「電子書籍」に関する意識・実態調査 

2013年09月13日
トレンド総研は、“スマホで電子書籍を楽しむ”ことを「手のひら読書」と名付け、その実態について調査を実施。20~30代のスマートフォンユーザー男女500名を対象に、「電子書籍」に関する意識・実態調査をおこないました。

【調査結果】

◆ スマホユーザーの約4割が「手のひら読書」経験者!人気は「マンガ・小説・雑誌」

まず、「スマートフォンを利用するようになってから、携帯電話の利用時間は増えましたか?」と聞いたところ、74%が「増えた」と回答。
また、スマートフォンの利用方法の1つとして「書籍コンテンツ」を楽しんでいる人も多いようで、「スマートフォンを使って電子書籍を読んだことはありますか?」という質問には、39%と約4割の人が「ある」と答えました。多くの人が、スマホを使った「手のひら読書」を楽しんでいる様子がうかがえます。ちなみに、「読んだことのある電子書籍のジャンル」として最も多かった回答は「マンガ」で、79%と約8割。以下、「文芸・小説」(29%)、「雑誌」(14%)、「ビジネス書」(10%)と続きました。

◆ 「興味のある内容であれば、有料コンテンツを利用することに抵抗はない」88%が回答

さらに、「スマートフォンを使って有料の電子書籍コンテンツを利用したことはありますか?」という質問には、スマホ向け電子書籍コンテンツの利用経験者のうち、34%と3人に1人が「ある」と回答。また、「興味のある内容であれば、有料コンテンツを利用することに抵抗はないと感じますか?」という質問には88%が「そう感じる」と回答したほか、「紙の書籍よりもリーズナブルであれば、有料コンテンツを利用することに抵抗はないと感じますか?」という質問にも82%が「そう感じる」と答えました。「手のひら読書」を楽しむユーザーたちは、電子書籍コンテンツにお金をかけることに対して、それほど大きなハードルを感じていないようです。

しかし一方で、「電子書籍リーダーを持っていますか?」という質問をしたところ、「持っている」と答えた人はわずか7%という結果に。また、持っていない人の中で「具体的な購入予定がある/購入を検討している」人も11%と1割台にとどまりました。そこで、「電子書籍リーダーの購入を検討していない」人にその理由を聞いたところ、最も多かった回答は「スマートフォンで代替できるから」で41%。
専用リーダーなどの「ハード」にはお金をかけず、コンテンツである「ソフト」にお金をかけている人が多い様子がうかがえます。

【調査概要】
・調査期間:2013年8月30日~9月2日
・調査対象:20代~30代 男女500名(※スマートフォンユーザー)

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[ValuePress]
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