海外旅行調査2015 

2015年06月23日
リクルートライフスタイルに設置された海外旅行に関する調査研究機関「エイビーロード・リサーチ・センター」は、2014年に海外旅行をした18歳以上の男女を対象に、渡航者の実態を把握することを目的に、2015年3月に「エイビーロード海外旅行調査2015」を実施。

<調査結果の要約>

【2014年海外旅行の実態】

■渡航率は全体の15%で、減少傾向。うち、レジャーによる渡航は85%を占める。
■レジャー渡航者のうち、過去、海外旅行に10回以上行ったことがある人の割合が上昇。
 □ここ2年間の渡航率は前年比で徐々に減少。渡航者に占めるレジャー渡航の割合は微増傾向。
 □レジャー渡航者におけるヘビー旅行者(過去10回以上海外旅行経験あり)の割合は58%に微増。
■レジャー渡航先は「台湾」が初の1位。2位に「ハワイ(オアフ島)」、「韓国」は3位に後退。
 □レジャー渡航先1位は初の「台湾」。前年より1.5ポイント増加し、渡航率は14%。次いで前年比0.8ポイント増加で「ハワイ(オアフ島)」が2位。「韓国」は2.9ポイント減少し、僅差ながら3位に後退。
 □同行者別ランキングでは【ファミリー(子連れ家族)】、【ファミリー(親連れ家族)】、【夫婦】、【カップル】の4部門で「ハワイ(オアフ島)」が1位、【友人】、【一人旅】の2部門で「韓国」が1位。
■渡航先満足度1位は「スペイン」。
 □渡航先満足度ランキング1位は、9位から大幅上昇して「スペイン」。2位・3位は昨年の1位・2位からスライドして「東ヨーロッパ諸国」「西ヨーロッパ諸国」が入り、ヨーロッパ勢がトップ3を独占。
 □「ハワイ(オアフ島以外)」が項目別「食事」「買い物」「ナイトライフ」の3部門で1位。

【通貨レートと海外旅行】

■1米ドル=100円を超えると「円高旅行」は減少。円高と感じるレートは1米ドル=96円。
 □2014年に旅行したきっかけとして「通貨レート」は5%未満の少数に。円高と思うレートは平均1米ドル=96円と3年前に比べて+10円。円安と思うレートも3年前比で+11円(平均1米ドル=116円)。

【今後の海外旅行動向】

■今後行きたい渡航先は、昨年同様1位「イタリア」、2位「フランス」、3位「スペイン」。
 □4位に2ランクアップで「ドイツ」。トップ4をヨーロッパが独占。
■2015年行きたい渡航先意向率増加・同率1位で「東ヨーロッパ諸国」、「北ヨーロッパ諸国」。
 □2015年の海外旅行予定者は80%。3年連続で減少傾向。
 □2015年行きたい渡航先として、前年比で増加した渡航先は、同率1位で「東ヨーロッパ諸国」「北ヨーロッパ諸国」。今年は遠距離が人気。


【調査概要】
・調査名:エイビーロード海外旅行調査2015
・調査目的:海外旅行者の予約状況・消費行動、および人気の渡航先・今後行きたい渡航先を把握し、関係各位の参考とする
・調査対象:
 ○スクリーニング調査: 関東・関西・東海の3地域より抽出した18歳以上の男女
 ○本調査:2014年の海外旅行経験者(出発月が2014年である海外旅行)
・調査期間:
 ○スクリーニング調査: 2015年3月11日(水)~3月17日(火)
 ○本調査:2015年 3月23日(月) ~ 3月26日(木)
・調査方法:インターネット調査( (株)インテージのインテージ・ネットモニターを利用)
・調査対象数:
 ○スクリーニング調査:216,703人、調査回収数:71,678人(回収率 33.1%)、調査集計数:71,639人
 ○本調査:7,992人、調査回収数:5,225人(回収率 65.4%)、調査集計数:5,000 人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートライフスタイル]
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