査主体:マクロミル
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国15~49歳の男性(マクロミルモニタ会員)
・割付方法:平成27年国勢調査による、男性の年代(15~19歳、20代、30代、40代)×全国8エリアの人口動態割付/合計1,000サンプル
・調査期間:2018年7月9日(月)~2018年7月11日(水)

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