スマートテレビに関する会場調査(CLT) 

2012年11月12日
調査マーケティング会社のイードは、本年10月11日~16日に男女20代~50代以上240名を対象にスマートテレビに関する会場調査(CLT)を実施した。

【調査概要】
・調査方法:プレリクルートによる会場集合調査(CLT)
・調査内容:パナソニック、ソニー、シャープ、LGエレクトロニク
ス・ジャパンの4製品のテレビを実際に使用してもらい評価。 対象製品: Panasonic TH-L55ET5/SONY KDL-
55HX850/SHARP LC52L5/LG Electronics Japan 55LM7600
・調査対象者:20~50代以上、テレビが自宅にあり週に3回以上テレビを見る人、インターネットを利用している人 (性年代割付 8セル×30s 計240s 各年代で対象製品の評価順序を割付)
・調査期間:2012年10月11日(木)~16日(火)

【調査トピックス】

■スマートテレビに持つイメージはWEB利用やスマートフォンとの連携
体験前にスマートテレビのイメージを聞いたところ、「テレビに加え、インターネットで色々な使い方ができる」、「PCのように天気やニュースを検索できる」、「スマートフォンと連動できる」となり、スマートテレビに「WEB利用」や「スマートフォンとの連携」を期待している様子が伺えます。

■スマートテレビに求めるのは「リモコンの操作性」。9割以上が「必要」と回答
スマートテレビを使用体験してもらった上で、スマートテレビに何を求めたいかを聞いたところ、94.6%と最も多かったのが「リモコンの操作性」、以下「ホーム画面の分かりやすさ」、「映像のきれいさ」、「外観デザイン」、「ネットワーク機能の充実」という結果になりました。通常画質の良さがテレビ選びの最重要項目になる傾向ですが、今回はさまざまな機能・コンテンツを有するスマートテレビならではの結果といえそうです。

■総合1位のLGは「リモコンの操作性」「コンテンツの豊富さ」で高評価
実際にホーム画面を開き、WEBサイトを見るなどの操作をした上で評価を聞いたところ、LGは71.7%の人が「リモコンのデザインが良い・持ちやすい」とし、「リモコンの操作性」でも46.3%の人が1位を選びました。また「コンテンツの豊富さ」についても81.6%の人が魅力的と回答。コンテンツの充実と、その中から見たいコンテンツを探し出すリモコンの操作性が総合1位という結果につながりました。

■総合2位のパナソニックは「ホーム画面のデザイン、使いやすさ」が高評価
「ホーム画面のデザイン」について魅力的だと思うものを聞いたところ、74.7%と最も高い数値となったのはパナソニック。また、「見たいコンテンツが探しやすい」という項目でも70.0%で1位となっており、「ホーム画面のデザイン、使い勝手のよさ」によるコンテンツの探しやすさが評価を得ました。

■ソニーは「リモコンの反応の良さ」「文字の読みやすさ」、シャープは「画面分割の使いやすさ」を評価する声が多い
自由回答の声を見ると、ソニーについては「リモコンの反応が良い、わかりやすい」「文字が大きくて読みやすい」という評価が目立ちました。また、シャープでは「テレビ・インターネットの画面2分割は魅力的」と、テレビを見ながら同時にインターネットを使える点が高評価を得ています。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[イード]
 マイページ TOP