ビッグデータやITの変革に関する調査(50カ国の約1万人 の ITに関する意思決定者) 

2013年12月17日
EMCコーポレーション(EMC)は、50カ国の約1万人 の ITに関する意思決定者を対象に実施した、ビッグデータやITの変革に対する見解、ならびに、それらに関連するスキルの課題と今後の取り組みに関する意識調査の結果を発表。この調査は、過去6カ月間にわたり、各国で開催された「EMC Forum」に参加登録した様々な業界の10,700人以上の役員、IT担当責任者、テクニカル アーキテクト、データサイエンティスト、ストレージ/インフラストラクチャ マネージャーを対象に実施されました。

【調査結果】

企業は、これまでと同様、地域およびグローバルでの競争力の獲得にはITの変革が必要であると考えています。

●回答者の76%が、「テクノロジーへの投資が目標達成のための戦略的な方法であると考えている」と回答(インド92%、英国65%)。

●ITシステムおよびインフラの変革を推進する主な要因として以下の3つが挙げられました。              1.事業プロセスの改善 2.製品 ソリューションの革新 3.カスタマー エクスペリエンス(顧客経験価値)の向上

●回答者の66%が、「事業上の優先事項を完遂するのに必要な水準のスキルおよび知識を有している」と回答(シンガポール82%、アイルランド52%)。

●回答者の3/4が、「IT変革のスピードについていくことが今後3年間の課題になる」と回答。

●回答者の68%が、「ITが事業上の最優先事項に対応するものとなっており、これからは文化的側面が課題になる」と回答(韓国90%、ポーランド39%)。


ビッグデータにより意思決定が大幅に改善し、企業の競争力の差別化、リスクの回避能力に大きな影響を与えつつあります。

●回答企業の79%が、「ビッグデータをより有効に活用することにより、意思決定が改善される」と回答(北米84%、ドイツ56%)。

●回答者の58%が、「ビッグデータは業界での勝敗を分ける主要因になる」と回答(韓国81%、スウェーデン29%)。

●回答者の36%は、「ビッグデータ解析技術によりすでに競争力を強化している」と回答(台湾79%、日本16%)。

●回答者の56%は、「ビッグデータ技術がサイバー攻撃を特定し、これを防ぐのに不可欠になる」と回答(中国74%、フィンランド36%)。

●回答企業の1/3近く(29%)が、「現段階でビッグデータ技術の導入の計画がない」と回答(イタリア43%、中国9%)。

●事業全般の意思決定では「予算」が最も大きな要因として挙げられた。ビッグデータ採用に踏み切れない主な理由として、「はっきりとした事例や実証されたROIがないこと」(35%)、「事業上の関連性の問題」(23%)、「ビッグデータを導入する企業文化が整備されていないこと」(22%)が挙げられた。

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[EMCジャパン]
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