Windows XPのセキュリティに関する企業ユーザ意識調査 

2014年01月14日
トレンドマイクロは、2013年12月に、勤務先のWindows XPのセキュリティに関するWebアンケート調査(対象者:企業のIT管理者515名)を実施。

【調査結果】

本調査において、半数以上(53.8%)のIT管理者が、勤務先の業務用PCでWindows XPを使用していると回答しました。そのうち約半数(47.7%)の回答者が、マイクロソフトの延長サポートが終了する2014年4月以降も業務用端末として利用すると回答しました。さらに、2014年4月以降もWindows XPを利用する回答者のうち約2割は、そもそも移行する予定がないことが分かりました。

Windows XPを使い続けている理由として、「時間の関係で移行しきれない(43.0%)」、「Windows XPでないと動かない業務アプリケーションがある(42.6%)」、「移行のためのコストがかかる(37.5%)」が主な理由として挙げられました。新OSへ移行したくても、すぐには難しい企業ユーザが多いことが伺えます。一方で「現状でも業務に支障がない」とした回答者も2割以上にのぼり、新OSへの移行は業務上必要ないと判断しているIT管理者も一定数いることが分かりました。

マイクロソフトのWindows XPの延長サポート終了を見据えたセキュリティ対策について聞いたところ、ウイルス対策ソフトについては「導入済み」が63.9%、「検討中」が12.6%となり、検討中を含めると7割以上が対策していることがわかりました。一方、脆弱性対策製品の導入は、「導入済み」が27.8%、「検討中」が21.7%となり、検討中の回答者を含めても半数に満たない結果となりました。サポート切れOSに対し、脆弱性対策の観点からの対策は浸透していないことが浮き彫りとなりました。


【調査概要】
調査名:Windows XPのセキュリティに関する企業ユーザ調査
実施時期:2013年12月12日~12月13日
回答者数:企業のIT管理者515名
手法:インターネット調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[トレンドマイクロ]
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