医師のセルフケアに関する調査 

2019年02月22日

アンテリオは、全国の16~79歳の男女2632人を対象に、「健康」に関する意識と実態の把握を目的とした自主企画調査「生活健康基礎調査」を実施しました。今回、その中から健康のためのセルフケアに関する回答を抜粋し、医師に対して簡易Web調査「TenQuick」で同じ質問をしたところ、一般生活者と医師の考え方や行動の違いが明らかになりました。

※ 上記2つの調査は設計が異なるため、同じ質問項目への回答であっても、単純な比較はできません。

調査結果


1.健康のために日常的に行っていることは、一般生活者と医師の傾向に大きな違いなし

一般生活者と医師に、自身の健康のために過去1年間に日常的に行っていることについて、以下の4つの項目で確認したところ、両者の傾向に大きな違いがないことがわかりました。

2.医師が一般生活者より気を付けているのは、塩分・糖分・脂肪分の摂りすぎ

一般生活者と医師に、健康に関する行動や考え方の傾向について、以下の4項目で確認したところ、「塩分・糖分・脂肪分などの摂りすぎに気を付けている」については、一般生活者は52%であるのに対し、医師は65%と10ポイント以上高い結果となりました。
また、「生薬や漢方など天然成分由来のものを好む」について、「あてはまらない・あまりあてはまらない」とする割合の合計は、一般生活者が33%であるのに対し、医師は57%となっており、医師の方が天然由来成分についてネガティブな考え方を持つ傾向にあることがわかりました。
※ それぞれの内訳の割合は、四捨五入しています。

3.生活習慣病の症状が出たら、医師の半数は、医療機関の受診や医療用医薬品で対処

医師に、気になる自分の症状とその対策方法について確認したところ、生活習慣病に関わる症状のうち、「肥満・太り気味」については、食生活の改善(55%)や運動(38%)などといった自分でできる対策をしている割合が多い結果となりました。一方で、「コレステロールが高め」「高血圧・血圧が高め」といった症状が出たら、約半数の医師が医療機関を受診するか医療用医薬品で対処していることが明らかになりました。

◆TenQuickについて

「TenQuick」は医療従事者(医師・薬剤師等)に対して最大15問までの“医療と健康に関する課題”を“早く安く”調査が可能な簡易Web調査です。スケジュールやコストに制限のある場面に適したサービスで、調査票作成の簡易サポートにも対応します。

調査概要
調査方法:簡易Web調査(TenQuick)
調査地域:全国
調査対象:医師
有効回答数:110サンプル  50歳未満 55サンプル、50歳以上 55サンプル
調査実施期間:2019年1月17日(木)~ 2019年1月21日(月)
調査主体:株式会社アンテリオ Quick Survey室

◆生活健康基礎調査について

「生活健康基礎調査」は、生活者の健康状態・健康意識、OTC薬の使用実態を捉え、OTC薬と生活者との関わりに関する経年データを整備することを目的としたものです(本年で28回目)。今回の調査より対象年齢上限を69歳から79歳に拡大しています。なお、このリリースは本調査の中から、調査結果を抜粋して作成しています。

調査概要
調査対象者:16~79歳の男女個人
調査地域:京浜・京阪神
サンプル抽出・調査方法:株式会社インテージが保有する郵送調査モニターを対象に、国勢調査による人口構成比に合わせて割当抽出し郵送調査を実施
有効サンプル数:男女計2632サンプル本リリース掲載にあたり使用した年代別サンプル数
調査実施期間:2018年4月11日(水)~2018年4月27日(金)
調査主体:
 株式会社アンテリオ コンシューマーヘルスケア事業部
 コンシューマーヘルスケア・ソリューション部

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アンテリオ]
 マイページ TOP