クロス・マーケティングは、首都圏(1都3県)に在住する20歳~59歳の男女を対象に、「コーヒーに関する調査」を実施しました。

【調査背景・目的】

近年、日本のコーヒーを楽しむシーンは多様化してきております。缶コーヒーやインスタントコーヒーといった馴染みのあるものから、ファストフード店が質の高いコーヒー提供をし始めたり、自宅やオフィスでのコーヒーマシンが普及したり等コーヒーと言っても様々なタイプのものがあります。そのなかでも、コンビニで提供されるカウンターコーヒーに至っては、日経トレンディが選ぶ2013年のヒット商品第1位に選ばれたことからもその人気ぶりが窺えます。昨年からコーヒー飲料に対する支出額は増加傾向が続いている中で、コーヒー飲用頻度や人気のあるコーヒーのタイプ、各コーヒーに対するイメージや飲用時に何を食べているかなどを調査し、1年前との比較も行いながらコーヒーについての実態を明らかにしました。

【調査結果】

・1年前と比較してコーヒーを飲む頻度が増えたと認識されている。なかでもカウンターコーヒーを飲む頻度が格段に 増えたと認識されており、コンビニでコーヒーを淹れるという行為が定着していることがわかる。また、缶コーヒーに限らず、コンビニや自販機で購入する他のコーヒーは1年前と比較して購入が減ったと意識されている。

・各コーヒーの中で最も好きとされたコーヒーの多くは「コーヒーチェーンのコーヒー」に。様々タイプのコーヒーの中で“最も好き”というわけではないにも関わらずカウンターコーヒーの需要が高いのは、金額のお手頃感や他の商品も ついで買いができるところがポイントと考えられる。

・各コーヒーイメージのコレスポンデンス分析によるパーセプションマップでみると、インスタントコーヒーは【日常的・ 手軽】【オールド・ファッション】であるのに対して、「ネスカフェゴールドブレンド バリスタ」のようなコーヒーマシンでのコーヒーは【特別・本格的】【トレンディ】といった対極のイメージを持たれていることがわかった。どちらのコーヒーも 同じく自分で簡単に淹れることができるコーヒーだが、コーヒーマシンでのコーヒーは手軽さよりも特別さ・本格さが 強く感じられるといった結果が見られる。



【調査概要】
調査手法: インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査地域: 首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)
調査対象: 1週間に1回はコーヒーを飲む、20~59歳の男女
調査期間: 2014年6月7日(土)~6月8日(日)
有効回答数: 2,203サンプル

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[クロス・マーケティング]
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