退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~ 

2012年07月25日
電通総研は、1947年~49年に生まれた団塊世代のファーストランナー(1947年生まれ)が65歳を迎えるにあたり、「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」を実施。本調査は、65歳となり本格リタイア期を迎える団塊ファーストランナー男性200名と彼らを夫にもつ女性100名を対象に、65歳以降の仕事や暮らしに対する意識や行動について、インターネットで調査を行ったもの。雇用延長や定年延長によって、60歳以降も働くことを選択してきた団塊世代は、年金受給年齢となる65歳を迎え、今後の健康や体力の衰えを心配しつつも、まだまだ働いていたいと思い、その妻たちも夫にはまだまだ働いていてほしいといった気持ちを持っていることが明らかになった。リサーチ実施時期2012 年 2 月。(リンク先PDF)

【主な調査結果】
1. 60 代前半は 65 歳からの暮らしに備えた助走期間。定年退職記念旅行は定番行動に。

2. 65 歳からの暮らしについて、41.7%が「不安と楽しみが半々くらい」。不安なことは「健康を損なうこと」(52.3%)、次いで、「年金制度や医療制度が変わり、年金や医療費負担が変わること」(41.7%)。

3. 団塊ファーストランナー男性の72.0%が、65歳以降も働くことを希望。団塊ファーストランナー男性を夫にもつ妻の75.0%も夫が働くことを希望。団塊ファーストランナー男性のほぼ4人に1人(24.0%)は、65歳以降の生活の中心が「仕事」。

4. 自由に外出や運動ができる年齢は76.8歳(男女全体平均)までと予想。男女とも70代半ばまでは自由に外出や運動ができるとの考え。65歳以降にすべきことは、「体力づくり・健康管理」(男性74.0%、女性58.0%)「節約・検約」(男性33.5%、女性45.0%)。

5. 年金を「生活費の中心」だという人は 76.5%。65 歳以降の生活費、こづかいは、現在の約 8 割に。
[電通]
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