「海外旅行中のトイレ事情」に関する調査(10代~60代男女対象) 

2017年10月17日
DeNAトラベルは、10代~60代の男女3091名を対象に「海外旅行中のトイレ事情」に関する調査を実施しました。

【調査背景】

毎日必ず使うトイレ。「日本のトイレは世界一」とよく言われていますが、海外旅行中は悩みの種になっている人も多いと思います。旅行好きの皆さんはどのようなことに気を付けているのでしょうか? そこで、DeNAトラベルでは「海外旅行中のトイレ事情」について調査しました。

【調査結果概要】

調査1:海外旅行中にトイレで困ったことはありますか?
「(困ったことが)ある」が86.8%と9割近い人が海外でのトイレで困った経験があることがわかりました。

調査2:どのようなことで困りましたか?(複数回答可)
困った理由を具体的に聞いたところ、圧倒的多数だったのは「トイレが汚い」81.1%。公衆トイレでもキレイに保たれているところが多い日本の環境に慣れていると、海外のトイレは使いづらいようです。その後は「トイレットペーパーがない」(54.0%)、「トイレットペーパーが流せない」(52.2%)とトイレットペーパーのトラブルが続いています。

調査3:【20回以上海外旅行に行っている人】海外でトイレが良かった国・地域があれば教えてください。(複数回答可)
20回以上の海外旅行を経験している旅慣れた人にトイレが良かった国・地域を聞いたところ、最も多かった回答は「特にない」(46.3%)となりました。やはり多くの人が日本に勝るトイレはないと考えているようです。次いで2番目に多かったのは「ハワイ」(18.6%)。その後は「アメリカ本土」(16.4%)、「ドイツ」(10.5%)、「台湾」(10.4%)と続いています。

調査4:【20回以上海外旅行に行っている人】海外でトイレで困った国・地域があれば教えてください。(複数回答可)
逆に20回以上海外旅行に行っている旅慣れた人たちにトイレで困った国・地域を聞いたところ、最も多かった回答は「中国」(48.8%)となりました。その他、上位に入っているのはアジア圏の国が多い中で、ヨーロッパからは「フランス」(11.2%)、「イタリア」(11.1%)もランクインしました。

調査5:あなたが海外のトイレで最も驚いたエピソードを教えてください
・フランスのトイレが芸術っぽくなっていて、壁画が流すボタンなのが面白かった(30代男性)
・ローマのトイレで便座からトイレットペーパーがはるかに離れていた(40代男性)
・モスクワ、赤の広場の近くの百貨店にある世界一キレイと言われるトイレは感動した(60代男性)
・東南アジアで紙がなくホースから出る水と手で洗わなくてはいけなかった。そのせいか床も濡れて汚かった(50代女性)
・バンコクのターミナル21というショッピングモールのトイレがフロアごとにテーマがあり可愛かった(20代女性)
・トルコのドライブインで入ったトイレは水が凍っていて流れなかった…(30代女性)
・ベネツィアで有料公衆トイレのプリペイドカードが売っていた(40代女性)

調査6:ヨーロッパなどのトイレでよく見かけるビデを使ったことはありますか?
「使い方を知っているし使ったことがある」(8.6%)、「使い方は知っているが使ったことはない」(41.9%)と約半数の人が使い方を知っていることがわかりました。しかし、使い慣れていないものを使うのは抵抗があるようで「使い方を知らないし使ったこともない」(37.6%)と合わせると8割近い人が使用経験がないことがわかりました。

調査7:あなたが海外でトイレトラブルに遭わないように気を付けていることがあれば教えてください。(複数回答可)
海外旅行に行った回数が「1回~4回」の人と「20回以上」の人に分けて集計すると、項目の順位に大きな差はありませんでしたが、項目ごとの割合がかなり違っていることがわかりました。20回以上旅行に行っている旅慣れた人は「ティッシュペーパーを持っていく」(70.8%、1回~4回は46.5%)、「レストランや美術館などのトイレを利用する」(67.0%、同47.6%)、「ウェットティッシュを持っていく」(41.6%、同28.2%)「携帯ウォッシュレットを持っていく」(10.2%、同2.9%)など、一度現地で困った経験があるからこそ様々な対策を講じているようです。

調査8:海外のトイレ、チップはいくらまでなら払えますか?
最も多かったのは「50円以上100円未満」で39.6%となりました。100円未満の回答が8割を超しており、やはりトイレに対して100円以上払うのは抵抗が大きい人が多いようです。

調査9:旅行先を選ぶ際、トイレに関することを意識しますか?
最も多い回答は「気にはするが旅行を左右するほどではない」(58.8%)でした。「トイレがキレイな国にしか行かない」(2.9%)、「『トイレが汚い』などの話を聞くと行くのを躊躇する」(17.1%)と、トイレが旅行先を左右する人も2割と少なくない数がいることがわかります。

【調査結果詳細】

調査1:海外旅行中にトイレで困ったことはありますか?
誰もが毎日必ず使うトイレ。日本のきれいなトイレに慣れていると海外旅行中のトイレで困る人も多いのではないかと思いますが、調査結果も「(困ったことが)ある」が86.8%と9割近い人が海外でのトイレで困った経験があることがわかりました。

調査2:どのようなことで困りましたか?(複数回答可)
困った理由を具体的に聞いたところ、圧倒的多数派だったのは「トイレが汚い」81.1%。公衆トイレでもキレイに保たれているところが多い日本の環境に慣れていると、海外のトイレは使いづらいようです。その後は「トイレットペーパーがない」(54.0%)、「トイレットペーパーが流せない」(52.2%)とトイレットペーパーに関するトラブルが続いています。ヨーロッパなどでよく見られるチップが必要な公衆トイレも、無料が当たり前の日本人からすると初めてのときは驚きのようで43.4%が「チップを払わなければ入れない」を挙げています。その他、「便座がない」(37.8%)、「ドアや壁がない」(23.3%)など日本のトイレでは考えられないような理由を挙げている人も一定数おり、多くの人が様々な理由でトイレに困っていることがわかります。

調査3:【20回以上海外旅行に行っている人】海外でトイレが良かった国・地域があれば教えてください。(複数回答可)
20回以上の海外旅行を経験している旅慣れた人にトイレが良かった国・地域を聞いたところ、最も多かった回答は「特にない」(46.3%)となりました。やはり多くの人が日本に勝るトイレはないと考えているようです。次いで2番目に多かったのは「ハワイ」(18.6%)。ハワイを選んだ理由としては、
・ホテルが多いのでどこでもキレイなトイレに入れる(40代女性)
・ショッピングモールのトイレは清潔で安心して使える(50代男性)
・ホテルだとシャワートイレ付のところも多い(20代女性)
などが挙がりました。毎年多くの日本人が訪れているのもトイレが整備されている理由かもしれません。その後は「アメリカ本土」(16.4%)、「ドイツ」(10.5%)、「台湾」(10.4%)と続いています。良かった国・地域に関しては上位10か国にアメリカ、ヨーロッパ、アジアがバランスよくランクインしています。

調査4:【20回以上海外旅行に行っている人】海外でトイレで困った国・地域があれば教えてください。(複数回答可)
逆に20回以上海外旅行に行っている旅慣れた人たちにトイレで困った国・地域を聞いたところ、最も多かった回答は「中国」(48.8%)となりました。選んだ理由としては
・ホテル以外のトイレはどこもとにかく汚い(40代女性)
・地方に行ったらドアや壁がないいわゆるニイハオトイレだった(60代男性)
などがあり、ほとんどの人が汚さと悪臭を理由として挙げていました。2番目の「韓国」(25.3%)は良かった国でも上位にランクインしていましたが、
 ・トイレットペーパーをゴミ箱に捨てるタイプのトイレで匂いがひどかった(30代男性)
 ・ホテルでも紙を流したらトイレが詰まった(20代女性)
など、場所によってトイレのクオリティに落差があることが伺えます。その他、上位に入っているのはアジア圏の国が多い中で、ヨーロッパからは「フランス」(11.2%)、「イタリア」(11.1%)がランクインしました。

調査5:あなたが海外のトイレで最も驚いたエピソードを教えてください
海外トイレでの驚きの経験を聞いたところ、
・フランスのトイレが芸術っぽくなっていて、壁画が流すボタンなのが面白かった(30代男性)
・ローマのトイレで便座からトイレットペーパーがはるかに離れていた(40代男性)
・モスクワ、赤の広場の近くの百貨店にある世界一キレイと言われるトイレは感動した(60代男性)
・東南アジアで紙がなくホースから出る水と手で洗わなくてはいけなかった。そのせいか床も濡れて汚かった(50代女性)
・バンコクのターミナル21というショッピングモールのトイレがフロアごとにテーマがありかわいかった(20代女性)
・トルコのドライブインで入ったトイレは水が凍っていて流れなかった…(30代女性)
・ベネツィアで有料公衆トイレのプリペイドカードが売っていた(40代女性)
など良くも悪くも日本では考えられないようなエピソードの数々があり、ある意味思い出になっている人も少なくないようです。

調査6:ヨーロッパなどのトイレでよく見かけるビデを使ったことはありますか?
イタリアやフランスなどヨーロッパではよく見かけるトイレの横にある低い洗面台のようなもの。これは「ビデ」という名前で、下半身全般を洗うためのものです。日本人としては見慣れないものなので使い方も知らない人も多いのではないかと思いましたが、「使い方を知っているし使ったことがある」(8.6%)、「使い方は知っているが使ったことはない」(41.9%)と約半数の人が使い方を知っていることがわかりました。しかし、使い慣れていないものを使うのは抵抗があるようで「使い方を知らないし使ったこともない」(37.6%)と合わせると8割近い人が使用経験がないことがわかりました。

調査7:あなたが海外でトイレトラブルに遭わないように気を付けていることがあれば教えてください。(複数回答可)
海外旅行に行った回数が「1回~4回」の人と「20回以上」の人に分けて集計すると、項目の順位に大きな差はありませんでしたが、項目ごとの割合がかなり違っていることがわかりました。20回以上旅行に行っている旅慣れた人は「ティッシュペーパーを持っていく」(70.8%、1回~4回は46.5%)、「レストランや美術館などのトイレを利用する」(67.0%、同47.6%)、「ウェットティッシュを持っていく」(41.6%、同28.2%)「携帯ウォッシュレットを持っていく」(10.2%、同2.9%)など一度現地で困った経験があるからこそ、多くの対応策を講じているようです。

調査8:海外のトイレ、チップはいくらまでなら払えますか?
海外ではよく見られるチップ制のトイレ。公衆トイレだけではなく、レストランなどにもあり、最近ではアジアの国でも導入しているところがあるそうです。トイレを利用するためにチップをいくらまで払えるか聞いたところ、最も多かったのは「50円以上100円未満」で39.6%となりました。100円未満の回答が8割を超しており、やはりトイレに対して100円以上払うのは抵抗が大きい人が多いようです。

調査9:旅行先を選ぶ際、トイレに関することを意識しますか?
最も多い回答は「気にはするが旅行を左右するほどではない」(58.8%)でした。「トイレがキレイな国にしか行かない」(2.9%)、「『トイレが汚い』などの話を聞くと行くのを躊躇する」(17.1%)と、トイレが旅行先を左右する人も2割と少なくない数がいることがわかります。


【調査概要】
調査タイトル:「海外旅行中のトイレ事情」に関するアンケート調査
調査対象: 10代~60代の男女3091名
調査期間:2017年10月3日(火)~10月5日(木)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社DeNAトラベル

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[DeNAトラベル]
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