4K放送に関する調査(20〜60代男女対象) 

2018年11月28日

ジュピターテレコム(J:COM)は、2018年 12月 1日 より開始するBS・110度CSによる4K放送開始 を前 に、全国の20〜60代男女 2,062名を対象 に「4Kに関する調査 」を2018年10月31日(水)〜2018年11月01日(木)に実施 しました。
調査では、4K 放送を見てみたいと思っている⼈が約 7 割(68.3%)と大半で、非常に関心が高いことがわかりました。一方で、見たいが準備を進めていない⼈もおり、理由としては「4K(対応)テレビが高いから」が過半数とトップで、初期費用が課題であることも明らかになりました。さらに、見たい 4K コンテンツは、「映画 」が過半数とトップ。
その他、4K の特徴が楽しめるコンテンツがトップ 5 にランクインしています。

調査サマリー


  • 4K 放送を見てみたいと思っている⼈は 68.3%。
    見たいが実際に準備 を進 めていない⼈の理由は「4K(対応 )テレビが高いから」(56.5%)がトップ。
  • 見たい 4K コンテンツは、「映画」(53.5%)、「ドラマ」(30.6%)、「旅・紀行番組」(26.3%)、「自然風景・動物の映像・番組」(21%)、「オリンピック」(20.2%)と4K の特徴を楽しめるコンテンツがトップ 5 にランクイン。
  • 4K 放送スタートに関する認知度は 36.4%。4K(対応)テレビ所有者に限れば 60.1%と大きな差。
  • 4K 放送が「視聴できる状態にある」と回答した⼈は全体の 6.6%。
  • 4K(対応)テレビ所有者も 81.5%は 4K 放送の視聴への対応準備が不十分。

調査結果


1.4K 放送を見てみたいと思っている⼈は 68.3%。

一方で、見たいが実際に準備を進めていない⼈の理由は「4K(対応)テレビが高いから」。
4K放送を自宅で見てみたいかを聞いたところ、68.3%の方が「見てみたい」と回答。一方で、見てみたいが、実際に準備を進めていない理由を聞いたところ、「4K(対応)テレビが高いから」が56.5%とトップ。次いで、「今のテレビ放送で満足している」が44.4%、「準備の仕方が分からないから」が28.4%という結果が出ました。初期費用や手間などが、一つのハードルとなっているようです。

自宅で 4K 放送を見てみたいけど、準備を進めない理由(%)
1 4Kテレビが高いから 56.5
2 今のテレビ放送で満足しているから 44.4
3 準備の仕方がわからないから 28.4
4 アンテナや配線の工事が面倒だから 16.4
5 アンテナや配線の工事費用が高いから 16.1
6 あまりテレビ放送を見ないから 15.5
7 アンテナや配線の工事ができない住居だから 5.1
8 家族の同意を得られていないから 7.7
9 アンテナを設置しても電波を受信できないから 0.8
- その他 2.9

2.見たい 4K コンテンツは、「映画」(53.5%)、「ドラマ」(30.6%)、「旅・紀行番組」(26.3%)、「自然風景・動物の映像・番組」(21%)、「オリンピック」(20.2%)と4K の特徴を楽しめるコンテンツがトップ 5 にランクイン。

見たい4Kコンテンツについて聞いたところ「映画」が53.5%、「ドラマ」が30.6%という結果 となりました。その他 、4Kは鮮やかな映像を見るのに適しているという特徴のため、「旅・紀行番組」(26.3%)「自然風景・動物の映像・番組」そして「オリンピック」など色の鮮やかさ、動きの滑らかさなどが際⽴つコンテンツがトップ5にランクインしました。

(%)
1 映画(洋画含む) 53.5
2 ドラマ(海外ドラマ含む) 30.6
3 旅・紀行番組 26.3
4 自然風景・動物の映像・番組 21.0
5 オリンピック 20.2
6 コンサート・ライブ中継 15.8
7 アニメ・特撮 14.6
8 音楽番組(コンサート・ライブ中継除く) 10.2
9 バラエティ 9.9
10 野球(オリンピックを除く) 9.1
11 サッカー(オリンピックを除く) 8.5
12 ドキュメンタリー 7.5
13 その他スポーツ(オリンピックを除く) 5.4
14 グルメ番組 4.6
15 報道(ニュース・ワイドショー) 3.7
16 スポーツニュース・スポーツ情報番組 1.9
17 ゴルフ(オリンピックを除く) 1.6
18 ラグビー(オリンピックを除く) 1.2
19 その他 0.2
20 特に見たいと思うコンテンツは無い 10.6

3.4K放送スタートに関する認知度は36.4%。4K(対応)テレビ所有者に限れば60.1%と大きな差。

12月1日からBS・CSで4K放送がスタートすることを知っている⼈は、全体の36.4%。4K(対応)テレビ所有者・非所有者で比較すると、所有者は、4K放送スタートの時期について60.1%の方が認知しています。一方、非所有者は34.2%の認知度に留まり、25.9ポイントと大きな差が出ました。

4.4K 放送が「視聴できる状態にある」⼈は全体の 6.6%

ご自宅で4K 放送が視聴できる状態にあるかを聞いたところ、「視聴できる状態にある」と答えたのは全体の 6.6%。「準備途中、準備する予定」と回答した⼈を併せても 12.2%でした。一方で、「今後検討したい」と回答した⼈は39.7%と、4K 放送への興味は高いことが伺えます。

5.4K(対応)テレビ所有者も 81.5%は 4K 放送の視聴への対応準備が不十分。

4K(対応)テレビの所有者のうち、48.2%が「4K 放送の視聴準備ができている」と回答しました。しかし、4K(対応)テレビの所有者のうち、4K 対応のチューナーおよびアンテナ、宅内配線の準備状況を聞いたところ、実際に視聴できる状態にある方は18.5%。実態は、4K(対応)テレビを持っていても、81.5%の方が 4K 放送を視聴するための正しい準備ができていないことがわかりました。

調査概要


調査名:4K 放送に関する調査
調査期間:2018年10月31日(水)〜2018年11月01日(木)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の20〜60代男女 2,062名

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[ジュピターテレコム]
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