「失恋ソング」ランキング 

2014年10月20日
音楽情報誌『CD&DLでーた』は、10~40代の男女を対象とした、失恋した時に聴きたい「失恋ソング」ランキングを発表。(調査期間:2014年9月8日~9日)

【調査結果】

●あなたが失恋した時に聴きたい「失恋ソング」は? 総合ランキングTOP20

設問:あなたが失恋した時に聴きたい曲(失恋ソング)はなんですか。
※曲名とアーティスト名、またその理由やエピソードもあわせて教えてください。 有効回答者数 n=1110人

順位:曲名/アーティスト名

1位:M/プリンセス プリンセス
2位:もう恋なんてしない/槇原敬之
3位:元気を出して/竹内まりや
4位:366日/HY
5位:さよなら/オフコース
6位:会いたくて 会いたくて/西野カナ
7位:失恋レストラン/清水健太郎
8位:サウダージ/ポルノグラフィティ
9位:First Love/宇多田ヒカル
10位:わかれうた/中島みゆき
11位:オリビアを聴きながら/杏里
12位:片想い/浜田省吾
13位:負けないで/ZARD
14位:Over/Mr.Children
15位:リフレインが叫んでる/松任谷由実
16位:サンキュ./DREAMS COME TRUE
17位:難破船/中森明菜
18位:駅/竹内まりや
19位:会いたい/沢田知可子
20位:NAO/HY

【今回の調査結果について】

総合ランキング1位はプリンセス プリンセスの「M」
総合ランキング1位は、「M」(プリンセス プリンセス)で、30~40代、特に女性の圧倒的な支持を集めました。“学生時代失恋した時に聴いた曲”、“歌詞がそのまま身に染みる”といったコメントとともに、“失恋した人のイニシャルがMだった”という、この曲ならではの思い入れのあるコメントも挙げられました。一方、2位の「もう恋なんてしない」(槇原敬之)は、世代を問わず男性からの得票を多く集め、“友人が失恋した時に歌って励ました”、“歌詞に共感できる”といったコメントが寄せられました。

20代女性に人気の西野カナ
また、今回は特に女性のランキングにおいて、世代別の傾向が顕著に表れました。30~40代女性の定番「失恋ソング」として、「M」(プリンセス プリンセス)、「元気を出して」(竹内まりや)が挙げられたのに対し、10~20代女性については、「366日」(HY)、「会いたくて 会いたくて」(西野カナ)が上位にランクインする結果となりました。ここ数年、ラブソングと言えば…ということで定評のある西野カナの「会いたくて 会いたくて」は、“失恋ソングといって真っ先に思い浮かぶ”、“彼氏に振られた時に聴いていっぱい泣いた”といったコメントとともに、特に20代女性の高い支持を集めました。

そのほか興味深いこととしては、「非シングル曲」が多くランクインしていることが挙げられます。「M」(プリンセス プリンセス)、「駅」(竹内まりや)はもともとシングルのカップリング曲、「366日」(HY)、「Over」(Mr.Children)はアルバム収録曲です。どの曲も人気が高いので、誰しも耳にしたことがある楽曲だと思いますが、ちょっと意外な傾向と言えるでしょう。

さらにランクインした曲の発表年度を見てみると、1970年代と1980年代が5曲ずつ、1990年代が6曲、2000年代が3曲、2010年代が1曲となっています。CDの売上減少とリンクしているとも捉えられますが、発表年度が古い楽曲に関しては、ここ数年のカバーブームによって歌い継がれてきているとも言えます。なかにはオリジナルではなく、カバーで知った、というようなパターンもあるのではないでしょうか。

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[PRTIMES]
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