前立腺がん患者さんの受診体験に関する意識調査 

2019年03月07日

バイエル薬品は、前立腺がんの治療経験のある患者さんについて、受診したことがある医療機関や受診の内容、受診している医療機関に対する満足度について意識調査を行いました。
本調査は、2018年11月26日~12月4日に、前立腺がんの治療経験のある患者さん206名を対象に、インターネットによるアンケート形式で実施しました。

調査では、患者の60%以上が地域の総合病院を受診している一方で、診療所を中心に定期的に専門医がいる大学病院・がんセンターを受診しているのは少数にとどまっていることが明らかになりました。また、患者が診療所から紹介を受け地域の総合病院や大学病院、がんセンターを受診する流れに比べ、専門医がいる地域の総合病院や大学病院、がんセンターから診療所に戻ってきている、もしくは紹介を受けて診療所を受診する流れが弱い様子が浮き彫りになりました。
さらに、患者が医療機関に求める上位3項目は、「しっかり説明し、患者の話を聞く」「前立腺がん以外の疾患も含めた診察」「前立腺がんの最新治療情報などの説明 」で、医療機関によって上位3項目に差は見られないなど、患者が医療機関の機能や役割の違いを意識していない可能性を伺わせる様子もみられました。このほか、骨転移を症状が出る前に把握できる可能性がある血液検査について、この一年間で血液検査を受けた患者は、前立腺がんの腫瘍マーカーを調べるPSA検査と比べ、低い傾向にあることが分かりました。

調査結果概要


  • 患者の60%以上が地域の総合病院を受診、現在治療の中心は診療所で定期的に大学病院・がんセンターを受診しているのは3.9%にとどまる
  • 複数の医療機関を受診したことがある患者のうち、前立腺がんの可能性の段階で診療所から他の医療機関への紹介を受けているのは56.9%、総合病院、大学病院から診療所へ戻ってきている、もしくは紹介されている患者は3.4%
  • 薬物療法を受けている患者の16.7%は骨転移の説明を受けていない
  • 受診の際の医師との会話、症状については「話す」が62.2%も、副作用は34%、今後の治療方針や検査方針、前立腺がんの進展の見通しについては50%程度
  • 過去1年間に経験したことのある検査は「PSA検査」が86.4%に対し、「血液検査」は59.7%にとどまった
  • 背中や腰に痛みを感じているのは全体の27.2%
  • 背中や腰に痛みがある患者のうち、そのことを医師に伝えているのは46.4%と半数以下
  • 「骨転移があると言われたことがある」と回答した8人のうち、骨転移が発見されたきっかけは、医師の勧めで画像検査を行った結果が50.0%
  • 受診している医療機関に対して満足している患者さんの割合はおおむね70%
  • 患者が医療機関に求める上位3項目は、「しっかり説明し、患者の話を聞く」「前立腺がん以外の疾患も含めた診察」「前立腺がんの最新治療情報などの説明 」で、医療機関によって上位3項目に差は見られず

調査概要


対象:前立腺がんの患者さん206名
地域:全国
方法:インターネットによるアンケート調査
時期:2018年11月26日~12月4日

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