妻の携帯電話の使い方実態調査 

2014年04月09日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、30代~40代の主婦を中心とする当社サービス登録の会員を対象に「携帯電話の使用方法」についてのアンケートを2014年3月18日~3月24日に実施。有効回答者数は1,102名、そのうち携帯電話を持っている既婚女性884名(平均年齢44歳)を対象に、携帯電話の使用方法を分析した。

【調査結果】

(1)持っている携帯電話の種類について

既婚女性の方に「持っている携帯電話の種類」について確認したところ、全体ではスマートフォンが63.1%、フィーチャーフォンが36.9%となり、スマートフォンユーザーのほうが多いことがわかりました。世代別では、年齢が上がるに連れフィーチャーフォンの割合が高くなる傾向が見られましたが、60代以上でも4割弱の方がスマートフォンを保有しており、年齢を問わずスマートフォンが浸透してきていることがうかがえました。

(2)携帯電話の使い方について

携帯電話でよく行うことについて聞いたところ、スマートフォンユーザー、フィーチャーフォンユーザーともに「電話」、「メール・メッセージの送信」が90%以上となりました。また、スマートフォンユーザーは、「調べ物をする」が87,5%、「写真・動画を撮る」が81.4%で、どちらもフィーチャーフォンユーザーの24.5%(調べ物)、42.9%(写真・動画を撮る)を大きく上回る結果となりました。
さらに、「ニュースを見る」、「ゲームをする」、「音楽を聞く」、「動画を見る」、「ネットショッピング」などの項目については、フィーチャーフォンユーザーはほとんど利用していない一方で、スマートフォンユーザーは「ゲーム」が53.8%、「ニュースを見る」が51.4%、「ネットショッピング」が49.5%と約2人に1人が楽しんでいることがわかりました。「音楽を聞く」(35.8%)、「動画を見る」(29%)についても約3人に1人が利用していると回答しており、スマートフォンユーザーはスマートフォンを通して様々なコンテンツを利用していると言えそうです。

アンケートではスマートフォン、フィーチャーフォンそれぞれのユーザーにメリットをたずねましたが、スマートフォンのメリットは「インターネットが利用しやすい」がトップで85.3%、続いて「調べ物がしやすい」が76.3%、3位は「タッチパネルで操作がしやすい」で46.2%、4位は「写真・動画を撮りやすい」で43.7%、5位は「PC用のメールアドレスが使える」で36.9%となりました。一方、フィーチャーフォンでは「操作がしやすい」が76.7%、2位が「料金が安い」で72.4%でしたが、それ以外のメリットを挙げた人はいずれも10%以下でした。

(3)携帯電話を使う時間について

アンケートの回答者に1日のうち携帯電話を使う時間について聞いたところ、フィーチャーフォンユーザーは30分以下が65.6%を占めました。ついで30分~1時間未満が22.1%となっており、90%弱のユーザーが携帯電話の利用時間は1時間以下であることが判明しました。一方で、スマートフォンユーザーの43.4%が1日に携帯電話を1時間~3時間未満使うと答えており、フィーチャーフォンユーザーに比べて利用時間が長い人が多いことがわかりました。
具体的なスマートフォンの使い方については、「パソコンとほぼ変わらないので、今ではほとんどスマートフォンで済ましています。さっと使えるし、持ち運びにも便利です。電話よりもネットをよく使っており、調べものなどをよくします。写真もデジカメよりもこちらを使うようになったし、移動中の車内で音楽を聴くのにも使っています。」(40代)、「外出先での調べ物やキッチンでレシピを表示させて調理するのに使っています。また家事中にラジオや音楽を聴いたり、手書きの手帳の代わりにスケジュール管理をしたり、写真撮影、写真の加工とSNSへの投稿、写真のプリント注文等、毎日何かに使用しています。」(30代)といったコメントが寄せられました。

(4)機種変更について

スマートフォンユーザーに「スマートフォンを使い始めて何年目か」を聞いたところ、1年以上~2年未満と回答した方が31.5%でトップでした。一方、フィーチャーフォンユーザーに対しては、「今の機種に変えて何年目か」を聞いたところ、2年以上~3年未満が22.7%でトップでした。特徴的だったのは5年以上の割合で、同じ携帯電話を使い続けている方が20.9%いることが判明しました。
フィーチャーフォンユーザーにスマートフォンにしない理由を聞いたところ、「料金が高いことが1番です。パケット代が毎月MAXの4千円か5千円くらいかかるようですが、ガラケーだと、通話や写メの量を押さえれば月々1千円~3千円くらいですみます。」(30代)、「使っている人が、操作を間違えてメールなどが届くことが多く、操作方法が難しいイメージがある。」(40代)といったように「価格」や「操作性」がネックとなっている様子がうかがえました。

次回の機種変更時に、スマートフォンにするのか、フィーチャーフォンにするのかを聞いたところ、スマートフォンユーザーの94.3%が次もスマートフォンにすると回答しました。
 一方、フィーチャーフォンユーザーも41.7%が次はスマートフォンにしたいと回答しており、その理由は「悩むところだが、フィーチャーフォンでも機種が違うと使い勝手が違うので、この際だからスマートフォンに換えて、使いこなせるようになりたい。使えれば、便利なのは分かっているし、時代の流れには逆らえないと思う。」(40代)、「友人が次々とスマートフォンに変えているから」(50代)といったように周囲の変化、時代の流れに乗り遅れたくないといった様子がうかがえました。


【調査概要】
対象:当社登録の会員
調査方法:当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2014年3月18日~3月24日 (7日間)
有効回答者数: 1102名、(そのうち携帯電話を持っている既婚女性884名を対象に分析)
属性:女性:20代 2%、30代30%、40代45%、50代20%、60代以上3%

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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