フリーランスと副業について調査した「企業の新しい働き方調査」(20-69歳男女対象) 

2020年03月31日

ランサーズは、全国の20-69歳男女を対象に、企業によるフリーランス・副業の制度についての実態を調査した「企業の新しい働き方調査」を実施しました。今回の調査では、大企業の4割がフリーランスと働くことができ、副業は「社員のキャリア形成のため」といった社員の満足度の向上のために認められていることがわかりました。

フリーランスと働く理由として最も多いのは「業務効率化のため」

今回の調査では、フリーランスと一緒に仕事をできる企業に勤めている380人と副業が認められている企業に勤めている445人を対象に、会社の制度や制度活用度について調査を行いました。

全体の4、5割が「フリーランスを活用できている」と回答し、特に大企業が「活用できている」の割合が多いことがわかりました。

フリーランスと働く理由としては「業務効率化のため」や「人手不足解消のため」といった社内の課題を解決するための回答が挙げられました。

また、「フリーランスと一緒に仕事をする上での課題」としては「コスト・予算」や「自社解決の方が楽なため」といった回答が目立ちました。

(※中小企業庁の定義に則り従業員が300人以上の企業を「大企業」と定義しています。)

■副業を容認する理由として最も多いのは「キャリア形成のため」

企業が副業を容認する理由としては「キャリア形成のため」「モチベーション向上のため」といった理由が挙げられ、社員満足度の向上や福利厚生の一環として副業が認められていることがわかりました。

大企業が副業を認める理由は中小企業と比較して「社外からのノウハウを得るため」「組織活性のため」が多く、組織の中に新しい気付きを取り入れ事業成長に繋げることを期待しているものと考えられます。

一方、副業を容認しないケースとして大企業は特に「本業に支障をきたさないか」「情報漏洩しないか」という点を懸念する声が多く、外部の知見を取り入れながら本業に支障をきたさないためのルール作成が必要とされます。

調査概要


・調査時期:2020年2月20日~2月25日
・調査対象:過去12か月に仕事の対価として報酬を得た全国20~69歳成人男女
・調査方法:独立調査会社マクロミルによるオンライン調査
・有効回答数:1032人
 うち、フリーランスと働くことのできる企業に勤めている人 380人
 副業を容認している企業に勤めている人 445人
 (上記の380人と445人は一部重複あり)
 本調査では、中小企業庁の定義に則り従業員が300人以上の企業を「大企業」と定義している。

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[ランサーズ]
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