2012 年度通販市場売上高調査(JADMA) 

2013年08月27日
公益社団法人 日本通信販売協会(JADMA)では、2012 年度(2012 年4月―2013 年3月)の通信販売市場の売上高について調査を行い、このほど速報値がまとまりました。

 通販市場、5.5 兆円市場へ 前年比 6.3%増 ネット通販がけん引

それによると、2012 年度の通販の売上高は、前年比 6.3%増の 5 兆 4,100 億円となり、金額ベースでは前年に比べ 3,200 億円の増加となりました。伸び率は前年度(9.0%)、前々年度(8.4%)より鈍化したものの、他の小売業態に比べて高い成長率を維持しました。マイナス成長を記録した 1998 年度以来、14 年連続して増加傾向が続いています。

流通全般ではデフレの影響による消費低迷が続く中にあって、通販市場が成長した要因としては、1.アマゾンの大幅増収、2.スマホ・タブレットの普及に伴うネット通販の成長、3. BtoB 通販企業の成長等が挙げられます。一方、協会会員社の売上高の合計は 3 兆 3,400 億円で、前年度に比べて 3・4%増でした。

【2012年度通信販売市場調査の概要について】
・通販市場の売上高は、会員情報に加えて、当協会会員 509 社(調査時点)を対象に実施した「第 31 回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員約 180 社の売上を加えて算出しております。
(調査期間:2013 年 7 月 1 日~8 月 21 日)

・推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心となります。保険・デジタルコンテンツは、会員売上高に一部含まれております。

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[日本通信販売協会]
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