シニア世代の加齢と健康に関する意識調査(65 才以上のシニア世代男女対象) 

2018年09月18日

バイエル薬品は、全国のシニア世代(65 才以上)の男女 1,648 名を対象に実施した、シニア世代の加齢と健康に関する意識調査結果を発表しました。

日本は世界における長寿国として知られています。世界保健統計 2018 によると、日本人の平均寿命は84.2 年で世界第 1 位、健康寿命は 74.8 年で世界第 2 位です。医療の進展や革新的技術の提供により、平均寿命のみならず健康寿命の延伸が今後ますます期待される「人生 100 年時代」において、加齢や避けられない病気と向き合いながら、できる限り健康的に幸せに年を重ねる「ヘルシーエイジング」が重要になります。このことから、シニア世代のヘルシーエイジングに関わる、加齢や健康に関するコミュニケーションや取り組みの実態と意識を把握することを目的に、本年 6 月に調査を実施しました。

本調査では、シニア世代の約 69%が年を取ることに不安を感じていることが明らかになりました。しかし、加齢や健康の不安に関する周囲とのコミュニケーションは十分に取られておらず、月 1 日以上話しているシニア世代の割合は、いずれの相手においても 50%を下回る結果となりました。シニア世代が本当は相談したいと思っている相手は、「子ども」と「医療関係者」でした。
また、シニア世代が「健康的に幸せに年を重ねる」ために重要だと思っていることは、「身体と心の健康」、「最低限な生活ができるお金」に続いて、「家族や周囲の人との精神的なつながり」(約 87%)、 「家族や周囲の人と話をすること」(約 87%)でした。また、「健康的で幸せに年を重ねる」ために自分にとって重要だと思うことを、周囲のいずれかの人と話せている層の幸せ度は 10 点満点中 7.25 点で、話せていない層(6.04 点)より幸せ度が有意に高いという傾向が示されました。

病気に関する不安について聞いたところ、50%近いシニアが「循環器の病気」(約 54%)、「脳の病気」(約53%)、「がん」(約 51%)、「目の病気」(約 50%)に不安を感じていました。また現在、病気を抱えている方が、加齢や病気の不安を周囲に話すことで得られた効果は「病気や治療に関する知識や理解が深まった」(約 47%)、「病気に対する不安が和らいだ」(約 45%)、「病気と向き合う意欲が沸いた」(約 41%)でした。

主な調査結果


■シニア世代(65 才以上)の約 69%が、年をとることに不安

シニア世代の加齢に伴う不安 TOP3 は、「加齢により身体が衰えること」(約 84%)、「介護が必要な状態になること」(約 81%)、「日常生活において自立できなくなること」(約 74%)でした。

■50%近いシニアが不安を感じる病気は上位から「循環器系の病気」(約 54%)、「脳の病気」(約 53%)、「がん」(約 51%)、「目の病気」(約 50%)

シニア世代・男性が、不安を感じる病気 TOP3 は「循環器系の病気」(約 55%)、「がん」(約 49%)、「脳の病気」(約 48%)でした。一方シニア世代・女性が、不安を感じる病気 TOP3 は「脳の病気」(約 58%)、「目の病気」(約 54%)、「骨など整形外科に関わる病気」(約 53%)。「生殖器系の病気」以外において、女性の方が不安を感じる割合が高い傾向あることがわかりました。

■シニア世代において、加齢や健康の不安に関するコミュニケーションは不足。
本当は相談したいと思っている相手は「子ども」と「医療関係者」

シニア世代において、加齢や健康に関するコミュニケーションが十分に取られていない傾向が示唆されました。加齢や健康の不安について周囲の人に月1日以上話す割合は、「配偶者」(約 48%)、「友人」(約25%)、「医療関係者」(約 25%)と、どの相手においても 50%を下回りました。
性別ごとにみると、男性は女性に比べ、「配偶者」と月 1 日以上話している割合が高く、一方、女性は男性に比べ、「子ども」および「友人」と月 1 日以上話している割合が高いことが明らかになりました。

■現在疾患を抱えているシニア世代は、加齢や病気の不安を周囲の人と話すことで、病気や治療に関する知識や理解が深まり、病気に対する不安が和らぐ

現在疾患を抱えている方が、加齢や病気の不安を周囲に話すことで得られた効果は「病気や治療に関する知識や理解が深まった」が最も多く約 47%、次いで「病気に対する不安が和らいだ」(約 45%)、「病気と向き合う意欲が沸いた」(約 41%)でした。

■シニア世代の健康のための取り組み TOP3 は「食事」「医療機関に通う」「睡眠」

シニア世代が健康のために取り組んでいることは、「健康的な食事を摂る」が約 62%で最も高く、次いで「定期的に医療機関に通う」(約 59%)、「十分な睡眠をとる」(約 58%)でした。
性別ごとにみると、男性は女性に比べて「定期的に医療機関に通う」「飲酒を控える」「喫煙を控える」、女性は男性に比べて「健康的な食事を摂る」「十分な睡眠をとる」「自分のための時間を充実させること」「コミュニケーションをとること」「社会と関わりをもつこと」が有意に高く、男女において取り組みの内容に差が見られました。

■シニア世代が「健康的で幸せに年を重ねる」ためには、「心身の健康」、「最低限の生活ができるお金」に続き、「家族や周囲の人との精神的なつながりやコミュニケーション」が重要

シニア世代が「健康的で幸せに年を重ねる」ために自分にとって重要だと思っていることは、「身体と心の健康」と「最低限な生活ができるお金」に続いては、「家族や周囲の人との精神的なつながりが実感できること」(約 87%)、 「家族や周囲の人と話をすること」(約 87%)でした。

■「健康的で幸せに年を重ねる」ために自分にとって重要なことについて、周囲の人と話せている層は、幸せ度が高い

シニア世代が、「健康的で幸せに年を重ねる」ために自分にとって重要なことについて話せていると思う相手は、「配偶者」が最も多く約 59%。次いで「子ども」(約 45%)、「友人」(約 35%)、「医療関係者」(約31%)。配偶者以外の相手においては、話せている人の割合は 50%を下回りました。
性別ごとにみると、男性は女性に比べて「配偶者」「医療関係者」、女性は男性に比べて「子ども」「友人」に対して、話せている人の割合がそれぞれ有意に高いことが明らかになりました。
周囲のいずれかの人と「健康で幸せに年を重ねる」ために重要なことを話せている層の幸せ度は 10 点満点中 7.25 点で、話せていない層(6.04 点)より幸せ度が有意に高い傾向が見られました。

調査概要


調査対象者: 全国の 65 才以上の男女 1,648 名
 ※8 地域(東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州)均等割り付け
 ※各地域 男女各 103 名
調査時期: 2018 年 6 月 8 日~10 日
調査手法: インターネット調査
調査主体: バイエル薬品株式会社 バイエル ホールディング株式会社

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