BrandZ TOP100 Ranking(ブランド価値ランキング) 

2014年05月22日
市場調査会社のカンター・ジャパンは、世界最大手の広告会社であるイギリスのWPP(ダブリューピーピー)の子会社です。WPPグループは、今年で9回目になるブランド価値ランキング(『BrandZ TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)』)を発表。ブランド価値の算出およびランキングを行ったのは、同じグループに属するミルウォード・ブラウン・オプティモア社です。

【調査結果】

ブランド価値ランキング(BrandZTM Top100 Ranking 2014)
1 Google
2 Apple
3 IBM
4 Microsoft
5 McDonald’s
6 Coca-Cola
7 Visa
8 AT&T
9 Marlboro
10 Amazon

■ 今年のブランド価値1位はGoogle(グーグル)
今年最もブランド価値が高いと評価されたブランドはGoogle(グーグル)で、昨年まで3年連続1位だったApple(アップル)が2位という結果になりました。

■ 躍進するソーシャルネットワーキングサービスブランド
今年のランキングで目立つのは、ソーシャルネットワーキングサービスブランドの価値が高まっている点です。例えば、Tencent(テンセント)やFacebook(フェイスブック)が前年よりも価値を大幅に高めました。また、Twitter(ツイッター)やLinkedIn(リンクトイン)が100位以内に入りました。

こういったサービスは、単なるツールを超え、我々の生活の一部になってきているところがブランド価値を高めることにつながっています。

■ 日本の自動車ブランドの価値が向上
日本のブランドでは、前年と同じく4つのブランド(トヨタ、ホンダ、ニッサン、NTTドコモ)が100位以内に入りました。どの自動車ブランドも前年より価値が向上しました。

■ まとめ
このランキングを開始した2006年時のブランド価値と今年のブランド価値を比較すると、最も価値の絶対額を増やしたブランドがApple(アップル)で、その次がGoogle(グーグル)になります。ミルウォード・ブラウン・オプティモア社のコメントにあるように、昨年はGoogle(グーグル)の革新的な活動が目立った一年であり、それが今年のランキングに表れたようです。

■ 『BrandZ Top100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)』について
このブランド価値ランキングは、WPPグループが年1回発表しているもので、今年で9回目になります。ブランド価値の算出およびランキングは、ミルウォード・ブラウン・オプティモア社が実施しています。ここでいうブランドとは、主に個々の製品・サービスブランドの集合体を指しています。例えば、コカ・コーラは、飲料のコカ・コーラを意味します。
ブランド価値の算出は、各企業の公開財務情報やミルウォード・ブラウン・グループが年1回実施しているブランドに関する消費者調査(『BrandZ(ブランジー)』)の結果などを用いて行われます。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カンター・ジャパン]
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