アプリケーション配信戦略の動向調査(Trends in Application Delivery Strategies) 

2014年11月19日
アカマイ・テクノロジーズ・インク(アカマイ)は、企業がインターネットを介したビジネス・アプリケーションの配信と使用への移行を進めていることを示す調査を公表しました。回答者の50%はインターネット上で運用しているビジネス・アプリケーションが現在は20%未満だと答えていますが、43%が来年には大半のアプリケーションをインターネット上で配信することになると予想しています。

この「Trends in Application Delivery Strategies(アプリケーション配信戦略の動向)」調査は、2014年前半にアカマイの出資でGatepoint Research によって実施され、企業のIT意思決定者350人を対象に調査が行われました。回答者の過半数(65%)が、フォーチュン1000社およびビジネス/金融サービス、製造、医療、通信、運輸を含む様々な業界から集められた参加企業において高レベルの管理職を務めています。回答者の半数近く(46%)がグローバル企業で、ユーザの1/5以上が米国外でビジネスを展開しています。

企業がアプリケーションをどの程度の速さでインターネットに移すことを計画しているかの洞察に加えて、この調査はそれに関連する諸問題にも注目しています。たとえば、セキュリティは回答者にとって今も最大の関心事です(87%)。さらに、66%は性能について懸念し、45%は信頼性について懸念しています。

「Trends in Application Delivery Strategies(アプリケーション配信戦略の動向)」調査では、他にも以下のようなことが示されています。

・現在インターネット上で運用されている最も一般的なアプリケーション:ウェブサイトとウェブアプリケーション(71%)、電子メールサービス(57%)、コンテンツおよび協業サイト/ポータル(51%)、モバイルまたはモバイルウェブバックエンドアプリケーション(46%)、およびeラーニング(47%)

・計画中の投資の面では、ビッグデータが回答者にとって最大の焦点であり、55%が2014年度における最大の投資分野だったと語っています。

・回答者にとっての2014年度におけるその他の重要な投資分野:モバイルまたはモバイルウェブバックエンドアプリケーション(39%)、ウェブサイトまたはウェブアプリケーション(34%)、コンテンツおよび協業サイト/ポータル(34%)、災害復旧/バックアップサービス(26%)、および顧客管理(CRM)(28%)

・また、回答者の96%がモバイル機器上でビジネス・アプリケーションにアクセスするユーザを雇用していること、および22%がユーザの半数以上はモバイル機器上でビジネス・アプリケーションにアクセスすると語っていることも注目に値します。


詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アカマイ]
 マイページ TOP