スマートフォンカメラの利用実態調査(15歳~39歳の男女対象) 

2015年08月04日
MMD研究所は、スマートフォンユーザーのカメラの利用動向並びにカメラの画質実態を知るため、2回の調査を実施。第1弾調査では、事前調査で抽出されたスマートフォンカメラを利用している15歳~39歳の男女5,306人を対象に「スマートフォンカメラの利用実態調査」を実施致しました。
第2弾では、スマートフォンカメラの画質比較調査を予定しています。

【 調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ スマートフォンのインカメラ利用率は73.2%、15-19歳女性のインカメラ利用率が最も高く9割に迫る

■ スマートフォンカメラの性能満足度は70.7%

■ スマートフォンカメラの不満点上位は、「インカメラの画質(22.2%)」「暗がりでの画質(21.9%)」「アウトカメラの画質(20.7%)」

■ スマートフォンに保存している写真枚数は平均976枚 最も多いのは15-19歳女性で平均1,715枚、最も少ないのは35-39歳男性で平均606枚

■ よく写真撮影するのは、男性は「風景写真」で52.9%、女性は「食べ物写真」が44.2%でトップ

■ スマートフォンで撮影した写真、年齢が高くなるにつれPCへ保存する傾向 15-19歳女性ではTwitterへの投稿が40%を超える


【調査結果】

■ スマートフォンのインカメラ利用率は73.2%、15-19歳女性のインカメラ利用率が最も高く9割に迫る

スマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンの内側についているインカメラの利用状況について聞いたところ、インカメラの利用率は73.2%だった。男女別(男性N=2,613、女性N=2,693)のインカメラの利用率は、男性69.8%に対し女性が76.4%と女性の利用率が高いことがわかった。女性の中でも15-19歳の女性(N=539)のインカメラの利用率は88.0%と9割に迫る結果となった。

■ スマートフォンカメラの性能満足度は70.7%
■ スマートフォンカメラの不満点上位は、「インカメラの画質(22.2%)」「暗がりでの画質(21.9%)」「アウトカメラの画質(20.7%)」


スマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンカメラの性能について満足度を聞いたところ、満足(25.8%)とやや満足(44.9%)を合わせて、満足度は70.7%となった。
次にスマートフォンカメラを利用している中での不満点を複数回答で聞いたところ、不満点が最も高かったのは「インカメラの画質」で22.2%、次いで「暗がりでの画質」が21.9%、「アウトカメラの画質」が20.7%と続いた。男女別に不満点を見てみると、男性では「アウトカメラの画質」が22.3%で最も高く、次いで「暗がりでの画質」が19.9%、「ズーム後の画質」が19.6%の順となり、女性では「インカメラの画質」の不満が最も高く25.5%、次いで「暗がりでの画質」が23.8%、「ズーム後の画質」が20.5%という違いが見られた。

■ スマートフォンに保存している写真枚数は平均976枚
  最も多いのは15-19歳女性で平均1,715枚、最も少ないのは35-39歳男性で平均606枚


スマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンに保存している写真の枚数をフリー数値の設問(0~5,001枚※5,001枚以上は5,001で回答)で回答してもらったところ、全体(未回答を除くN=5,193)の平均保存枚数は976枚だった。次に、男女別に保存枚数をみると、男性(未回答を除くN=2,560)平均777枚に対し、女性(未回答を除くN=2,633)は平均1,169枚と女性の方が多い結果となった。

さらに、性年代別にみていくと、最も保存枚数が多かったのは15-19歳女性(未回答を除くN=526)で平均1,715枚、最も保存枚数が少なかったのは35-39歳男性(未回答を除くN=546)で平均606枚だった。年齢が高くなるにつれてスマートフォンへの保存枚数は減少傾向となっている。
(※スマートフォンに保存している写真枚数はフリー数値にて回答を得た数値の平均(未回答を除く)です。5,001枚以上については5,001枚として計算しています)

■ よく写真撮影するのは、男性は「風景写真」で52.9%、女性は「食べ物写真」が44.2%でトップ

スマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンでよく写真撮影するものについて、複数回答(最大3つまで)で聞いたところ、全体では「風景写真」が最も多く44.6%、次いで「食べ物の写真」が38.7%、「友達との写真」が37.6%と続いた。男女別にみると、男性は「風景写真」が52.9%で最も多く、続いて「モノの写真」が39.3%、「友達との写真」が33.4%となった。女性は「食べ物の写真」が44.2%、「友達との写真」が41.6%、「風景写真」が36.5%で上位にあがった。

■ スマートフォンで撮影した写真、年齢が高くなるにつれPCへ保存する傾向
  15-19歳女性ではTwitterへの投稿が40%を超える


スマートフォンユーザーかつスマートフォンのカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,306)を対象に、スマートフォンで撮影した写真の保存やアウトプットについて、複数回答(最大3つまで)で聞いたところ、全体は「PCへの保存」が最も高く40.0%だった。また、15-19歳の女性が「PCへの保存」が2割を切ったのに対し、30-39歳の男性では「PCへの保存」が半数を超えた。15-19歳の女性はTwitterへの投稿が最も高く43.6%となった。


【調査概要】
調査期間:2015年7月28日~7月30日
有効回答:5,306人
 男性:15-19歳510人、20-24歳550人、25-29歳502人、30-34歳501人、35-39歳550人
 女性:15-19歳539人、20-24歳500人、25-29歳550人、30-34歳551人、35-39歳553人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンカメラ利用している15歳~39歳の男女

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[MMD研究所]
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