携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査(コムテック調査10月) 

2013年12月05日
市場調査会社のカンター・ジャパンは、携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査(名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック(略:コムテック調査)」)を毎月実施している。

10月の調査結果を見ると、日本でここ1ヵ月のうちにiPhone(アイフォーン)を購入したと回答した人の割合は、スマートフォンを購入した人の約76%を占めました。また、最も売れた機種は、iPhone5s(アイフォーン・ファイブエス)でした。

【調査結果】

■ iPhone(アイフォーン)販売シェアは76%

ここ1ヵ月のうちにスマートフォンを購入した日本の消費者に対し、その機種について回答してもらいました。調査の実施時期が10月なので、9月にスマートフォンを購入した人も一部含まれます。すると、iPhone(アイフォーン)と回答した人の割合が、スマートフォン購入者の76%を占めました。

また、スマートフォンの販売上位機種を上から3つ挙げると、1位がiPhone5s(46%)、2位がiPhone5(15%)、3位がiPhone5c(13%)という結果になりました。日本では、今年9月に発売された新機種同様に旧機種のiPhone5もよく売れていたようです。

■ 各携帯キャリアのiPhone(アイフォーン)シェア

次に、iPhone(アイフォーン)を取り扱う携帯キャリア別に、各社のスマートフォン購入者のうちどれだけの人がiPhone(アイフォーン)を購入したのかを見ました。すると、NTT Docomo社のスマートフォン購入者のうち、その機種がiPhone(アイフォーン)と回答した人の割合は61%でした。同様に、KDDI社(au)のスマートフォン購入者の72%、Softbank社のスマートフォン購入者の97%がiPhone(アイフォーン)の購入者でした。

■ まとめ
毎月の調査で出るiPhone(アイフォーン)の販売シェアの数値は、スマートフォン購入者の凡そ50%前後です。NTT Docomo社が新規にiPhone(アイフォーン)の取り扱いを開始したことと、今回の調査が新機種の発売直後に行ったものだということもあり、そのシェアは大分高くなっています。競合機種の販売状況にもよりますが、当面この傾向は続くと思われます。


【調査概要】
カンター・ジャパンは、12ヵ国の携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向を把握し、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するカンター・ワールドパネル社です。
・調査名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック調査」
・調査時期:2013年10月
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:16歳以上の男女
・対象者数:10,000人/月
・調査国:日本

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カンター・ジャパン]
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