スマートグリッドなどに関する生活者調査 

2013年11月07日
博報堂スマートグリッドビジネス推進室は、2013 年9 月に「スマートグリッドなどに関する生活者調査」を実施。今回で4 回目となるこの調査は、これまでのスマートグリッド関連の質問に加え、最近関心が高まりつつある「電力小売自由化」についても調査を行った。

<調査結果トピックス>

◇ 「スマートグリッド」という言葉の認知率は、昨年より微減の 47.7%。

◇ 自宅のエネルギーコントロールについての意識、「自宅のエネルギー消費量を把握しておきたい」人は73.3%で、昨年よりも 7 ポイントアップ。

◇ 「エネルギー消費量は、できる限り自分の意思でコントロールしたい」人は 61.6%。全体的に、昨年にくらべて「自動でコントロール」よりも「自分の意思でコントロール」の傾向が強まる。

◇ 「電力小売自由化」の認知率は、87.6%。男性の方が高い認知・理解。


スマートグリッドという言葉が注目を集め始めた 2010 年から 3 年が経過し、身の回りのエネルギー消費に関して、生活者の意識や行動を調べたところ、人々が自らエネルギー消費の実情を知ろうとしたり、省エネのための行動を起こしたり、という変化の兆しが現れてきているようです。

毎回調査している「スマートグリッド」についての認知は 47.7%で、昨年の 50.3%と比べて微減です。意識や行動の変化としては「自宅のエネルギー消費量を把握しておきたい」人が 73.3%と昨年よりも 7 ポイントアップし、「エネルギー消費量は、できる限り自分の意思でコントロールしたい」人は 61.6%と、昨年より 4 ポイントアップしています。自分が使うエネルギーを「見える化」したり、「自分でコントロール」していきたい、という関心が高まってきていると言えそうです。
エネルギー消費関連で、注目を集める「電力小売自由化」という言葉についての認知は 87.6%と、生活者の関心が高いことが分かりました。


【調査概要】
調査時期:2013 年 9 月
調査地域:全国
調査対象:20 代~60 代男女 1000 名
調査方法:インターネット調査



その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[博報堂]
 マイページ TOP