医師へのアンケート調査(あなたの診療地域で産婦人科医は足りていますか?) 

2015年03月02日
医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアは、会員医師を対象に「あなたの診療地域で産婦人科医は足りていますか?」という問いでのアンケートを実施。

【調査の背景】

日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は、産婦人科医が女性の健康を生涯にわたって総合的に支援することを目指し、3月1日~3月8日の8日間を「女性の健康週間」と定めて2005年から活動を開始しました。2008年からは厚生労働省も主唱する国民運動となっています。
昨年2014年12月、両会連名で「わが国の産婦人科医療再建のための緊急提言」を公表しました。この中で両会は、産婦人科医の新規専攻医数は10年度をピークに減少を続け、大都市部と地方との格差が拡大していると報告しました。また、同年度の産婦人科医の勤務実態調査の結果、「状況はきわめて危機的である」とも訴えています。
そこで、全国の医師が、自身の地域での産婦人科医の充足状況についてどう感じているのか、について調査をいたしました。

【調査サマリー】

・医師専用サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(7万人以上)を対象に「あなたの診療地域で産婦人科医は足りていますか?」という質問をしたところ、4,083件の回答が寄せられた。

・「どちらかといえば不足している」が23.4%、「不足している」が19.9%、「危機的に不足している」が6.1%で、合計49.4%の約半数が不足していると感じると回答した。「婦人科は足りているが、産科が不足している」「産科医院の閉鎖が相次いでいる」「地域内でも格差があり、偏在している」といった意見が多数を占めた。

・「どちらかといえば足りている」が21.8%、「足りている」は9.2%で、合計31.0%の約3割が足りていると感じると回答した。「都市部なので足りている」「少子化で出産が減っているので何とかなっている」といった声が多かった。

・地域別の不足感ランキングでは、1位は「福島県」で、福島で診療する86.7%の医師が不足していると感じていた。2位は「島根県」で80.8%、3位は「青森県」で80.4%であった。


【調査方法】
・調査期間:2015年2月18日(水) ~ 2015年2月24日(火)
・有効回答:4,083人(者はすべて、医師専用サイトMedPeerに会員登録をする医師)
・設問:医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、医師会員からご投稿頂いたテーマをもとに、以下の質問を投げかけました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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