年末年始の過ごし方調査 

2013年12月19日
スカパーJSATは、昨年に引き続き今年も「年末年始の過ごし方調査」を実施。今回は、10代~60代の男女1000名への調査を通して、性別・世代ごとに年末年始の過ごし方の傾向を観察いたしました。

【調査結果】

■アベノミクスな年末年始は、家でゆっくりもできる理想の年末年始

今回の調査にご協力いただいた7831人に、2013~2014年の年末年始のお休みに関して聞いたところ、日並びが良いことも手伝って、87.2%の人が休みがあると回答。休みの日数をたずねると、「9日」(17.1%)という人が最も多く、「3日以下」(6.4%)という少ない人、「15日以上」(2.4%)という長期の休みがとれる人もいました。
そんな年末年始の過ごし方は、「国内旅行に行く」が8.6%、「海外旅行に行く」が2.3%なのに対し、家族と家で過ごす人が84.7%(自宅でゆっくり過ごす:57.5%+実家に帰省する:18.0%+自宅中心に、ファミリーイベントをあれこれ楽しむ:9.2%)と大半を占める結果に。家にいる割合は、「外出はするが、自宅で過ごす」(59.2%)が最も多く、次いで「ずっと自宅で過ごす」(18.9%)、「実家や親戚宅で過ごす時間の方が多い」(14.8%)と合わせると、92.9%の人が家にいる時間が多いと答えています。
旅行各社が、旅行客数が伸びると予測する今度の年末年始ですが、それでも家族と家で過ごすいつものお正月が主流のようです。

■家族みんなでテレビを囲む“いつものお正月”

年末年始は「テレビの正月番組を見る」(75.0%)と回答した人が多く、次いで「正月料理を楽しむ」(46.6%)、「初詣に行く」(44.3%)、「ネットサーフィンをする」(39.9%)で、世代別に見ても「テレビの正月番組を見る」が1位となりました。また、年末年始は、普段に比べてテレビを見る時間が長くなる(68.6%)傾向にあり、半数の人が、家族で見る機会が増える(55.7%)と答えています。
家族で一緒にテレビを見るとき、チャンネルの主導権は自分にあると思っている人がどの世代でも最も多くなり、40~44歳男性が一番、チャンネルの主導権は自分にあると感じていることがわかりました。
さらに、年末年始の番組情報は、10~40代がテレビの番組宣伝から得ているに対し、50~60代は新聞が多く、10代ではSNSや掲示板、ファンサイトなどからも情報収集しているという結果になりました。

■どれを見る?番組選びで生まれる世代間のギャップ


年末年始の番組といえば、トップは「バラエティ」(46.4%)、次いで「スポーツのライブ中継」(20.0%)、「音楽番組」(15.8%)が上位に。家族そろって楽しめる番組が選ばれやすいことがわかりました。
ところが、一人で見たい番組をたずねてみると、世代によってバラつきがあることがわかりました。一人で見たい番組には、趣味や興味、ライフスタイルと関連が深い番組が選ばれやすい傾向にあります。
さらに、年末年始に見るテレビ番組を決める基準は、10~20代は「好きなタレントやアイドルが出ている」が最も多く、20~40代の子育て世代では「家族共通の話題かどうか」、50代以降は「関心を持っているジャンルや趣味に関連するかどうか」がポイントになることがわかりました。また、43.5%の人が“ながら見”をすると回答。
家族でテレビを囲んで思い思いに過ごすのが年末年始の醍醐味といえそうです。

■年末年始は家族で楽しめる番組が優先。でも、一人で見たい番組も…


過半数(56.6%)の人が「録画したい年末年始の番組がある」と回答し、よく録画されるのは「バラエティ」(19.8%)、「シリーズものの映画」(19.5%)、「国内ドラマ」(14.1%)、「アニメ・特撮ドラマ」(11.5%)の順になりました。一人で見たい番組との類似性が見られます。
録画する理由のほとんどが「後でゆっくり見たいので」(73.0%)、録画時間は「6~12時間くらい」(28.4%)がもっとも多くなりました。また、録画した番組は、7割以上の人がキチンと全て見ると答えています(ほぼ全部見ている:46.3%+時間をかけても全部見る:28.1%)。“ながら見”をする人も34.0%とリアルタイムで視聴するより約10.0%低くなっており、録画した番組はじっくりと見ていることがわかります。
ホントに見たい番組は、年末年始に録り貯めて、休み明けにじっくり見る傾向にあるようです。


【調査概要】
調査対象:全国の10代~60代の男女1000名(男女各500名ずつ)
調査期間:2013年12月6日(金)~8日(日)
調査方法:インターネット調査

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