外国人のトイレに関するアンケート調査（日本在住の外国人（10の国と地域）対象）
2015年01月13日
TOTOは、外国人が日本の公共トイレに求めているものを探るべく、日本在住の外国人600名（10の国と地域）を対象に「外国人のトイレに関するアンケート」を実施。
【調査結果】
日本の公共トイレで「洋式トイレ」を選択すると回答した割合が83％と8割以上となり、東洋人を含めた多くの外国人が洋式トイレを望んでいる傾向にあることがわかりました。また、日本の公共トイレで困ったことの1位が「和式トイレの使い方がわからなかった」となり、外国人を含めて、誰もが使いやすいトイレとして洋式化の必要性が浮き彫りとなりました。
一方、日本の公共トイレで日本語表記しかなくて困った理由として、1位は「さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった」となり、外国人にもわかりやすい操作性の向上が求められているといえます。また、洋式トイレを選んだ理由として3割以上の32％が「温水洗浄便座がある」と回答。外国人にも「ウォシュレット」を含む温水洗浄便座への支持が広がっていることがうかがえます。
Q1：訪日当初、日本の公共トイレに洋式トイレと和式トイレがあったとき、主にどちらを選択しましたか？
83.3％と8割以上が、日本の公共トイレにおいて洋式トイレを主に選ぶと回答しました。
「日本はいろんなものがキレイなのに、和式トイレを見ると不潔な印象を受ける※2」（アメリカ・女性）といった声もあがっています。
※2：TOTO主催「外国人グループインタビュー調査」（2014）より
Q2：訪日当初、日本の公共トイレで困ったこと （複数回答）
日本の公共トイレで困ったことの1位は「和式トイレの使い方がわからなかった」でした。和式トイレには日本独特の「金かくし」があるなど、諸外国のしゃがみ式トイレと異なる点も多く、「日本の和式トイレは向きがわからない※3」（イラン・女性）、「和式トイレは便器に座ってしまうかも※4」（アメリカ・男性）といった声もあります。
また、2位の「さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった」をはじめ、3位、5位、6位と操作性に関する困りごとが上位を占めました。
Q3：日本の公共トイレで日本語表示しかなくて困った理由 （複数回答）
日本の公共トイレで日本語表示しかなくて困ったことの1位は「さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった」でした。「かっこいいけどボタンが多すぎる※4」（インドネシア・男性）、「日本語が読めないからイラスト付きボタンがいい※4」（フランス・女性）といった声もあります。
※3：TOTO主催「外国人グループインタビュー調査」（2014）より
※4：TOTO主催「外国人トイレ文化見学ツアー」（2014）より
Q4：洋式トイレを選んだ理由 （複数回答）
日本の公共トイレで洋式トイレを選んだ理由として、「自国のトイレが洋式」、「足腰に負担がかからず楽」に次いで、3割以上の32.1％が「温水洗浄便座がある」と回答しました。洋式トイレとともに、温水洗浄便座のニーズも高いことがうかがえます。
Q5：日本の公共トイレで温水洗浄便座を使う理由（複数回答）
日本の公共トイレで温水洗浄便座を使う理由として、1位は「お尻が清潔になる」、2位は「紙で拭くよりもきれいになる」と、温水洗浄便座への信頼度の高さがうかがえる結果となりました。「お尻が清潔になるから、あったほうがいい※5」（台湾・女性）といった声もあります。
一方、3位に約4割が「自国にお尻を洗う習慣がある」と回答。宗教的な慣習や文化として、水洗い式のトイレ文化がある国の方々からも、温水洗浄便座は支持されています。「イスラム教は水洗い文化なのでウォシュレットじゃないと床がびちゃびちゃになる※5」（インドネシア・男性）、「ウォシュレットがあれば必ず使う※5」（サウジアラビア・男性）といった声もあります。
※5：TOTO主催「外国人トイレ文化見学ツアー」（2014）より
Q6：日本の公共トイレは自国の公共トイレと比べて清潔だと思いますか？
「とても清潔」「清潔」を合わせて93.6％と、9割以上が自国より日本の公共トイレが清潔と回答。多くの外国人が清潔さにおいて好印象を持っていることがわかります。
Q7：訪日当初、日本の公共トイレで困った経験のある施設 （複数回答）
訪日当初に日本の公共トイレで困った経験のある施設として、「不満を感じた施設はない」という回答が最も多く、日本の公共トイレの水準の高さがうかがえます。しかし、「駅」と「公園」において、いずれも約3割が困った経験があると回答。「駅のトイレはほぼ和式トイレでびっくり※6」（アメリカ・女性）といった声もあります。多くの方が高い頻度で使うトイレだけに、早急な対応が求められているといえます。
※6：TOTO主催「外国人グループインタビュー調査」（2014）より
【調査概要】
・名称：外国人のトイレに関するアンケート
・実施時期：2014年9～10月
・調査対象：日本在住の20歳以上の外国人
10の国と地域（韓国・台湾・中国・香港・アメリカ・フランス・イギリス・タイ・マレーシア・インドネシア）の出身者
・調査方法：インターネット・リサーチ
・有効回答数：600名（それぞれの国と地域の男女）
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査結果】
日本の公共トイレで「洋式トイレ」を選択すると回答した割合が83％と8割以上となり、東洋人を含めた多くの外国人が洋式トイレを望んでいる傾向にあることがわかりました。また、日本の公共トイレで困ったことの1位が「和式トイレの使い方がわからなかった」となり、外国人を含めて、誰もが使いやすいトイレとして洋式化の必要性が浮き彫りとなりました。
一方、日本の公共トイレで日本語表記しかなくて困った理由として、1位は「さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった」となり、外国人にもわかりやすい操作性の向上が求められているといえます。また、洋式トイレを選んだ理由として3割以上の32％が「温水洗浄便座がある」と回答。外国人にも「ウォシュレット」を含む温水洗浄便座への支持が広がっていることがうかがえます。
Q1：訪日当初、日本の公共トイレに洋式トイレと和式トイレがあったとき、主にどちらを選択しましたか？
83.3％と8割以上が、日本の公共トイレにおいて洋式トイレを主に選ぶと回答しました。
「日本はいろんなものがキレイなのに、和式トイレを見ると不潔な印象を受ける※2」（アメリカ・女性）といった声もあがっています。
※2：TOTO主催「外国人グループインタビュー調査」（2014）より
Q2：訪日当初、日本の公共トイレで困ったこと （複数回答）
日本の公共トイレで困ったことの1位は「和式トイレの使い方がわからなかった」でした。和式トイレには日本独特の「金かくし」があるなど、諸外国のしゃがみ式トイレと異なる点も多く、「日本の和式トイレは向きがわからない※3」（イラン・女性）、「和式トイレは便器に座ってしまうかも※4」（アメリカ・男性）といった声もあります。
また、2位の「さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった」をはじめ、3位、5位、6位と操作性に関する困りごとが上位を占めました。
Q3：日本の公共トイレで日本語表示しかなくて困った理由 （複数回答）
日本の公共トイレで日本語表示しかなくて困ったことの1位は「さまざまな操作ボタンの役割がわからなかった」でした。「かっこいいけどボタンが多すぎる※4」（インドネシア・男性）、「日本語が読めないからイラスト付きボタンがいい※4」（フランス・女性）といった声もあります。
※3：TOTO主催「外国人グループインタビュー調査」（2014）より
※4：TOTO主催「外国人トイレ文化見学ツアー」（2014）より
Q4：洋式トイレを選んだ理由 （複数回答）
日本の公共トイレで洋式トイレを選んだ理由として、「自国のトイレが洋式」、「足腰に負担がかからず楽」に次いで、3割以上の32.1％が「温水洗浄便座がある」と回答しました。洋式トイレとともに、温水洗浄便座のニーズも高いことがうかがえます。
Q5：日本の公共トイレで温水洗浄便座を使う理由（複数回答）
日本の公共トイレで温水洗浄便座を使う理由として、1位は「お尻が清潔になる」、2位は「紙で拭くよりもきれいになる」と、温水洗浄便座への信頼度の高さがうかがえる結果となりました。「お尻が清潔になるから、あったほうがいい※5」（台湾・女性）といった声もあります。
一方、3位に約4割が「自国にお尻を洗う習慣がある」と回答。宗教的な慣習や文化として、水洗い式のトイレ文化がある国の方々からも、温水洗浄便座は支持されています。「イスラム教は水洗い文化なのでウォシュレットじゃないと床がびちゃびちゃになる※5」（インドネシア・男性）、「ウォシュレットがあれば必ず使う※5」（サウジアラビア・男性）といった声もあります。
※5：TOTO主催「外国人トイレ文化見学ツアー」（2014）より
Q6：日本の公共トイレは自国の公共トイレと比べて清潔だと思いますか？
「とても清潔」「清潔」を合わせて93.6％と、9割以上が自国より日本の公共トイレが清潔と回答。多くの外国人が清潔さにおいて好印象を持っていることがわかります。
Q7：訪日当初、日本の公共トイレで困った経験のある施設 （複数回答）
訪日当初に日本の公共トイレで困った経験のある施設として、「不満を感じた施設はない」という回答が最も多く、日本の公共トイレの水準の高さがうかがえます。しかし、「駅」と「公園」において、いずれも約3割が困った経験があると回答。「駅のトイレはほぼ和式トイレでびっくり※6」（アメリカ・女性）といった声もあります。多くの方が高い頻度で使うトイレだけに、早急な対応が求められているといえます。
※6：TOTO主催「外国人グループインタビュー調査」（2014）より
【調査概要】
・名称：外国人のトイレに関するアンケート
・実施時期：2014年9～10月
・調査対象：日本在住の20歳以上の外国人
10の国と地域（韓国・台湾・中国・香港・アメリカ・フランス・イギリス・タイ・マレーシア・インドネシア）の出身者
・調査方法：インターネット・リサーチ
・有効回答数：600名（それぞれの国と地域の男女）
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[TOTO]
