明治安田生命保険は、お盆の帰省シーズンを前に、夏に関するアンケート調査を実施。

【調査結果概要】

○今年の夏休み

■夏休み、本当はもっと欲しい!?
今年の夏休みは「8.1日」となり、理想の日数との差は約4日間!

■夏のボーナスアップの影響!?夏休みに使うお金は「4,405円」アップ!
3年連続の増加で、調査開始以来最高の「89,296円」に!

■「自宅でゆっくり」が10年連続でトップ!
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定も影響!?「国内旅行」も人気!(7ページ)

■心も体もリフレッシュ!「国内旅行」は「北海道」「九州・沖縄」などが人気!
「海外旅行」は「オセアニア」が人気急上昇!

■アグレッシブに行動する女性が増加!?
海外旅行に行く女性の「約5人に1人」が「おひとりさま」で!

○帰省の交通手段と費用

■北陸新幹線開通の影響!?
「新幹線」利用者が増加!「自動車」利用者は減少!

■ガソリン価格の値下がりが影響!?
帰省交通費は減少!おみやげ代は6年ぶりの増加!

【番外編】
〇「夏」でイメージする有名人とその理由

■夏でイメージする男性有名人
「前田亘輝」さん(TUBE)が1位、「桑田佳祐」さん(サザンオールスターズ)が2位!
定番の2人に次いで、「松岡修造」さんがTOP3入り!

■夏でイメージする女性有名人
1位は元プロビーチバレー選手「浅尾美和」さん、2位は「大黒摩季」さん!
3位には「すみれ」さんがランクイン!

【調査結果】

1.今年の夏休み
(1)夏休みの日数の理想と現実
夏休み、本当はもっと欲しい!?
今年の夏休みは「8.1日」となり、理想の日数との差は約4日間!


・夏休みの日数について聞いてみたところ、「8.1日」となり、昨年より「1.0日」減少しました。

・また、理想の夏休みの日数について聞いてみたところ、全体平均では「12.5日」となりました。現実の日数とは「4.4日」の差があり、もう少し長い夏休みがほしいという人が多いようです。


(2)夏休みに使う金額
夏のボーナスアップの影響!?夏休みに使うお金は「4,405円」アップ!
3年連続の増加で、調査開始以来最高の「89,296円」に!


・夏休みに使う金額について聞いてみたところ、全体の平均は3年連続増加し、「89,296円」(4,405円増)と、調査開始以来最高となりました。

・家族構成別では、「既婚」世帯が「102,955円」と昨年から「14,284円」増加し、調査開始以来初めて10万円を上回りました。

・地方別では、「関東」地方が「110,363円」と昨年から「12,164円」増加し、地方別で唯一10万円を上回りました。3大都市圏の金額が比較的高い傾向が続いているものの、3大都市圏とその他の地方との差は、昨年の「30,640円」から「24,745円」と約6,000円縮まっており、地方にも景気回復の波が届きはじめているのかもしれません。

・夏のボーナスについて聞いてみたところ、昨年同様「増えた」(17.0%)が「減った」(12.3%)を上回りました。昨年からボーナスは増加基調にあり、財布のひもが段々とゆるくなってきているのでしょうか。


(3)夏休みの過ごし方と理由
「自宅でゆっくり」が10年連続でトップ!
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定も影響!?「国内旅行」も人気!


・夏休みの過ごし方について聞いてみたところ、トップは「自宅でゆっくり」(67.9%)、2位が「国内旅行」(38.9%)、3位が「帰省」(30.9%)となりました。

・「自宅でゆっくり」する理由のトップは昨年同様、過半数の人が「疲れをとりたい」(52.8%)、2位は「出費がかさむので」(45.6%)でした。

・「国内旅行」は、昨年より1.8ポイント増加し、2位となりました。「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定や北陸新幹線の開通などが、国内旅行人気につながっているのでしょうか。

・円安の影響で減少が予想された「海外旅行」(10.0%)は、昨年並みの結果となりました。円安の影響はあったものの、ボーナスアップなどもあり、大きな影響は与えなかったようです。


(4)旅行の行き先
心も体もリフレッシュ!「国内旅行」は「北海道」「九州・沖縄」などが人気!
「海外旅行」は「オセアニア」が人気急上昇!


・夏休みの過ごし方で「国内旅行」・「海外旅行」と回答した人に行き先を聞いてみました。

・「国内旅行」の行き先は、昨年に引き続き「関東地方」(28.6%)がトップであるものの、昨年から2.1ポイント減少しました。一方、2位の「九州・沖縄地方」(27.3%)は、昨年から1.0ポイント増加しました。「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定の影響もあるのかもしれません。また、5位の「北海道」(20.1%)は、昨年から2.5ポイント増加しました。

・国内旅行の目的について聞いてみたところ、トップが「温泉での休養」(24.9%)、2位が「自然を求めて」(15.7%)となりました。都会を離れ自然に触れたり、温泉でゆっくりするのが、今年のトレンドと言えそうです。また、「史跡や文化財などの鑑賞」(11.1%)は、昨年から4.6ポイント増加しており、目的別に見ても、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録決定の影響をみてとれそうです。

・「海外旅行」では、昨年に引き続き「アジア」(45.0%)がトップであるものの、昨年から19.3ポイント減少しました。次いで「ヨーロッパ」(25.2%)、3位に「北アメリカ」(14.4%)となりました。4位は家族連れに人気の「オセアニア」(13.5%)が、昨年より9.9ポイント増加しました。海外旅行の行き先は分散化傾向にあるようです。


(5)旅行の同伴者
アグレッシブに行動する女性が増加!?
海外旅行に行く女性の「約5人に1人」が「おひとりさま」で!


・旅行の同伴者について聞いてみました。

・国内旅行の同伴者1位は、「家族」(70.4%)、2位は「友人」(14.8%)、3位は「自分ひとり」(8.1%)となり、家族旅行は夏の定番行事のようです。

・海外旅行については、1位は、「家族」(57.7%)、2位は「友人」(21.6%)、3位は「自分ひとり」(14.4%)となり、一人旅の占率は国内旅行より高くなっています。

・男女別では、「自分ひとり」で海外旅行に行く方の割合は、「女性」(17.9%)、「男性」(9.1%)となり「女性」が「男性」を上回っています。海外旅行に行く女性の「約5人に1人」が「自分ひとり」であり、ビジネスにおいて女性の活躍が進むなか、プライベートにおいてもアグレッシブに行動する女性が多いようです。


2.帰省の交通手段と費用
(1)帰省の交通手段
北陸新幹線開通の影響!?
「新幹線」利用者が増加!「自動車」利用者は減少!


・帰省する方に、帰省手段について聞いてみました。

・「自動車」(63.7%)は昨年より3.1ポイント減少し、「新幹線」(20.6%)は昨年より3.1ポイント増加となりました。北陸新幹線の開通により「新幹線」の利用者が増加したのかもしれません。

・「飛行機」(13.1%)は昨年より0.9ポイント増加しました。また、帰省に「飛行機」を利用する人のうち、LCC※を利用する人は、35.6%と、昨年より9.5ポイント増加しました。LCCの利用が浸透し、帰省時に利用する人が増加したようです。

※ローコストキャリア(格安航空会社)の略


(2)帰省に使うお金
ガソリン価格の値下がりが影響!?
帰省交通費は減少!おみやげ代は6年ぶりの増加!


・帰省の際に使う交通費とおみやげ代を聞いてみました。

・交通費は「29,195円」と昨年より「548円」減少となりました。特に「自動車」利用者の交通費は、「17,114円」と、「1,922円」減少しており、ガソリン価格の値下がりも影響しているのかもしれません。

・おみやげ代は「9,535円」(450円増)となり、6年ぶりに増加しました。交通費が節約できた分をおみやげ代に上乗せしているとも言えますが、ここでもボーナスアップの影響が大きいのではないでしょうか。


【番外編】
「夏」でイメージする有名人とその理由
 (1)「夏」でイメージする男性有名人
「前田亘輝」さん(TUBE)が1位、「桑田佳祐」さん(サザンオールスターズ)が2位!
定番の2人に次いで、「松岡修造」さんがTOP3入り!


・「夏」でイメージする男性有名人を聞いてみました。

・「前田亘輝」さん(TUBE)(39.4%)が1位、「桑田佳祐」さん(サザンオールスターズ)(28.1%)が2位で、2人あわせて約7割と圧倒的な結果となりました。また、2015年上半期CM起用社数ランキング1位(※)となった「松岡修造」さん(3.4%)がTOP3入りしました。

・理由を聞いたところ、「前田亘輝」さんや「桑田佳祐」さんは歌から連想された人が大半でした。3位の「松岡修造」さんは「熱い人だから」「汗をかいている姿が浮かぶから」といったイメージを持っている人が多いようです。

(※)ニホンモニター調べ


 (2)「夏」でイメージする女性有名人
1位は元プロビーチバレー選手「浅尾美和」さん、
2位は「大黒摩季」さん!3位には「すみれ」さんがランクイン!


・「夏」でイメージする女性有名人を聞いてみました。

・元プロビーチバレー選手の「浅尾美和」さん(13.7%)が1位となりました。「ビーチの妖精」と呼ばれた浅尾さんを思い浮かべた方が多いようです。2位は歌手の「大黒摩季」さん(10.9%)、3位はモデルの「すみれ」さん(6.0%)がランクインしました。

・理由を聞いたところ、「浅尾美和」さんは「健康的な水着のイメージ」、「ビーチバレーのイメージが強いから」といった声が大半でした。「大黒摩季」さんは男性有名人と同様、歌から連想された人が多く、音楽で夏を感じる人が多いのではないでしょうか。



【調査概要】
調査対象:20~59歳の男性・女性
調査エリア:全国
調査期間:2015年7月1日(水)~7月6日(月)
調査方法:インターネット調査
有効回答者数:1,113人

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[明治安田生命]
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