2015年5月格安スマホ利用者の満足度調査 

2015年05月21日
MMD研究所は「2015年5月格安スマホ利用者の満足度調査」を実施。
調査は、事前調査において利用者の多かったNTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)、インターネットイニシアティブ(IIJ mio)、ビッグローブ(BIGLOBE LTE 3G)、フュージョンコミュニケーションズ(楽天モバイル)、日本通信(b-mobile)のMVNO5社が提供しているSIMのいずれかをスマートフォンで利用している人(以下、格安スマホ利用者)を対象に、格安スマホ利用者250サンプルずつ計1,250サンプル取得しています。

【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 格安スマホの購入時期、2015年1~3月が21.8%で最多

■ 格安スマホ利用者の月額料金は平均2,961円、データ通信量は月平均2.8GB

■ 格安スマホ利用者の46.8%が携帯電話会社からの乗り換え

■ 格安スマホ利用者の満足度、61.2%が「満足」と回答、格安スマホサービス別では、IIJ mio利用者の満足度が最も高く70.8%

■ 格安スマホ利用者の購入時に重視した点、今後重視する点は共に「月額料金の安さ」「通信速度の速さ」「現在の電話番号が引き継げること」


・調査期間 / 2015年4月21日~5月7日
・有効回答 / 1,250人(OCNモバイルONE、IIJ mio、BIGLOBE LTE 3G、楽天モバイル、b-mobileのSIM利用者各250人)

【調査結果】

■ 格安スマホの購入時期、2015年1~3月が21.8%で最多
OCNモバイルONE、IIJ mio、BIGLOBE LTE 3G、楽天モバイル、b-mobileの格安スマホ利用者(各250人)合計1,250人を対象に、現在利用している格安スマホの購入時期を聞いたところ、2015年1月~3月が21.8%と最も多く、次いで2014年10月~12月が21.4%、2014年7月~9月が12.8%という結果となった。

■ 格安スマホ利用者の月額料金は平均2,961円、データ通信量は月平均2.8GB
格安スマホ利用者(N=1,250)を対象に、月額料金について聞いたところ、「1,000円以上2,000円未満」と回答した人が29.5%と最も多く、次いで「1,000円未満」と回答した人が19.7%、「2,000円以上3,000円未満」と回答した人が16.0%という結果となった。これを平均すると月額料金は平均2,961円となった。
また、格安スマホの1カ月の平均データ通信量について聞いたところ、「2GB未満」が24.7%と最も多く、次いで「3GB未満」が19.8%、「1GB未満」が17.9%という結果となった。これを平均すると1カ月の平均データ通信量は平均2.8GBとなった。

※調査では、1,000円未満~20,000円以上まで1,000円単位で取得しています。(MMD研究所無料DLレポート参考)
※月額料金の平均額は各範囲の中間値を基に計算。20,000円以上は20,500円で計算。「わからない」を除くN数で計算
※ 1ヵ月のデータ通信量の平均額は各範囲の中間値を基に計算。10GB以上は10.5GB円で計算。「よくわからない」を除くN数で計算

■ 格安スマホ利用者の46.8%が携帯電話会社からの乗り換え
格安スマホ利用前は携帯電話会社と契約をしていた人(N=1,218)を対象に、現在利用している格安スマホは、携帯電話会社からの乗り換えですか?と質問したところ、「docomoから乗り換えをした」と回答した人が19.5%、「auから乗り換えをした」と回答した人が14.0%、「SoftBankから乗り換えをした」と回答した人が13.3%と合算すると46.8%が携帯電話会社からの乗り換えということがわかった。
また、格安スマホの購入年別で見てみると、2015年購入者(N=363)では60.3%が携帯電話会社から乗り換えしており、2014年購入者(N=629)では47.9%が携帯電話会社から乗り換え、2013年購入者(N=149)では19.6%が携帯電話会社から乗り換えと、格安スマホを購入した年が進むに連れ、携帯電話会社からの乗り換えが増えている傾向にあることがわかった。

■ 格安スマホ利用者の満足度、61.2%が「満足」と回答、格安スマホサービス別では、IIJ mio利用者の満足度が最も高く70.8%
各サービス利用者(各250人)を対象に、自身が利用している格安スマホの満足度について聞いたところ、総合評価で「満足」と「やや満足」を合算し、全体(N=1,250)で61.2%が「満足」という結果となった。
格安スマホサービス別の満足度はIIJ mioが70.8%、OCNモバイルONEが65.2%、BIGLOBE LTE 3Gが62.0%、b-mobileが54.8%、楽天モバイルが53.2%と、IIJ mio利用者の満足度が最も高い結果となった。

月額料金、音声通話品質、通信速度、データ容量、サポート・アフターケアサービスの充実度など計12項目の満足度を見てみると、IIJ mio利用者では、初期費用、月額料金、音声通話品質、通信の途切れにくさ、通信速度、データ容量の6項目で最も満足度が高い結果となった。次に、b-mobile利用者では、オプションサービスの充実度、サポート・アフターケアサービスの充実度、問い合わせ窓口/コールセンターの対応、キャンペーンサービスの4項目で最も満足度が高い結果だった。BIGLOBE LTE 3G利用者では、会員ページ/マイページの使いやすさ、キャンペーンサービスの2項目で最も満足度が高い結果となった。OCNモバイルONE利用者では、購入のしやすさの1項目で最も満足度が高い結果となった。

■ 格安スマホ利用者の購入時に重視した点、今後重視する点は共に「月額料金の安さ」「通信速度の速さ」「現在の電話番号が引き継げること」
格安スマホ利用者(N=1,250)を対象に、現在利用している格安スマホを購入した際に重視した点を聞いたところ、「月額料金の安さ」と回答した人が76.4%と最も多く、次いで「通信速度の速さ」と回答した人が34.2%、「現在の電話番号が引き継げること」と回答した人が18.0%という結果となった。
また今後、格安スマホを購入する際に重視する点について聞いたところ、同様に「月額料金の安さ」と回答した人が73.0%と最も多く、次いで「通信速度の速さ」と回答した人が43.8%、「現在の電話番号が引き継げること」と回答した人が19.0%と重視した点、今後重視する点に変化はなかった。


【調査概要】
・調査期間:2015年4月21日~5月7日
・有効回答:1,250人(OCNモバイルONE、IIJ mio、BIGLOBE LTE 3G、楽天モバイル、b-mobileのSIM利用者各250人)
・調査対象:NTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)、インターネットイニシアティブ(IIJ mio)、ビッグローブ(BIGLOBE LTE 3G)、フュージョンコミュニケーションズ(楽天モバイル)、日本通信(b-mobile)のいずれかのSIMをメインで利用しているかつ、上記MVNOのSIMをスマートフォンで利用している20歳以上の男女
・調査方法:インターネット調査

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