「モバイル機器」についての調査 

2014年04月18日
インターネットコムと NTTコム リサーチは、「モバイル機器」について調査を実施した。(第11回目調査)
調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,086人。男女比は男性53.2%、女性46.8%。年代比は10代11.0%、20代18.0%、30代21.3%、40代17.7%、50代以上32.1%。

まず、ユーザーがどのようなモバイル機器を所有しているかを調べた。所有率の高いモバイル機器は、「ノート PC/ネットブック」(56.4%、前回57.7%)が最も多く、「スマートフォン」(54.7%、同52.0%)がそれに迫り、「従来型の携帯電話/PHS」(48.4%、同50.6%)、との差を広げてきた。以下、「携帯ゲーム機(ニンテンドー DS や PSP など)」(28.8%、同29.4%)、「携帯音楽プレーヤ(iPod touch など)」(26.3%、同24.3%)が続き、その後ろから「タブレットPC(iPadなど)」(17.3%、同14.8%)が差を詰めている。

スマートフォンを使う人が増えたことで、同様の OS やアプリケーション、操作体系を持つタブレットを利用する人も増えてきたようだ。

スマートフォンは「iPhone の人気が高いものの、Android 搭載モデルを使う人が多い」状況にある。基本的に同種の OS を搭載するタブレットも同じような状態だろうか。そこで、タブレットで使用している OS を調べてみよう。

ほぼ1年前の第7回のデータから並べてみると、今回 Android が iPad に搭載されている iOS を上回ったが、一時的な変動の可能性がある。Android が 増加傾向にあって iOS のシェアを上回ったと判断するには、継続的な調査が必要だろう。

興味深いのは、Windows 系 OS が10%前後で推移していることだ。Android と iOS の2強で寡占状態にあるなか健闘できているのは、やはりパソコンにおける Windows の大きなシェアが貢献しているのだろうか。各ユーザーが持っているスマートフォン、タブレット、パソコンの OS の種類に相関関係があるかもしれない。

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[インターネットコム]
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