2014年のモバイルコンテンツ関連市場規模 

一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムは、2014年のモバイルコンテンツ関連市場規模を発表。

2014年モバイルコンテンツ関連市場の合計は、3兆9,046億円

モバイルコンテンツ市場は、1兆4,566億円

モバイルコマース市場は、2兆4,480億円

（単位：億円）
市場カテゴリー／2014年／対前年比
モバイルコンテンツ市場　14,566 135%
モバイルコマース市場　24,480 126%
モバイルコンテンツ関連市場　39,046 130%

一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム（MCF）では 2014 年(1 月～12 月)のモバイルコンテンツ関連市場について市場規模調査を実施しました。モバイルコンテンツ関連市場として、ゲーム系、音楽系をはじめとしたデジタルコンテンツを有料配信する「モバイルコンテンツ市場」と、物販系、サービス系、トランザクション系の 3 分野で構成された「モバイルコマース市場」について結果を公表いたします。2014 年の両市場をあわせた「モバイルコンテンツ関連市場」の合計は対前年比 130％の 3 兆 9,046 億円となりました。また、「モバイルコンテンツ市場」はビジネスモデルの違いからフィーチャーフォン市場とスマートフォン等市場にわけて算出しています。

2014 年モバイルコンテンツ市場は、1 兆 4,566 億円
フィーチャーフォン市場は、1,540 億円
スマートフォン等市場は、1 兆 3,026 億円

2014 年フィーチャーフォン市場の内訳
「ソーシャルゲーム等市場」は 364 億円
「着メロ系市場」95 億円、「着うた系市場」186 億円

2014 年スマートフォン等市場の内訳
「ゲーム・ソーシャルゲーム等市場」は 8,938 億円
「動画・映像配信市場」1,318 億円、「電子書籍市場」は 1,235 億円、「音楽コンテンツ市場」は 692 億円

2014年の「モバイルコンテンツ市場」の市場規模は対前年比135％の1兆4,566億円となりました。調査対象としてはフィーチャーフォン（従来型の携帯電話であり、iモード等携帯電話向けIPサービスの携帯電話特有のサービスやコンテンツが利用できる端末）の売上と、スマートフォン等の売上を対象としております。スマートフォン等市場はインターネット接続可能なオープンOS上でアプリ、ブラウザ等を用いて汎用的な利用ができる端末をスマートフォン等（タブレット含む）と定義し、スマートフォン等に係るデジタルコンテンツを販売する市場をスマートフォン等市場と定義しております。
「フィーチャーフォン市場」は対前年比 63％の 1,540 億円、「スマートフォン等市場」は対前年比156％の 1 兆 3,026 億円となりました。コンテンツの内訳をみると、「フィーチャーフォン市場」では全てのジャンルで減少しています。「スマートフォン等市場」のうち市場の 69％を占めるのは、「ゲーム・ソーシャルゲーム等市場」で 8,938 億円となっております。また、「動画・映像配信市場」が 1,318 億円、「音楽コンテンツ市場」が 692 億円、「電子書籍市場」が 1,235 億円となっております。

2014 年モバイルコマース市場は、2 兆 4,480 億円
「物販系」は、1 兆 3,414 億円
「サービス系」は、8,736 億円
「トランザクション系」は、2,330 億円

「モバイルコマース市場」は、「物販系市場」（一般的な通販を対象とした市場）、「サービス系市場」（興行チケット、旅行チケット、航空チケット、鉄道チケット等を対象とした市場）、「トランザクション系市場」（証券取引手数料、オークション手数料、公営競技手数料等を対象とした市場）の 3 分野に分類しております。3 分野あわせた「モバイルコマース市場」は、対前年比 126％の 2 兆 4,480 億円となりました。

商品を携帯電話から購入する「物販系市場」は、前年比 140％の 1 兆 3,414 億円となりました。「サービス系市場」に関しては、前年比 117％の 8,736 億円となりました。「トランザクション系市場」は、前年比 101％の 2,330 億円となりました。
モバイルコマース市場では、フィーチャーフォンとスマートフォンを合計した市場となっております。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF