エンタメ公演への祝い花贈り実態調査(複数人で公演やライブに花を送ったことがある方対象) 

2018年09月13日

Sakaseruが、現在成長中の市場である、舞台や音楽ライブといった、エンタメ公演への花贈りについて、これまで舞台や公演に花を贈った経験のあるユーザーを対象に実態調査を行いました。
公演への花贈りは複数人で行われることが多く、調査対象は複数人で送ったことがあるユーザーに限定しました。

調査背景


年々減少し続ける花市場において、エンタメ市場の成長に合わせ消費量が増加している、個人から俳優・アイドル・アーティストへの祝い花贈り。今後花市場におけるシェアを増やしていくであろう花贈りについて、オーダーメイドで公演花を数多く手がけるSakaseruが実態を調査しました。

調査サマリー


  • 花贈りの動機 企画者は「何かの記念に合わせて」、参加者は「応援したい気持ちから」
  • 花の総額 総額5万円以上の花を贈ったユーザーは3割以上
  • 参加者の支払った金額 半数を超えるユーザーが1,000〜5,000円程度で気軽に参加
  • 集金/支払い方法 最も多いのは「銀行振込」、次いで「現地で手渡し」アナログな実態

調査結果詳細


Q.なぜ皆で花を贈る企画をしようと思ったのですか?
Q.なぜ花贈りの企画に参加したのですか?


参加した理由で最も多かったのは、「応援の気持ちから」(48.0%)でした。ライブや公演に参加するだけでなく、何かの形で応援の気持ちを示したいファンの心理が表れています。
また次点では、「皆で贈りたかった(20.0%)」「金銭的な理由(16.0%)」が続きます。花贈り自体がファン同士のコミュニケーションの場となっており、また気軽な金額で参加できる複数人での花贈りは、応援の気持ちと現実的なお金の問題、両方を解決できる方法であると考えられます。

一方、企画側のグラフにおいては、参加者側では少なかった「何かの記念(37.5%)」という回答が多く見られました。フリーコメントより「初めての大舞台なので、できるだけ大きな花を贈りたかったから」「結成の記念」など、人やお金を集めるといった煩雑な作業の伴う企画においては、多くの場合、通常の応援とは別の理由があるようです。
「何らかの形で応援の気持ちを表したい」という参加者側ユーザーと、「何かの記念に豪華な花を出したい」企画側、両者の利害が一致して花贈りに至っていることが読み取れます。

Q.贈った花の総額はいくらでしたか?
Q.参加費はどれくらい支払いましたか?


 総額で最も多かったのは「1万円以上5万円未満(59.1%)」、次いで「10万円以上(18.2%)」の結果となりました。5万円以上の花を贈ったユーザーは3割を超えます。ギフト用切り花の個人消費について、3,000円〜5,000円の金額が最も一般的であることを考えると、驚異的な金額です。(2014年度版フラワー&グリーンビジネス白書 より)

 一方で、参加者は「1000円以上5000円未満(52.0%)」がトップに。気軽な金額で参加するユーザーが多いようです。

Q.集金はどのような方法を用意しましたか?(複数回答可)
Q.参加費の支払いはどのように行いましたか?


 集金方法について、多くの企画者は「現地の手渡し(73.9%)」をよしとしているようです。次点は「銀行振り込み(60.1%)」、PayPalやPeatixを含む「Webサービス(17.4%)」や、ギフト券を用いた「その他(0.1%)」の方法を用意しているユーザーは2割もいませんでした。
 参加者側は「銀行振込(52.0%)」がトップになりました。次いで「現地で手渡し(36.0%)」が占め、高額な花代に反して、アナログなやり取りをされていることが明らかになっています。

調査概要


調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:複数人で公演やライブに花を送ったことがあるユーザー
調査期間:2018年8月29日(水)~9月1日(土)
有効回答数:53

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Sakaseru]
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