スマートフォン料金に対する意識調査 

2014年03月28日
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、「消費増税後のスマートフォン」をテーマに、スマートフォンユーザーへの意識・実態調査を行った。

【調査結果】

◆消費増税後、45%が「携帯電話などの通信費」を節約したい 節約希望額の平均「3,137 円」

まず、「2014 年 4 月 1 日の消費増税後、節約したいと思うものは何ですか?」という質問をしたところ、「食費」の 47%に次いで多かったのが「携帯電話などの通信費」で 45%。以下、「水道・光熱費」(37%)、「日用品費」(30%)、「洋服・ファッション雑貨費」(30%)、「交際費」(24%)と続きました。「携帯電話などの通信費」を節約したい理由としては、「毎月払わなくてはならない金額を減らせれば、長期的にみると結構な金額になると思うから。(29 歳・女性)」といった意見のほか、「工夫次第で、節約の余地がありそうだから。(30 歳・女性)」などの意見も多くあがりました。

また、「現在使っているスマートフォンの不満」に関して聞くと、「料金が高い」が 66%で 1 位。「電池の持ちが悪い」(53%)、「2 年縛りがある」(43%)、「電波状態が悪い」(22%)などを上回る結果となり、ユーザーの一番の不満は「料金」にあることが明らかとなりました。そこで、現在のスマートフォンの月々の料金について聞くと、平均金額は「7,400 円」。「月々いくらくらい節約したいと思いますか?」との質問には、平均は「3,137 円」となり、月々のスマートフォンの料金は 4,000 円程度に抑えたいというのが、ユーザーの本音のようです。

◆節約方法1 位は「不要なサービスの解約」 一方、「希望額を節約できると思わない」7 割

次に、消費増税後、携帯電話料金の節約を考えている方に、「具体的な節約方法」を聞いたところ、最も多かったのは「不要なサービスを解約する」で 49%。以下、「通話無料のアプリを使う」(42%)、「通話を控える」(33%)、「Wi-Fiを活用する」(25%)と続き、中には「キャリア・端末を変更する」という人も 21%いました。
一方、「これらの節約方法で、希望の金額を節約できると思いますか?」という質問には、「節約できると思う」と答えた人は31%にとどまり、69%が「節約できるとは思わない」と回答。その理由としては、「基本料金が高いので、限界がある。(34 歳・男性)」、「実際やっているが、節約できていないから。(29 歳・女性)」、「定額プランの金額が高いため。(31 歳・女性)」などの意見があがりました。
多くのユーザーが、「現在のスマートフォンの料金は高い」と感じつつも、具体的な節約プランをイメージできていないという課題が浮き彫りとなる結果となりました。


【調査概要】
調査名:「スマートフォン」に関する意識・実態調査
調査対象:25~39歳 スマートフォンユーザー男女500名 (男性250 名 女性250名)
調査期間:2014年3月20日(木)~3 月21日(金)
調査方法:インターネット調査

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[トレンド総研]
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