幸福感と年代イメージギャップに関する調査(30歳前後と40歳前後の男女対象) 

2014年08月06日
インターネット調査会社のマーシュは、1都3県に在住する30歳前後と40歳前後の男女を対象にアンケートを実施。調査期間は2014年7月25日~7月29日で、同社が運営する「D STYLE WEB」のアンケート会員を対象に実施されました。

【調査総括】

2008年の流行語になるほど聞きなれた言葉となった、アラサーやアラフォー。今回はアラサーやアラフォー世代の中でも、節目を迎える前後の年齢に限定し、節目の年齢の自分について5年以上前に想像したことがある人を対象に、幸福感と年代イメージギャップに関する調査を実施した。

そこで、対象者抽出時に、29歳~31歳には30歳の自分、39歳~41歳には40歳の自分について、5年以上前に想像した経験があるかを尋ねたところ、経験がある人は全体の3割強に留まった。しかし、アラウンド30の女性においては、46.0%と約半数が、30歳の自分を想像したことがあると回答し、結婚や出産を意識する女性が多い様子が窺える結果となった。

本調査では、過去に想像していた自分と、現在の自分にギャップを感じるかを尋ねたところ、ギャップを感じる人が7割弱存在し、アラウンド30の男性では、8割がギャップを感じていると回答した。その理由として、「結婚していると思っていたが、まだ未婚」 、「安定した生活を送っていると思っていたが、ぎりぎりの生活を送っている」等、晩婚化を象徴する意見や、将来に対しての不安を感じさせる意見が目立った。

さらに、イメージした自分に対するギャップの有無と、幸福感の関連を見たところ、ギャップを感じている人は、幸せと回答している人が6割弱に留まるのに対し、ギャップを感じていない人は、幸せと回答した人が8割存在したことから、ギャップを感じていない方が、幸福感が高いという結果になった。

今回の調査では、過去に想像した自分と、現在の自分にギャップを感じている人ほど、幸福感は薄れ、年代イメージギャップは幸福感に影響を及ぼしている結果となった。しかし、『ギャップを感じている=不幸』とは一概に言えず、『イメージとは違ったが、幸せを感じている』という人も存在し、ギャップを感じても、幸せを見出している人と、想像通りにならず幸せとは言えない人で、二分していることがわかった。


【調査概要】
調査名:幸福感と年代イメージギャップに関する調査
調査対象者:
 ・一都三県在住
 ・1983年4月1日~1985年3月31日もしくは1973年4月1日~1975年3月31日生まれの男女
 ・5年以上前に、30歳もしくは40歳の自分を想像したことがある人
有効回答数:240s
調査期間:2014年7月25日~7月29日
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社マーシュ

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[ドリームニュース]
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