両替に関する調査 

2013年08月05日
旅行綜研は、2012年7月~2013年6月の1年間で海外旅行をした全国の20~60代の男女1000名に対し、「両替に関する調査」を(2013年7月19日~21日)インターネットを通じて実施した。

今回の調査では、直近1年間の日本人海外旅行者の両替総額が推計1兆6300億円もの金額になっていることや、帰国時に余らせてしまった外貨「余らせ外貨」の推計総額が4000億円にもなっていた事実が明らかになりました。

【調査結果】

①昨年の外貨両替総額は推計1兆6361億1771万3494円。
・特に10万円以上両替したという人が全体の約25%を占め、30万円以上を両替したという人も5%を超えました。
・同期間の日本人海外旅行者数に換算すると、両替総額は1兆6361億1771万3494円と推計されました。

②直近1年間で両替した外貨を余らせてしまった人は約92%。
帰国時に残ってしまった「余らせ外貨」は推計3846億7023万9890円。
・調査対象の92.2%が、直近1年間の海外旅行で両替した外貨を余らせたことがわかりました。
・同期間の日本人海外旅行者数に換算すると、推計3847億円の外貨が余ったことになり、平均では一人当たり2万1632円も余らせていることがわかりました。

③「余らせ外貨」を持ち帰り、保管する人は81.7%。
また、約16%の人が手数料が2重にかかるにも関わらず再両替を行っている。
・調査対象の約82%が、余った外貨を家に持ち帰り保管していました。
・再両替した約16%のうち8割以上が、「手数料が2度かかって損した」と回答しました。
・現金を多く両替してしまった理由としては、「海外では現金を持っていないと不安」と感じている人が7割以上いることが分かりました。

④ 5000円以下の支払いでも頻繁にカードを使用する“カード派”の人の方が“現金派”より海外旅行先で持ち歩く現金も平均1万円以上少なく、「余らせ外貨」も少ない。
・少額決済でもクレジットカードを使う“カード派”の人ほど海外でも持ち歩く現金は少なく、“現金派”と1万3505円の差がありました。また、「余らせ外貨」の平均金額も少ないことがわかりました。
・“現金派”の人も含め、次回の海外旅行ではもっとクレジットカードを使用したいという人が81.8%に及びました。

【調査概要】
・調査対象と回収サンプル数:2012年7月~2013年6月に海外経験のある20~60歳代の男女計1000人
・調査地域:全国
・調査方法:インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
・調査期間:2013年7月19日(金)~21日(月)

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[PRTIMES]
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