パンツ型紙おむつ使用者の実態調査と排泄行動 

2014年10月09日
ユニ・チャームは、大人用紙おむつ使用者を対象に、高齢者の排泄実態をアンケートにて調査し、在宅や介護施設で排泄行動を妨げる要因を検証しました。

【実際の介護者の想いと現実のギャップ】

■検証のまとめ

◆介護者は「トイレやポータブルトイレで排泄させてあげたい」と86.4%が望む。

◆介護者が「ついつい」手伝う理由は、「安定した立位がとりにくい」51%、「転倒の危険がある」31%。紙パンツを履くのに難しく、想いと現実のギャップがある。

◆介護者が「ついつい」手伝う工程は、紙おむつを“引き上げ”のとき。

◆介護者が「ついつい」手伝う引っかかりの場所は、約60%がおしり部分。


■検証の背景

近年、高齢者介護に関する問題が深刻化する中、政府は元気なお年寄りを増やし、社会保障費の負担軽減を目的に「健康日本21」を発表しています。中でも「閉じこもり予防」について大きく掲げられていますが、当社では、高齢化に伴う虚弱化の時期やスピードをできるだけ紙おむつを通じて遅らせることが重要で、高齢者の「生活機能の維持・回復」や「できることを増やしていく自立」を使命として捉えます。
しかしながら、普段介護に携わる方は、加齢に伴う筋力の衰えや効率の側面から「ついつい」手伝っていることが判りました。
そこでこの度、普段介護に携わる方へ、介護者に負担となる排泄介護の実態を調査する為、アンケート調査と紙パンツの着脱の様子を検証しました。その実態の結果をご報告します。


【検証の概要】
(1)介護実態アンケート調査
調査対象:ご家族を介護される方
調査人数:750名
調査期間:2013年6月20日~2013年6月25日
調査方法:インターネット調査

(2)紙パンツ使用実態アンケート調査
調査対象:ご家族を介護される方
調査人数:250名
調査期間:2013年11月1日~2013年11月8日
調査方法:インターネット調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ユニ・チャーム]
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