国内のビッグデータテクノロジー/サービス市場予測 

2013年08月26日
IT専門調査会社 IDC Japan は、国内のビッグデータテクノロジー/サービス市場予測を発表。

・2012年の国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場は、206億7,000万円。2012年~2017年は年間平均成長率37.5%で拡大、2017年には1,015億6,000万円に達すると予測

・企業におけるビッグデータの認知度は、IT部門では74.8%、業務部門33.5%で依然十分とはいえず。普及を阻害する要因として、投資対効果が見えにくいとの回答

・ビッグデータの活用を促進するには、構造化、非構造化データに関わらず、アナリティクスソリューションの普及が不可欠


2012年の国内IT市場におけるビッグデータテクノロジー/サービス市場の規模は206億7,000万円でした。2013年は前年比41.9%増の293億3,000万円に拡大すると予測しています。

本調査では、市場規模のほかビッグデータテクノロジー/サービスに対するユーザー需要動向調査を実施しています。その結果、企業の情報システム部門におけるビッグデータの認知度は74.8%であるものの、一般業務部門における認知度は33.5%と低く、既にビッグデータを提供または利用していると回答した企業は9.8%にとどまりました。ビッグデータテクノロジーの活用を阻害する要因として、投資対効果を見極めることが難しいと半数近くのユーザー企業が考えていることが分かりました。一方、ビッグデータテクノロジーの利用をまだ行っていない企業においても、自社の業務に参考になる事例の提示や、同業他社で有効な取り組み事例があれば活用を検討すると回答しており、有効な事例の提示がユーザー企業の関心を高めることがわかりました。

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[IDC Japan]
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